―――――――  世界初!マーケット騒然?!  FXをやるチワワ  ―――――――

~  史上初!チワワがFXで缶詰資金獲得を狙う!当たらない予測は主にテクニカル、たまにファンダメンタルズ、時に雑談  ~

ユーロ円週足・日足・8h足130810

2013年08月11日 08時13分01秒 | FXテクニカル観測
最初に断っておくが、ポジショントークのユーロ円週足である
きれいな5波構成の後、現在はC波が進行中と見られる
言うまでもないがb頂点は5頂点よりも低い
週足が確定したが、上下のヒゲの短い比較的大きな陰線で引けた
3オシレータとも、古典的なダイバージェンスのサインを出しており、価格の方も素直に反落してきた感じだろうか
原則を確認しておくと、週足ではなお上昇トレンド継続中であり、a(\124.97)を下回らない限りは下落トレンドは確定しない

日足である
5頂点とb頂点を結んだ線がわずかに右肩下がりであるため、新たな下落波動の開始と捉えているが、実はこの見方は私のオリジナルではなかった
aは1、bは2となり、現在c即ち3波が進行中という事になる
新下落波動で考えた場合、2波は1波始点を上回らない(下回らない)の原則が守られているため、今後価格が上に跳ねた時には安心して戻り売り参入できる局面ではないか
尤も私はこれ以上売り玉を増やせないほど大きなポジションを作ってしまったので、もしアゲインストに動いたら、矛盾しているが両建するつもりである
先般決済したロングも下げ局面では両建で凌いだが、直面している状況は同じでも、両建てと考えるか、トレンド方向への建て玉追加と考えるかによって、人間の心理的な部分は違ってくるのを勉強した
基本的に両建てとは”損失の先延ばし”だろうが、資金量が豊富な場合には損失の帳消しのために使うこともできるはずだ
ただしこれは先に建てた玉の方向へ幸運にもトレンドが追随するケースでのみ有効で、反トレンド方向へ建てた玉は一刻も早く損失確定するのが最善である事は変わらない
”どんな巨大な損失も、最初は小さな損失から始まった”とは誰の言葉だったか、真理を突き過ぎていて聞くたび胸が痛くなる

8h足である
私に限ってではあるが、実トレードで最も参考になるのは、実は”1波頂点と4波頂点は重ならない”の原則だったりする
続伸続落最大値の目算が立てられたり、戻り(押し目)の終了が想像できるからである
実は先物ではこの原則も揺らいでいて、レバレッジが掛かっているのが原因だそうだが、更に短い時間足ではヒゲが重なるなど日常茶飯事、どこがどの波か特定困難な場合も多く、早めの撤退と参入見合わせの目的で役立つ事もある、というべきか
エリオット波動理論だけでは根拠としてはいささか弱いため、数学的処理のインディケータを組み合わせるのが必須になる

現在の下落3波から導かれる下値メドは、4時間足から\127.2前後と見ており、週足終値から更に1円以上の値幅がある
ここに達した後に反転し、しばしの上昇局面に入るのではないか
ショートポジションの決済はまだまだ先になりそうだ

円インデクス(週足・日足)130806

2013年08月06日 13時12分56秒 | FXテクニカル観測
画像は円インデクス週足である
為替関係では久しぶりの更新となるが、バイクを買ったのでそちらのブログを熱心に更新していたため疎かになった

”あるかないか分らない年金代わりに”、と\110台から逆ピラミディング(苦笑)で買い下がったユーロ円であるが、ボトム時期を見誤り苦しい時期を何とか乗り越えやっと反転上昇に入って以降、当初予定していた\160台での決済を前倒しし、現実的な\130~132台で全ての建て玉を決済した
エリオット波動理論の目算に従ったものであるが、現在までのところ、ベストな決済ができたと考えている
波動延長の可能性を軽視し反転時期が想定より大幅に延び買い下がりを続けている間は正直、精神的にかなり辛かったが、この買い下がり逆ピラミディングが平均コストを下げ玉を増やし、結果的に莫大な利益を生む事となった
今でこそ笑って話す事ができるが、当時は顔色が悪かったに違いない、というか久々に追い証入れた…いつまで経っても下手くそトレードで全面反省だが、結果良ければ全て良しとしたい
なお今回は先物だけでなく、現物のロング分も一旦全て決済した
このまま税金で取られるのは何ともやりきれない気持で、FXの場合経費扱いできるものが極めて少ない事もあり、せめてマンションにでも換えておこうかと物色中であるが、これも長く少しずつ償却すると余りうまみがないそうで、悩ましいところである
購入時よリ価値が増大するものを選ばなくてはならないか

