クパチーノ再訪

夫のアメリカ赴任について行くブログ

サニーベールの美味しいレストラン Dishdash

2011年12月22日 | 日記
サニーベールにはカルトレインの駅前にささやかにレストラン通りがあります。



そのなかでひと際混んでいるお店、Dishdash
友人にランチに連れて行ってもらって美味しかったので、仲間を誘って4人でディナーにも行ってきました。


店内にはZAGATの評価も 


お通しをつまみながらメニューを検討 
風味づけされたオイルが美味しい


前菜2種
 
Musaka'a(茄子とトマトのグリル)と Hoset Sabanech(ほうれん草のソテー)


 Tabsi(ラムとビーフの挽肉のカレー)


Shakshuka(海老のカレー)


 Mo, the King of Kebabs(2種類の肉のケバブ)


M'Tabaq(サケと野菜たっぷり)


本格的なものと比べると、おそらくスパイス系はマイルドに味付けされているのかなと思います。
それが我々にはちょうどよかった。
サフランライスなどご飯の量が多いのに、どれもオリーブオイルとスパイスの風味が効いていて、オイル好きの私はなかなか止められない!
持ち帰りにしてもらったものも、美味しくいただきました。
また食べに行こう 

サンフランシスコへ

2011年12月17日 | 日記
久しぶりにサンフランシスコの街へ買い物に。

 
空はまずますの快晴。とても気持ちのいい日です。



朝だったので、ユニオンスクエアはまだ少し寝ぼけ顔


  
早速 Macy's の地下のフードコートでササッと腹ごしらえ。夫お気に入りのアイスクリーム、 BEN & JERRY'S もありますね

その向かい側はどうも新しいレストランの様子
SC Asian
こちらで食べてみました

 
セサミチキン(甘ダレ唐揚げ丼)はご飯の種類が選べます。唐揚げそのものはたくさん入っていて味もまあまあだけれど、玄米にしたらフルーツ系の甘いたれがしみすぎてちょっと・・・ ご飯にチャーハンを選べばもっと美味しかったかな。
スリータコスは夫が全部ビーフで注文。これは地下のファーストフードと考えるとかなりGOOD。チャーハンも美味しい。


今日はユニオンスクエアはそこそこに、SAN FRANCISCO CENTRE(Westfield 系のモール)へ。


このモールはドームがあって、クリスマスのイルミネーションを工夫していました
 


 
色が変わったり雪が回ったり、ちょっといいです


サンフランシスコ市のコマーシャルでも出てくるチョコレートやさん Cocoa Bella があった!
 
たくさんの種類の中から、これはと思うものを選んで箱に詰めてもらいます


 
考えに考えて20個選んだら、こんなきれいなラッピングをしてくれました


モール内にカルビーも!

日本のポテトチップスではなく、芋けんぴ型スナックという感じのものがあり、試食。
自然の味がして美味しかったです。


他にも日系のお店があったり、近日オープンだったり、目に付きました。


それから、クレームブリュレが美味しかったのは Cafe Bellini のカウンター。
濃いめのカフェラテもお腹にしみる感じでした。


冬はあっという間に暗くなりますね。


 
楽しい一日でした。

クリスマスツリーの代わりに

2011年12月14日 | 日記
きれいなポインセチアをいただきました。




去年は何もしなかったけれど、今年はポインセチアに合わせて何か少し、と大きめのオーナメントでガラスのキュリオをクリスマスツリーに見立ててみました。

 

部屋が少しだけクリスマス気分です 


      


お店でよく見るキャンドルもあり合わせで設置。意外に強い火力にびっくり 

 プレゼントもね

皆既月食

2011年12月10日 | 日記
今回の皆既月食はうちからも見られるということで、寒い朝は5時に起きて夫と二人、外に出てみました。
こんな時間に起きられたのは、スペイン旅行の時差ボケがあるから 
(旅行の内容は先のクルーズに続いて少しずつ書きますね)


  

さてさて、外に出たときはすでに欠け始めていたものの、写真に撮ろうとすると月の光が強すぎてなかなか欠けの部分がわかるようなものにはならず。
うっすら雲がかかっているのも邪魔になっているようです。


