クパチーノ再訪

夫のアメリカ赴任について行くブログ

秋の New York

2010年11月19日 | 日記
もうすっかり寒くなっていたニューヨークへお散歩に行ってきました。



今回は、美味しいものを食べて街なかをぷらぷらするのが目的 
これまで改装中や閉鎖中でなぜか縁のなかったカーネギーホールにも、とうとう足を踏み入れることもできました。

セントラルパークはもっと長く歩いていたかった。 



遠くにひときわ高い San Remo ビルが見えます 



最近「食欲の秋」な内容が多くて恐縮ですが、また遡って美味しかったレストランなど日記にしますね 

ニューヨークの美味しいレストラン - Le Bernardin

2010年11月16日 | 日記
「都会」へ行くので、日本食も含め、美味しいレストランも楽しみにしていました 

今回何と言っても美味しかったのは、Le Bernardin (注意:音が出ます)。



海もの系のフレンチのお店です。
暗めの照明に落ち着いたインテリアが大人のレストランという雰囲気 


テーブルに着くと、メニューを決めるまでのおつまみにカニとツナのディップが来ました。

これをあまりたくさん頂いては後のお料理が・・・と思うのに、美味しすぎて止まらない 

(メニューが決まり、パンやお料理が順番に出てくるとこちらのおつまみは役目が終了。
本来ならテーブルから下げるということになるらしく、係の方が手を伸ばしかけました。
とそこで、我々が一瞬固まったのを悟られてしまい、もうしばらく楽しめることに 


さて、どれもこれも美味しそうで迷ってしまっていたところ、
テイスティングメニューという救いの神を見つけて一件落着 



スモークされたマグロはとろりとなったからすみのような美味しさ
上にお漬物(Japanese pickled vegetable と説明されました)が乗っている! 
長細く揚げた昆布はいい風味


大エビ、フォアグラ、マイタケ、の組合せ  
バルサミコソースが合って美味しい~


 雲丹とキャビアのパスタは素晴らしい!
平たいパスタ、タリオリーニにまさにツボをつかれた思い。次回もメニューで見つけたら必須 


ロブスターのレモンソース  
火が入りすぎず、柔らかで風味豊かなお味でいただけました


 鯛の焼き物
パプリカソースがほんの少し甘いピリ辛、キムチソースにも似た感じ
キャビアのように見えるのはタピオカでした


トリュフの乗ったヒラメ蒸し 
こちらのソースはカレー風味。お醤油を使わないお魚向けソースは日本人には参考になりますね


 トリュフとキノコのムース
口の中で広がる豊かな香りがたまらず、鼻をフンフン言わせながら食べてしまったかも 


お口休めのプチケーキ 


 デザートのチョコレートケーキ


フランス料理お決まりの食後のマドレーヌ 
ころころしたマドレーヌは温かかったけれど、バターのしっとり感が少なくてちょっぴり残念


ひと品ひと品、塩加減もちょうどよくて我々の口には最高に合っていました。
この日のランチはビジネス利用のお客様が多かったようです。

写真を見ていたらまた食べたくなってきました! のでこのへんで 

ニューヨークの街角で

2010年11月15日 | 日記
街をぷらぷらしていると、何やら人だかりが。


それにパトカーや、横転している車まで 


見るからにFBI捜査官らしき人物も 



と思ったら、まるでユニバーサルスタジオに入ったかのような撮影現場に遭遇したのでした。

この近くの別の場所では、1ブロックにわたって雪が積もっていたり・・・。
ニューヨークはドラマや映画の舞台としてポピュラーなだけに、撮影現場に通りかかる機会は多そうです。


少し離れたところに撮影隊。関係者用ランチ屋台なども出ていました 


というわけで、銃痕のついた小道具(大道具?)と一緒に記念撮影 

ニューヨーク - セントパトリック大聖堂

2010年11月14日 | 日記
無宗教  な我々ですが、Saint Patricks Cathedral は今回ちょっと気になった建物。
というのも、先日シーズン4まで見終わった Mad men のオフィスの窓からその尖塔がうかがえるシーンがあって
たったそれだけなのですが親近感が・・・


高層ビルの中にあっても存在感があります


夜、建物の裏側から見るとなんだか懐かしい感じ?