莫大な利益で余裕(?)ができたせいか、現在は、\132~130台でこれまた私にとっては掟破りの大きなショートポジションを持ってみた
こちらの方も、サイクルとしては秋頃までには大きな実をつけ我が家に利益をもたらすことを希望したい

さて円インデクスであるが、民主党政権が衆議院解散を表明した2012年11月時点から恐ろしい勢いで下げ、つまり円が売られ始め、それまでの景色が180°変わってしまったかのような下落ぶりとなっている
これはちょうど3波にあたり、2013年6月までこの恐ろしい勢いは続いた

長く日本経済を苦しめつづけた”元凶”とされる円高は、民主党の撤退と共に去り、まるで新しい時代が始まったかのようであるが、実際にはそれに遡ること1年前、2011年10月が円の頂点だったことがチャートから判明する
2011年といえば、3月には大震災、時の総理大臣管直人氏が8月末に退陣を表明し、現在の代表である海江田万里氏を破った野田佳彦氏が新内閣を発足させたのが10月である
野田さんは民主党の総理だったが、前任2名とは少し毛色が違って見えた
最も民主党らしい総理大臣は、管直人氏ではなかったかと思う

民主党3年3ヶ月の功罪についてここでは触れないが、この政党が日本に遺した爪痕で、後世の日本人に最も影響を与えるのは、実は震災でも放射能でもなく、中国に対し日本を攻撃する口実を与えてしまった点であろうと感じる
民主党が蒔いた戦争の種はすくすくと成長し、どの時点かで必ず火を噴き上げるだろう、少しでも小さな炎となる事を願うばかりだ

管直人氏は山口県宇部市生まれの長州人で、地元の宇部高校に進んだ
宇部高校は人材輩出の特異点ともいえ、テレビでよく聞く名前だけ挙げてみても、松竹の御大、山田洋次監督、管元総理の2つ下には、日本で最もお金持ちの経営者ファーストリテーリングの柳井社長、ジブリやエバンゲリヲンで有名な庵野監督、その1つ下にはカルト裁判で有名な紀藤弁護士など、枚挙に暇がない

山口県といえば、幕末以降の日本の保守本流を形成し導く総本山であり、その保守人脈、具体的に言えば周防国田布施郷グループの影響力を一切借りず総理大臣に登りつめた唯一の人、という点では、管元総理は傑出した才能をもつ人物といえ、綿密に練られた計算の忠実な実行の結果なのだろう
一方、管元総理からは、日本をこのような国にしたい、こうあるべき、という理念なりリーダシップなりを感じる事はなかった
同時期に総理大臣の座を争った長州人として安倍現総理が比較の対象になるが、安倍総理は良きにつけ悪しきにつけ国家ビジョンを国内外に発信し続けているのとは対照的だ
想像だが、管元総理の中では、”日本かくあるべき”よりも”総理大臣になること”自体が目的だったのではないか、そしてそれは就任と同時に達成されてしまったのではないか
実は、恩師が管元総理と個人的な面識があり、管氏とはどのような人物なのか機会があったら尋ねてみたい


さて改めて円インデクス週足である
既出の野田内閣発足2011年10月、このレート上の円の頂点を起点として、2波終点2012年11月民主党退陣を結ぶ線(黄色太線)が、円の中長期低落傾向を象徴する下落のトレンドラインである
この右肩下がりのトレンドラインを上抜けない限り、円は下落し続ける事を表している
その意味で、様様な観測、特にサイクル論を重視すると、円の下落は始まったばかり、の位置にあるのではないか
以前も書いたが、財産の一部を外貨で持っておく事は、対インフレの傍観者ではあるが、円安の対策としては機能する、当たり前過ぎて改めて書くのが躊躇われるくらいだが、恐らく、望まれないレベルの円安とインフレはセットで襲ってくると想定されるので、初期段階の今準備しておく事はとても重要であると考えている