やっと撮れたのは不思議な形。ぶれたからかな 



 
月は結構速いスピードで移動しながら、ゆっくりゆっくり欠けていきました


 
だんだん光も弱まります


 
もうあと少しで隠れそう
当然なんですが、夕陽が沈むスピード(月が移動するスピード)と比べると、月食で欠けていくのはかなりゆっくりですね


 
写真だともう見えなくなりそうです 直接の光は無くなりました
雲のせいかボーっとはしているものの、肉眼では赤っぽくなってるのが見えました


この後の復活は、夜が白々と明けてしまい、また月もかなり沈んだらしく、残念ながらもう月がどこにあるのか解らなくなりました。

インターネットから見られる日本での様子と比べると、欠けていく角度というのか、最後に残る部分というのか、左右違うんですね。
同じ地球上でもやっぱりちょっと離れているんだなぁ 

スペインの旅 - バルセロナ 最終日 - カタルーニャ音楽堂で(第九と)カルミナ・ブラーナを聴く

2011年12月08日 | 旅行
スペインの旅、最後に訪れたのは、カタルーニャ音楽堂です。
独特の装飾が面白いこちらはガウディの先生だった方の設計のようです。


 公式サイトはこちら


今回は年末ということもあり、日本以外でも第九の演奏されるところがあった  と楽しみに来ました。


ライトに浮かび上がる華麗な装飾 



角の彫刻も立派。写真が暗くて残念です


窓口(?)もかわいい 



開演よりかなり早く来たので表は開いておらず、裏のカフェ側から建物に入りました 


まずは恒例腹ごしらえから
 
カフェテリアの空間も凝っています


 と思ったら、小銭が足りなくてケーキは食べられず。不覚でした


気を取り直して、まだ人の来ていないホールへ 
昔の基準だからなのか、コンサートホールとしてはこじんまりした印象


階段では、飾られていない場所はないのでは?と思えるほど、どこもかしこも装飾されています
 


 
(かろうじて )ゴテゴテした印象にならないのはやはりデザインセンス?


人が入り始めたホールから外のデコラティブな柱を見る
 
モザイクで様々な柄が描かれているなか、薔薇模様のものが可愛い


 開場時間が来ました!


舞台も豪華絢爛  



正面中央のモザイクはカタルーニャの紋章をデザインしたもののようです


様々な楽器が並んでいる中に  バイオリンの女神を見つけました 



柱もひとつひとつモザイクで囲まれて


 
天井の縁取りはクジャクとバラのモザイク。良く見ると作曲家の名前が記されています


パイプオルガンも立派 


 
天井中央がまた素晴らしいステンドグラスです


 
舞台側2階のステンドグラスもロマンチック


左右異なる柱の彫刻 
右側は勇ましい感じです


さていよいよ第九の演奏、と聞き始めたら   

休憩時間にもう帰ろうかと夫と相談したほどでしたけれど、それは前座扱いだったのだということが後半のカルミナ・ブラーナを聞いて解りました。帰らなくて良かった 


豪華なカタルーニャ音楽堂で聞くカルミナ・ブラーナは最高!

スペイン旅行最後の記念として幸せな夜になりました。


それにしても、最初と最後にくる曲「おお、運命の女神よ」しか聞いたことがなかったので、こんなに長いとは。
力強い演奏と歌で全曲たっぷり(同じメロディの2番3番は一緒に歌えてしまってもういいかなと思うくらい )堪能しました。


全曲演奏している動画(注:音が出ます)が Youtube にありましたので聞いてみたい方はどうぞ。

スペインの旅 - バルセロナ 3日目 - サンタ・エウラリア大聖堂

2011年12月08日 | 日記
初日に行きたかったカテドラル(サンタ・エウラリア大聖堂)。
ようやく訪ねることができました。


その前にちょっと腹ごしらえ  


 
タパス数品とイカスミのパエリヤ



地元の“イケメン”警官も御用達のようす 


さて、向ったカテドラル(公式サイト。ポップアップが出たら右上角のXをクリックすれば閉じます)


