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ユーロ円(日足・8h・4h・2h・1h足)観測110522

2011年05月22日 15時20分43秒 | FXテクニカル観測
ユーロ円日足である
ユーロ絡みは最近、ほぼ定点観測化してしまっているが、それは私自身が興味を持っているからに他ならない
というより、ポジションを持っているので興味を持たざるを得ない

このチャートから得られる情報で目立ったものはなく、その場合、これまでの動きが継続すると考えるのが自然だろう
広い上昇チャネルの下限を目指す動きが続くと考えておきたい


8h足である

117円付近でEMAに跳ね返され、金曜日に1円50銭ほど下落して週を終えた
主要オシレータからは全てリバーサルサインが出ていたので、117円処は戻り売りの良いポイントになった
かくいう私自身は、ここからの売りポジションを取り損ねてしまった、残念!
かねてから希望しここにも何度か書いているように、112円後半まで調整してくれれば、そこは絶好の買い場となる、との見方は維持したい
オーバーシュートすれば、112円前半も見るかもしれない、というか見て欲しい
ユーロ円の場合、価格がこの112円半ばより上にあるか下にあるかによって、その意味は全く違ってくるだろう


4h足である

3オシレータ、特に最も信頼の置けるRSIからもリバーサルのサインが出始めているところから、下げ終えた処は良い買い場になると考えられる
ただし、それはその後の継続的上昇を約束するものではなく、あくまで4h足での反発に過ぎない可能性が高い
また、すぐに下げ止まりそうな雰囲気にはなりにくいかもしれない
短い足で目先止まって反転を始めたように見えても、上位の足からはその信号が出ていないところからは、「その先」に注意が必要な局面と見る
とりあえず買いで入る場合、損切ポイントは明確なので、参入しやすく利幅が取れる私の好きな低リスクトレードになるだろう


2h足である

20日の安値引けした様が良く分かるチャートであり、より長期のMAと短期のEMAが、デッドクロスの後、交差しそうでしないでいるところからは、ブッカールールで言う「フラッグスタッフ」の局面に近い
(正確な定義からは、価格が長期のMAにタッチしていなければならないことから、フラッグスタッフではない)
即ち、これから下落トレンドの発生を予感させている
なお、ここで言うトレンドとは、2h足の観察から得られるトレンドであるから、当然2h足でのみ有効なのは言うまでも無い
中期のMAが長期MAを下抜けば、トレンドの発生は確定的となるため、その方向にポジションを持っていれば、爆発的な利益を手にする可能性がある(爆発的とは誇大か、何しろ2h足の殻の中の話だから)
ただし、上位4h足と同様に、オシレータからはより明確にリバーサルサインが発せられているので、この事から、月曜朝一のシドニーでドスンと落ちた所を拾うのが賢いやり方になる可能性がある、先週のユーロ㌦は、前のエントリで「2h足からは反転の匂いがプンプン」と書いたが、この方法で大儲けできた


1h足である
2h足で上昇だ下落トレンドだ、と言っても、所詮は大きな下落チャネルの中での上下動に過ぎないことが改めて確認できる
尤もその僅かな上下動であっても、10枚で取引する以上、30Pips動けば3万円、80Pips動けば8万円の利益をもたらすので、日給としてみれば充分ではあるのだが

オシレータのリバーサルのサインは上位足より強く、反転した際には跳ねるかもしれないが、未だ安心できる買い場ではない
実は先週末の下落局面で、115円半ばに買い指値を置いておいたのだが、約定直前にキャンセルし、PCを落として寝てしまった
(下落はこれで終わらない? とチャートから直観的にひらめいたからである)
翌朝食後にチャートを確認したところ、ドンピシャ中期MA上で週を終えたところを見て、(やはりこれはもう一度、あるいは何度か下値打診をした後で反転するパターンだろう)との思いが強くなった

このブログでは、長い足の観測よりも、短い足から得られる実践的なポジションの取り方の方が人気のようで、これに迎合してこの足に於けるここからの実戦的な戦術を挙げるとすれば、シドニーで週足終値を下回り、なおかつオシレータが安値更新できなければ、もしアクティブなトレーダなら、少ない枚数で打診買いしても良いだろう(ただしこれは観測気球である)
上位時間軸で反転が観測されなければ、反転したとしても、獲れる値幅はそう大きくないことになる、恐らく、それは売り方の利益確定に過ぎない可能性が高い

なお基本原則を今一度確認しておくと、時間軸によって違う結論が観測される場合、初心者では特に混乱してしまう(私はそうだった)のだが、スラブの民芸品(?)マトリョーシカ人形を想像すれば良いのではないだろうか


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