現在は、4波が既に終了したか、あるいは現在も進行中と思われるが、2波が単純な形だった点からは、4波は複雑な形を採るとスッキリするところだ
テクニカル的には、3波が余りにも巨大な波だったため、4波が既に終了しているとするには値幅的にも日柄的にも想定しづらく、ここではトライアングルを形成中であると仮定してみる


円インデクス日足である
3波の衝撃波は強烈だったという他ない、正に、伸び切った円高のゴムが元に戻る過程を見た感じである
この推進力となったのは、安倍総理が連れてきた黒田総裁”異次元の”金融緩和策の発表および実行、とされているが、色々危ない噂のあったあちこちの会社の3月末決算を無事乗り切らせたという実績は評価されるべきである

現在4波トライアングルを形成中であるとすれば、105辺りまでの上昇があってもおかしくない
おりしもCCIからは高値更新および続伸のサインが出たばかりであり、一方RSIからは目立ったサインは見られないものの、中立からやや上昇といったニュアンスだろうか
テクニカル的な計算からは、実は110辺りまでの反転上昇が見込まれ、その時の㌦円・ユーロ円のレートは各、\89・\118前後が導かれるのだが、その場合、この形のトライアングルは否定され、アセンディングトライアングルに描き代えなければならなくなる
いずれにしてもトライアングル進行説が正しいとすれば、メイントレンド即ち円安進行に復帰するには、時間が必要だという事を表していると思われ、お盆を越えた後も長くダラダラ続く可能性を考えておきたい

さてここからは自分にフィードバックするのだが、もし\ユーロ円118前後までの巻き戻しがあるなら、再び我が家に爆益をもたらしてくれる事になるのだが、そう上手く行くのだろうか
いずれにしても来年の納税額が恐ろしい事になる、20%という数字は適正なのだろうか

なお円巻き戻しが終了したら、かなり大きめの㌦円を買うつもり、バーナンキ議長が任期中に始めるであろうアメリカQE3出口政策にベストのタイミングで便乗し、年金代わりとしたい

ユーロ円(週足・日足)観測110703

2011年07月03日 22時33分26秒 | FXテクニカル観測
チャートはユーロ円週足である

雑談が続いたが、ブログ主旨はタイトル通りForexとチワワであり、実はチワワ記事は誰憚る事ない本流なのであった

さて週足でユーロ円を俯瞰して見ると、前回の下落は98年10/5の週\161.968の高値から瓦解を始め、2000年10/23の週に歴史的安値\88.87を以って終了している
時間にして丸2年と3週間、値幅にして73.1円にも及ぶ壮大な相場であった
今回の下落はどうだろうか
2008年7/21の週に付けた高値\169.957、これに前回の下落期間を単純に足し込んでみると、下落終了ターゲットは2010年8/9の週で、実際の安値は8/25の週に付けその誤差わずか+2週間で、\105.41、64.547円の変動を以って終了した(と判断している)
メリマンでは、サイクルの前後1/6は正常(この中に80%以上が包含される)と定義しているそうだが、前回安値\88.87がユーロ円の歴史的ボトムだとしたら、ドイツマルク以来のユーロ円の歴史はただひたすら円高方向、つまり、チャートでは下落期間が長く上昇期間が短いレフトトランスレーションを形成し続けてきたが、2008年7月に付けた\169.96は前回高値を更新しなおかつ、付けるべき2010年8月安値が前回安値\88.87を更新できなかった事からは、新・円安サイクルがライトトランスレーションを勃興(?)させた可能性(:2010年6月のこのエントリ)を考えなくてはならないだろう
サイクル終末で頻発する延長(:歪)はどうなのか等々の問題もあるが、門外漢の私は、下落期間が前回と今回ピタリ同じだった、という可能性のみ指摘しておきたい