ちょうどクリスマスの市がたっていたからか、ものすごい人混みに流されるようになだれ込み・・・どこが入り口だったのか分からないほど 



なにやらジャングルのようになっている中庭も、信者というより観光客でいっぱいでした


立派な聖歌檀 


 
すっと高く伸びる柱が目立つ教会内


細か~い彫刻 


 
人が多すぎてあまりゆっくりできないのがちょっぴり残念 


 出口の先の広場はクリスマス市でごった返しています 


 
木でできた素朴なクリスマス飾りのお店も多い


 
こちらはきらびやかな店頭


また静かなときにゆっくり来るのがいいかな 

スペインの旅 - バルセロナ 3日目 - グエル邸

2011年12月07日 | 旅行
すっかりガウディが気に入ってしまった我々。
他にも数あるうちのひとつ、街中のグエル邸も訪れてみました。

ここは最近になって全館にわたる修復が終わったらしく、とてもきれい。
丁寧な音声ガイド(入場料を支払うと貸してくれる)とパンフレットに従って見て回ります。
時おり館内のオルガンの自動演奏が鳴り響いて優雅な雰囲気でした。





にぎやかな通りから折れて地図を頼りに歩いてくると、屋上に変わった形の煙突の付いた建物が


 すぐわかりますね 



 
石造りの重厚な建物です


建物の手前にあるチケット売り場でチケットを買って館内に入ります。


入り口から外を伺い、また、振り返って踊り場から階段を見上げる
 
スペインらしい色遣い


まずは指示に従って、地下の馬屋から
 
今で言うなら地下駐車場? 広々としています


 
馬つなぎもオシャレ


先ほどの階段を昇って上の部屋へ
  
細工の細かい扉


仕切りがエイリアンの館のような・・・ 


踊り場
 
天井もランプも素敵


 
ベンチもステンドグラスもとても趣がありました


テラスに面した部屋の窓もエイリアン調
  
備え付けの椅子は皮張りの模様が凝っています。奥は食堂


 
ステンドグラスはあちらこちらに。どことなく和風(韓風?)な雰囲気のものも


壁の飾りもどこかエキゾチック 
クジャク?七面鳥?それとも火の鳥?


テラスに出て上の窓を見上げます



窓飾りも細かい 


 
ガラスを通した光が反対側の壁の模様に


表通り側のホールは豪華絢爛でした
和風にも見える、凝った創りの天井 


 
この部屋の窓から人々の行き交う通りを見下ろしていると、時を忘れそうです


 
部屋の入り口も大きくてゴージャス。これも家の中ですよ


暖炉のあるこの部屋は、お屋敷で演奏会を開くときに楽団がここから演奏するためにつくられたんだそうです
 
下に見えるのは中央の広間と隣接のチャペル


まるで黄金の間 
家の中の小さなチャペルだったようです


 
ドーム型の天井や途中階の窓を見上げると、物語の世界にでもいるかのよう


オルガン 
このデザインはちょっとソロバンを思い出してしまった 


   
さらに上の階のベッドルーム。暖炉の上の繊細なモザイク画も美しい



この明かり取り用の窓は韓国風にも見えますね


  
硬い材質でつくられた柔らかで細かなラインの装飾がいたるところに


  
こんなステンドグラスがあれば気分はお城!



アルハンブラ宮殿と同じようなタイル張りもありました


屋上にも出られます
塔 

 
風見鶏の代わりにいるのはなぜかコウモリ


思わず笑顔になってしまうひょうきんな煙突群
 




すぐに住めそうなほどきれいに修復されており、やりすぎ(?)感もなきにしもあらずでしたけれど、お城を見学したかのような充実感がありました。
グエル氏はこんな贅沢なお住まいできっとお幸せだったことでしょう。

スペインの旅 - バルセロナ 3日目 - グエル公園

2011年12月07日 | 旅行
ガウディの作品のひとつ、グエル公園はバルセロナの繁華街からは少し離れたところにあります。
とは言っても、最寄りの地下鉄駅があり、そこから歩けないこともない・・・にもかかわらず 
上り坂というのに怖気づいて、グラナダにあったような地元の小型バスを利用させていただいてしまいました。

せっかくなので街中を通る遠回りのルートで乗ってみると、車窓がとても楽しい。
道はやはり狭いところがあり、この小型バスがちょうどよいのねと納得できます。
プリペイドカードを読み取り機にスライドさせて運賃を支払うシステムなのも、また食糧をめいっぱい詰め込んだ袋を提げた地元のおばちゃま御用達なのも同じ。