側面のステンドグラスが建物内の明かりで浮かびあがり美しい 


休日の朝中へ入ってみると、壮大な建物の中いっぱいに人がいて、礼拝の真っ最中でした。



迷惑にならないようにそ~っと静かに見学 

 まさにお説教、そして歌もありました

先日の夜外から見たステンドグラスを今度は屋内から 


よく考えると、今まで近くを通ったことは何度もあっても、中を見た記憶は無し。
いいきっかけができてよかったです 

ニューヨークの夜 - ロックフェラー・センター周辺

2010年11月13日 | 日記

ロックフェラー・センターには今年のクリスマスツリー  となる樅の木が到着していました

ここで見る素の樅の木は貴重? 
この後飾り付け用の足場が組まれ、お披露目まで幕で隠されてしまいます


近くのお店のショーウィンドウはもうすっかりクリスマス気分 


セント・パトリック大聖堂も近いです  


ベテランズ・デーの週末だったからか、エンパイア・ステート・ビルディングともうひとつ、
写真の中央奥のビルがアメリカ国旗の赤白青3色にライトアップされていました。

(飛行機から青緑に輝く自由の女神と共に見え、フランスデー?と思ってしまったのはヒミツ 

カーネギーホールで Midori を聞く

2010年11月12日 | 日記
Midori はバイオリニストの五嶋みどりさんが日本以外で活動される際に使用されるお名前です。

今回聞きに行くことができたのは、ニューヨークフィルと共演のベートーベンのバイオリン協奏曲(当日のプログラム

 事前にチケットを取りに行くと、他にも来ている人がちらほら。

ホールへの階段はまだ閉じられていました。


こぢんまりした建物入口から外を窺う 


あらためて開演時間より早めに到着すると、ジェントルマンがお出迎え。

建物内は改装されているのでとてもきれいです。

ステージの写真を撮ったところ、「マダム」と声をかけられました 
表示に気付かなかったのですが、ホール内ではフラッシュ無しでも写真撮影禁止だったようです。すみません!


ホールの外では、そこここにノドアメが大量に置かれていました。咳払い防止用ですね 
演奏中比較的静かだったし、帰るときに見るとかなり減っていたので、有効利用されたのかな?

 ホール外壁にかかっている多くの演奏家の写真の中から、オイストラフ氏を見つけました。

 心の師アイザック・スターン氏も  カーネギーホールへは貢献しています
(子供のころに聞いた彼のシベリウスのバイオリン協奏曲が忘れられず<録音です>、バイオリンを始めたようなもので)


開始時刻が迫るにつれ、会場は人でいっぱいに。
チケットは完売だったようです。
隣に座った年配の女性は、「友人と来ようと思ったけど、友人が電話している間に売り切れた。
私は今日、入り口近くで他人から譲ってもらった」と言っていました。
そういえば、我々が入るときにも、手元で余っていないか聞いてきた人がいました。 


Midori さん演奏のCDは持っているけれど、生で聞くのは始めて!
繊細に一音一音とても大切に弾いているのが伝わってきます。
思いがけず、足元からとても激しく動きながら演奏されるので驚きました。

こんな音色が出せたらいいな~と思いながら、そのうち何も考えずに音の流れに身を任せているような感覚に。
そして気付くとあっという間に終了・・・
もっともっと長い間うっとりとしていたかったです。


演奏終了後に希望者には会ってくださるというので、伺ってみました。
もちろん Midori さんの前には長い行列が。
相当お疲れだろうにもかかわらず、次々と握手やサインも 



間近でお会いした Midori さんからはまるで天女のようなまばゆいオーラが感じられました 
素晴らしい演奏をありがとうございました。





後半のプログラム、John Adams の Harmonielehre は始めて聞くものでしたが、
海の中を漂っているような、あるいは宇宙を彷徨っているような、素敵な曲でした 

秋の味覚 - マツタケ

2010年11月03日 | 日記
今年は日本で松茸が豊作というニュースを見ました。
美味しいものが安く食べられるということは嬉しいですね。皆様楽しまれているのかな。

