クパチーノ再訪

夫のアメリカ赴任について行くブログ

停電

2010年09月20日 | 日記
先ほど停電しました。

今回は30分間ほど。思ったより早い回復です。

というのも、前回、ちょうど急に暑くなった日には4時間ほど、夕方6時すぎから10時半ごろまで停電。
その時間はアパートの管理オフィスも閉まった後で、どこへ連絡すれば?と思案したところ、
以前教えてもらっていた、地域の24時間セキュリティー連絡先があったことを思い出し・・・
携帯電話からかけてみると、元気な若い女性の声で「もう連絡来ています!」との返事。
アパートのある周辺一帯が停電になっていたようです。

まだ明るかったし、そのうち復旧するだろうとあまり気にせずバイオリンを弾いて過ごしていたのですが・・・
だんだん暗くなるにつれて楽譜も見えなくなり、ふと「ここはアメリカだった」と不安に。
最大の都市ニューヨークでさえ何度もニューヨーク大停電のようなことが起きているし、
もしやもしや、一晩くらい平気で停電のままなのでは? 

携帯のバッテリーを気にしながらもう一度電話していつ頃回復しそうなのか聞いてみたのですが、
向こうでも「管理オフィスからの連絡待ちなんでわからないんです~」と明るい返事。

さてさて、どうしたものかとようやく真剣に検討にはいりました 
お腹がすいたけど、いつ復旧するかわからない分、冷蔵庫はできるだけ冷気保存のため開けたくない。
灯りが欲しいけど、香りのいいキャンドルはあるものの火を点けるマッチやライターがない・・・
懐中電灯を売っていそうなお店は遠いし車は夫が乗って行ったので無し。
ドアのセキュリティは一応予備の電力で動いている様子。エレベータは止まっていました。

携帯電話がつながることやPCでインターネットともつながるのは確認できましたが
バッテリー切れにはしたくないので両方ともできるだけ温存。
(携帯電話が意外に明るいので、どうしても灯りが欲しい場合には代用、結構重宝しました)


真っ暗な中、とりあえず寝るしかないという結論に達し、その日に限って外食予定のあったラッキーな夫に
帰りにライターと懐中電灯の買い物をお願いして 

寝ているところへ帰ってきた夫の目撃証言によると、アパートの周辺では信号機も消えているし、
戸建てのほうも真っ暗だったとのこと。
PG&E の作業車が来てなにかやっているのも見えたので、かなり局地的なものではないかとも。

キャンドルに灯りがついて二人で小さく歓声を上げ、気持ちが落ち着いたところで電気も復旧しました