と、荷物の重そうな年配のご婦人が。乗ってまず荷物を置き、よっこらしょと椅子に座り、ゆっくりカードを取り出して腰を浮かせたものの、備え付けの機械まで戻るのには足へのご負担のある様子。
動きだしたバスは結構揺れています。

思い切って、代わりにやりましょうかと英語と身振りで申し出てみました。
意思が伝わったようで、カードを渡してくれ、スライドさせてお返しするとありがとうの笑顔。
よかった~、と思ったら、スペイン語のおしゃべりが始まりました 

あ、スペイン語解らないんですと英語や日本語や身振りやフランス語まで持ち出して言ってみたけれど(でもスペイン語で何と言うか勉強していなかった。失敗。さらにはカタルーニャ語だったのかも)、結局解らないとわかってもお話しされたいようで、それからは首をひねりながら街並みの説明(憶測です)を聴くことに 
でも、どこで降りるの? と聞いてくれたので(たぶん・・・)グエル公園と伝えると、すぐ近くのバス停があるからと(おそらく・・・)説明をしてくれました。
ほどなくして到着、ここだここだと見送られて笑顔でバスを降りました。


グエル公園のオフィシャルサイトはこちらのようです:El Park Güell
(公園内のバーチャルツアーも楽しめますよ)


入り口にはお菓子の家のようなお店兼事務所




太い柱に支えられた、ひだひだの展望広場が見えます


階段には噴水のトカゲたち
 
人気者で、写真を撮るのも順番待ちでした  


観光客でごった返している階段を上ると、柱で支えられた天井のある広間のような空間、Sala Hipostila に出ます。


 
天井の、宇宙の銀河を思わせるようなモザイクがきれいでした



さらにその上の広場に登ってみました


下からひだひだに見えたのは、これも美しいモザイクで飾られたベンチ
 
皆思い思いに座っています


ベンチの先はとてもいい眺め

遠くに地中海が望めます


しばらくぶらぶらして、遠くを眺めたり、風呂敷のようなマットを広げて売っているお土産物のアクセサリーを見てみたり。
解放感あふれる広場でした。


眼下には、入り口の博物館  と、右側はお土産物などのあるショップ 
博物館では、ガウディ作の家具の展示をやっていました(今回は入らず)


砂糖がけのココアケーキのよう 


公園の西側には、洞窟のように作られた回廊もあります
 


内側に入ってみました 


公園はずっと奥まで、とても広い敷地があります。時間があれば、散策したり、お茶したりできますね。

名残惜しいけれど、今日はここまで。楽しませていただきました 

スペインの旅 - バルセロナの美味しいタパスの店 Ciudad Condal

2011年12月06日 | 旅行
カサ・バトリョを出ると、もう薄暗くてお腹も空き空き。

近くでタパス系を食べられるお店を探したらありました。Ciudad Condal! ビヤホール系のようです。



メニューはリーズナブルな小皿中心。今日のお奨めが黒板に書いてあったりもします。
ガラスのショーケースから選ぶことも可能。


窓際の小さなテーブルで、最高の一日に感謝して乾杯!



二人が大好きなアーティチョークチップス 
カサカサに揚がっている~。これはまた食べに来たい!


 ビアホールなのでソーセージも


スペイン風オムレツ  
固めの仕上がりです


このお店は美味しいということで長居決定 
窓から我々のテーブルを覗いて美味しそう!と入ってくるお客さんも 


マッシュルームとアスパラのソテー 
自然の恵みを感じるお味。大切に味わいたいけれど止まらない


 トマトとナスのラタトゥイユにアンチョビとオリーブ
オイルをしっかり受け止めている肉厚のお野菜たち。お酒に合いますね~


夫がショーケースから選んできたサラダ 
これは割と普通?


 魚の切り身のフライ
ほっくりだったんだと思うけれど、酔っ払っていたのでお味をあまり覚えていません。残念!