ベイエリアでは、アメリカ産マツタケが売っています。
日本産のものに比べると、色が白くて香りはさっぱりと弱めかなと思います。
その分、お値段もかなりお手頃 


この時期ならではということで買ってみました。

トースターで簡易焼きマツタケ 
柚子胡椒によくあいます

オリーブオイルとレモンペッパーでパスタに 
これは意外に風味も残っているし歯触りもいいし、オイルが合って美味しくいただけました

定番のお吸い物

香りはこれが一番強く楽しめた気がします 


さて、写真に撮っているヒマもないほど、揚げている横から次々と競争のようにたいらげてしまったのは、天ぷら!

ということで、我が家の一番は「マツタケの天ぷら」だったようです 

明日はアメリカ中間選挙

2010年11月01日 | 日記
アメリカ全国での中間選挙が明日11月2日に迫りました。

私自身は関係ないのですが、投票権のある人は週刊誌のような厚さの資料を見て
議員や州知事、副知事(アメリカでは知事が副知事を指名するのではなく投票で決めるそうです)などの投票、
Proposition と呼ばれる法案への賛否など、同時にあれもこれも判断しなければならない様子。

詳細は Official Voter Information GuideElection Guide 2010(SF Mercury News のもの)などでも確認できます。

 
こんなサイトもありました。投票方法や結果などが確認できるようです。

Proposition は番号制になっているので、"YES on 00" などのCMも結構放送されています。
また、例えば、こんなキャンペーンがされていたりも(写真

カリフォルニアでは、19番がマリファナ合法化案で、"The POT Proposition" などと有名にもなっている様子。
ただ、これはあまりCMがありません。
聞くところでは、賛成派も反対派も予算を使い果たしたとか 

マリファナはすでに医療用として使われ、処方箋を持っている人にはマリファナ入りのお菓子も売られていたりするそう。
子供が間違って食べたという事故(Children sickened by pot-laced cookies)も起きています。

ベイエリアの中ではあまり治安が良くないほうで有名なオークランドでは、一部栽培も認可
Oakland Approves Four Marijuana Factories

目先の利益のために安全など大切なことを犠牲にして、結果痛い目も見てきたはずなのに、
こういう法案が出てしまうのが、何に対しても自由なアメリカということなのでしょうか?
マリファナ+車、+銃、少し考えたら恐ろしいことはたくさんあるように思うので、この行方は気になります。
たとえ州で認可されたとしても国としては取り締まる方向らしいのが救いですね。


ところで、私にとって一番インパクトのあったテレビCMは、
シュワちゃん後のカリフォルニア州知事戦を戦っている二人、(Meg Whitman<メグ・ホイットマン>と
Jerry Brown<ジェリーブラウン{知事満期経験が三選禁止規定の制定以前だったため、再出馬可能とのこと}>)
のもの{他にも数人立候補はしているようですが、この二人が事実上の一騎打ちのようです}・・・ではなく、

こちらの団体のCM↓
Chinese Professor (注意:音が出ます)

時は西暦2030年、中国の大学講義の様子。
古代ギリシャ、ローマ帝国、大英帝国と並んでアメリカもすでに衰退した過去の大国として挙げられ、
今では中国に借金を返すために働いているようなものだ、と笑うもの。
もちろん、その原因の(と、このCM内で想定されている)現政府の実行した幾つかの政策を揶揄し、
協力して予算方針を変えさせましょう!というCMなのですが・・・

かの国の人たちはどう感じるのでしょうか?
まるで悪者のように扱われて嫌な思いをしないのか、あるいはむしろ「我が意を得たり」とほくそ笑む感じ???

はからずもまた中国がらみの内容となりました 

     

選挙とは関係のない話を。
つい先ほど、サンフランシスコジャイアンツが56年ぶりにワールドシリーズで優勝しました!
野球はあまり興味がなく詳しくもないものの、地元チームの勝利だとなぜかお祝いする気分になりますね。
開けている窓から祝砲のような花火の音も聞こえ、テレビでは特番も始まりました。
おめでとう