お腹いっぱい幸せいっぱいでホテルへの帰途に着きました 

スペインの旅 - バルセロナ 2日目 - カサ・バトリョ

2011年12月06日 | 旅行
ガウディの建築は装飾過多。有名なのはわかるけれど、奇をてらった雰囲気なだけでは? と内心思っていた我々 (反省しています 

サグラダ・ファミリア教会を訪ねてみて、その重みのある迫力にすっかりファンになりました。
ウィーンで昔見たアールヌーボー(ユーゲントシュティール)の建物にも曲線の装飾は多くて雰囲気はどことなく似ていたような気もするものの、ガウディのほうは芯からの動きや暖かみを感じます(素人の感想です)。

そして「直線的な建物と違うから面白い」などというレベルではなくて、とろりと流れているような自然な曲線や美しい色遣いに囲まれると、なぜか居心地の良いこと!
離れがたくなるような愛着の湧く感じは、写真で見ている限りでは解らなかった・・・


というわけで、他の有名な建築、世界遺産のひとつにもなっているカサ・バトリョも見に行ってみました。


公式サイトはこちら:Casa Batlló


場所はバルセロナの大通りのひとつに面しています 


 
隣にもかわいい建物が


入館前に見上げてみると結構高い 


入館料はオーディオガイド(日本語あり)込み。聞きながら回ると勉強になります 






 
玄関を入ってすぐの階段は、なにやら昆虫の館(勝手に命名 )にでも入って行くかのよう




2階ホールのシャンデリアも(写真ではわかりづらいけれど)細かいガラスの装飾がカラフルで素敵です


エプロンがけのお婆さんネズミが座っていそうなきのこ型のベンチスペース 
これを見て「中に入って座りたい!」という衝動があったのは私だけではないはず・・・


  
リビングルームの窓から外の喧騒が見えます。この窓の内側にいる安心感、幸せ感。不思議です


天井ももちろん渦巻き 



部屋を仕切る扉も立派な欄間がついています


小さなところもちょっとのぞいてみたくなりますね 
なぜか懐かしい雰囲気



裏のリビングからはテラスへ出られます 





カラフルなタイル張りのテラスから振り返って建物を見上げました


花台のあるテラスの壁 



エレベーターホールは上からだんだんタイルの色を淡くすることで下まで同じような明るさを感じるようにしているとの解説


海の底から見上げている感じもします 


エレベーターを中心に囲むようにして螺旋階段があり、各戸の扉があります
可愛い中にも趣が 


エレベーターの通過を目撃! 
(歩いて登るのが困難な見学者は使用できます)


  
吹き抜けに面した部屋の窓にも様々に明かり取りや通風の工夫がなされています



案内に従って屋根の上に出てきました。鮮明な色のモザイクがびっしり
 
集合住宅なので煙突が並ぶ、その姿も独特


龍の背中のような険しい尾根のような 


つぼみが集まっているようにも見える十字架は 

 この建物のシンボルになっています


テラス側を見下ろしてみました 


 こちらは道路側



螺旋階段を降りて 



屋根裏部屋も美しい。湿気対策など見えない工夫もされているそう



さてさて、下まで戻って見上げると、もう外は黄昏の様子 


 ライトアップされた姿をもう一度

住まいとして使用されていただけに(今は展示/事務所/ショップなど)非常に見ごたえがあり、生活してみたくなるような素敵な建物でした   

スペインの旅 - バルセロナ 2日目 - サグラダ・ファミリア教会 その2

2011年12月05日 | 旅行
メッセージのありそうな扉を発見 



さて、エレベーターで塔の一つに登ると、こんな高いところに出ました!
 
遠くに目立っているのはトーレ・アグバールTORRE AGBAR 注:音が出ます)という超高層ビルです



「てっぺん」もあと少しで届きそう


 
東側正面中央の上の方にあった白いハトのたくさんいる木の彫刻がこんな身近に。思ったより大きくてきちんと緑色です


 
サグラダ・ファミリアには先に果物や稲穂の乗っている塔がたくさんあったんですね 



こちらの遠くに小さく見える帆のような建物はWバルセロナというホテルだそうです


上の方は歩いて移動できるようになっています。
ところどころ外も覗ける部分は吹き抜け。ガラスなどはありません。
外を眺めながら少しずつ下りになるような構造です。


途中、バルコニーのように出られるところもあります  公園を見降ろすのが怖い 


塔の隙間からも外がうかがえます

この切れ込みは地上から見てもわかりますね


  
近くからだと、窓や壁にも、細かい彫刻・像のほか、文字まで入っているのが確認できます



塔の中から上を見上げると  


 下からはライト


最後は狭くて長い螺旋階段を一気に下ります

足腰が震えているのは、武者震いなのか膝が笑っているのか 


  


教会の建築に関するミュージアムも見学しました。


一部は地下です
 


 
年代別に2030年までの完成度合いが図式化されています。右は完成模型

2026年完成予定とのこと 



 
また出来上がりを見に来られるといいですね

スペインの旅 - バルセロナ 2日目 - サグラダ・ファミリア教会 その1

2011年12月05日 | 旅行
バルセロナといえば、サグラダ・ファミリアですね。
バスで向かうと、最寄りのバス停は少し離れたところ。
街中にあるので見つけられるか心配したのですが、窓から外を覗いていたら建物の向こうにひときわ目立つ異様な塔が!
無事に下車することができました。




近くまで行ってみると、解ってはいたけれどやはり建築中 


 
表面の装飾が細かい東側。よくぞ、という彫刻がびっしりです


周囲に人はたくさんいるけれど、チケット売り場は列も無くスムーズでした。



塔に登るエレベーター付きのチケットを選びました


受難のファザードと呼ばれる入り口側の塔やその周辺は、比較的近代的でさっぱりしているようにも見えます

見上げると、塔の先ははるか彼方


上の方にこれもシンプルなキリスト像が 
この下の入り口から教会内に入りました


中は古い映画に出てきそうな宇宙ステーションのよう?
 
外観の印象から、中ももっともっとごてごてした古い雰囲気を想像していたので、このすっきり感は意外でした
バラ窓や教会らしいステンドグラスは色合いもとても美しい。


正面もとてもモダン 



ぶどうのオブジェに囲まれた宙ぶらりんの小さなキリスト像は少し気の毒 


   
信者でなくても、光の中から神様の言葉が聞こえてくるのではないかと注目してしまいました


座ってみたり立ってみたり、あっちを向いたりこっちを向いたり、しばし不思議な建物を味わってみます。


立体感のある天井を見上げる 
光も入って、不思議と居心地がいいかも



枝分かれしている柱は、あたかも森の中にでもいるような雰囲気です


 
きれいな石造りの階段も気に入りました。木の葉の色や土の色でも素敵かな



椅子のある中央とは別に、脇は廊下のよう


さて、次はいよいよエレベーターで塔に登る時間です 

スペインの旅 - バルセロナの美味しいタパスの店 TALLER DE TAPAS

2011年12月04日 | 旅行
サンタ・マリア・ダル・マル教会の近くでさて夕食をと思ったら、教会を見終わったこの時間、多くのレストランは閉まっています 

参道(勝手に命名)沿いで見かけた、バーに美味しそうなピンチョスが並んでいるお店など、気になるところはいくつかあったのに例によってスペイン特有の魔の時間帯を忘れていました。
お腹が空いて、もっと遅い時間まではとても待っていられない 


と、食事できるよと言ってくれたお店が!

しかも美味しそうな匂いが!


お店の名前は TALLER DE TAPAS。後で調べると、人気があっていくつか出した支店の2号店にあたるようです。


古い石造りの部分が残されている内装 
他にお客様はほとんどいません。皆もっと遅いんでしょう


さっそく、ちょっと贅沢に

無事到着したバルセロナの街に乾杯


メニューはどれも美味しそうで時間をかけて選んでいる間に酔いも回ってきます 
お店の照明が暗めだったので、写真が暗くてすみません。多少明るく加工してあるものもあります


贅沢にイベリコベジョータハムも 
PERNIL GLA


 トマトペーストのパン
定番のお通しは大きいのが出てきました


アーティチョークのクリスピーフライ 
夫の大好きなアーティチョークはパリパリして、うっすらとアーティチョークの苦みのような香りがあって、おつまみにぴったり


 大エビのガーリックオイル焼
磯の風味が日本人には嬉しい


最後はパエリヤ 
飲んで食べてかなりお腹がいっぱいになったので、これは小さいサイズ


満腹のため断念したけれど、デザートも美味しそうでしたよ。

普段それほど飲まないせいか、あっという間に二人のゴキゲンな酔っ払いができあがりました 

スペインの旅 - バルセロナ 1日目 - サンタ・マリア・ダル・マル教会

2011年12月04日 | 旅行
夕方からでも見学のできるところへ行こうと、カテドラルを目指しました。


地下鉄のJaumeI駅(ジャウマプリメール駅)を上がるといかにも参道のような雰囲気の通りがあり、学生などがぞろぞろと向っています。
そこで安心してこのお土産物などの屋台の続く道を進んでいたら、実は方向を180度間違えていたらしく、サンタ・マリア・ダル・マル教会へたどり着きました・・・ 


しかしこれも神様の思し召し。せっかくなので見ていこうと思うと、4時半から開くようでまだ扉が閉まっています。
周囲の細い道をぐるりと一回りしてみました。
感じのいい小物のお店やレストランなどもいくつかあり、おしゃれな雰囲気。

教会入り口から右手に小さな広場があって、クレーンの腕のようなオブジェに火が焚かれ花が供えられています。
きちんと記録しなかったのでうろ覚えですが、確か戦死者(?)を弔うものだったかと思いました。


さて、そろそろ開館時間。高い建物に囲まれている上に冬なので、もう日があたっているのは上の方だけですね。





時間になると、正面と横の扉が開いて入ることができました

内部は天井が高く、ステンドグラスが張り巡らされていて、目を奪われます


バラ窓
 
まだ日が当っているので感動的な美しさでした。写真は本当のきれいな色が出ていなくて残念


側面もずっとステンドグラスが続いています 
重厚で硬い感じの柱や壁と対照的な美しいステンドグラスはため息もの


 
それぞれ異なったデザインで、ひとつひとつ見ていっても飽きることのない美しさでした


ひときわ目立ってモダンだった船の絵のステンドグラス 
地元の船乗りが航海の安全を祈念する目的で建てられた教会だからでしょうか
父が若い頃は貿易船に乗っていたので、不思議な縁も感じました


 


有名な小説 Cathedral of the Seaamazon 日本語版はないのかもしれません)の舞台となったところとして見に来る観光客も多いそう。
全く知らなかったです。


人様の(動画(注意:音が出ます。後ろに流れているバッハを演奏しているのはヨーヨーマとのことです)を見つけましたのでぜひご覧ください。
ていねいに撮影されていて、内部の柱の様子などがよくわかります。
さらに細かくご覧になりたい方は、時間の長いこちら(注意:音が出ます)もどうぞ。


 偶然の間違いに二人で感謝した夕べでした 

スペインの旅 - グラナダからバルセロナへ

2011年12月03日 | 旅行
マドリードからグラナダへは列車での移動でした。
グラナダからバルセロナへは、国内線の飛行機で。


グラナダ空港へのバスは、市内のバス停から乗れるので便利です。


グラナダ空港内はこぢんまりとしているものの、カフェテリアやお土産物屋はあります。


飛行機への搭乗口は屋外へと・・・ 



みんなバラバラに飛行機に向かって歩けばよいようです
こんな自由(?)なのはイエローストーンやグランドキャニオンなどの国立公園近くの空港以来。利用客が少ない地方ならでは?


  


飛行機の中ではまずスペイン語でアナウンスがあり、英語は3番目。途中2番目のはフランス語でもドイツ語でもイタリア語でもなくて何だろうと思っていたのですが、バルセロナに着いて案内表示を見て気がつきました。
カタルーニャ地方は異なる言葉を使用しているんですね 
バルセロナに入った途端、表示の一番上はカタルーニャ語、スペイン語は二番目、という状況で驚きました。
(ま、どちらもほとんど解らないので影響ないんですが 


  


バルセロナ空港に到着 
バルセロナ・エル・プラット国際空港は比較的新しくて立派でした



ホテルまではバス、その後早速地下鉄(リンク先はバス情報もあります)にも乗ってみました。


駅でもらった地図や路線図と、下の小さいのは回数券です。バスが好きなので、これらが結構役に立ちました
    
右の赤いのが回数券などの券売機です


思った以上に都会で、のんびりグラナダから来た身としては少しとまどいも・・・ 


こんにちは、バルセロナ!

(写真はスペイン広場の塔とカタルーニャ美術館)