円絡みで見ると、先の大震災後の㌦円安値\76.307にしてもそうだが、㌦もユーロも歴史的安値を付けて既に円安サイクルに突入したとの見方が正しいとすると、玉子と鶏どちらが先かは置いておいて、日本経済は実は密かにデフレを脱し新たな成長サイクルに入っている可能性も想定すべきなのかも知れない
2011年4月頭のエントリで「ユーロ円は\240が点灯した」と自説をぶったが、実はこれは、前回高値を更新し、且つ、前回安値を更新できなかった形、即ち月足で足掛け20年にも及ぶ壮大なリバースのH&S(ネックラインは2011年7月¥170付近、現在の価格は右肩ボトム付近)を形成中である、という独自想定をベースとしたものだ
ある時期から(もしかして既に?)商品が総崩れになったとしても、円安がもたらす(?)インフレ効果(やはり玉子と鶏どちらが先か分からない)で、奇しくも大震災が引き金になり、日本経済の新しい夜明け、正に今、暁の中にあるイメージが湧いてくる
なぜだろう理由は分からないのだが、ポジティブであり、良い円安を想起させる

仮にインフレが認知されるような季節が来れば、目減り感から自然に皆お金を使い出すだろうし、下落の止まらない地価が底入れあるいは反転するなど誰の目にも明らかな現象がいくつか起き始めるだろう
もし税収の自然増が起こるところまで辿り着けば、良いサイクル入りは確定的となり、金利または国債価格の劇的な調整はもはや必要なくなり、心理的な圧迫がとれ年金を自発的に納付する人の割合が増え、年金制度はソフトランディングする可能性が出てくるだろう
また、その時期に政権に就く総理大臣は、何をやっても後世、名宰相と称えられるだろう
実際には、神様が用意した昇りエスカレータにたまたま乗り合わせるに過ぎないのだが
(一方、NK225は将来もう1度以上、安値を更新しそれが歴史的ボトムになる、との見方は維持したい)

有名企業が次々に正社員の大量解雇策を発表し、これまで勝ち組と思われていた人達で占められる質の悪い失業率上昇も見込まれる中、既に好景気のサイクルに入った可能性があるとは、にわかには信じがたい

尤もこの辺りの話は高過ぎて、自己資金で細々トレードしている一個人投資家には、全く手に余る一方、自身の投資行動はこの見方をベースにしているので、\109台で仕込んだ現物と、\114台で先月仕込んだ先物の40枚をどこで決済するかは、眠れないほど悩むだろう
一応全て\160指値にしているが、もちろんマーケットが思惑通りに行かない事は誰よりも良~く知っているので、\130~\138付近で一旦全決済する事になるかもしれない
現実的には\123前後が安全かもしれない

いささか脱線してしまった、日足である

UOとRSIでリバーサルサインが出始めているので、現在の上昇は一旦、勢いがそがれる可能性がある
もし下落した場合の下値ターゲットは\115.4付近、それを突破した場合はレンジ下限の\113.5付近となるが、落ちてゆく過程で再上昇の可能性を見極めたい
\113中盤~\114にかけては、非常に強いサポートがあるので、現在のところこれを下抜ける事態は考えにくいだろう

上値は、\117.9付近に蓋をしたような抵抗帯があり、このままこれを突破するにはもう少しエネルギが必要に思える
もしこれを上抜ければ、\121後半が見え始め、伸び代は最大\123後半までとなる
当然だが、ここまで上伸するには㌦円の上値がどこまで伸びるかが重要となる

円インデクス(週足・日足)110617

2011年06月18日 15時32分40秒 | FXテクニカル観測
前回に続き円インデクス、チャートは週足である

前エントリの予想通りと言うか何と言うか、大きく円安円高が進行するわけでもなく、つまりレベル的に動きはなく、オシレータからはとても弱いダイバージェンスが観察されるくらいで、変わったところはない
アメリカ的チャート解析から得られる何か明確な情報はない、というところだろうか
尤も、情報なし、という情報は、私の理解の範囲内から得られたもので、他のトレーダは同じチャートから別の情報を引き出すだろう

一方、日本古来の罫線の視点からは、先週の宵の明星らしきもの・・・に続いて、今週は首吊りらしきものが出現した
下ヒゲの長さはギリギリ首吊りの有資格、という感じだろうが、過去数10本の高値を付けてこの形なら、あるいは、大きな窓を空けてこの形だったならば、なお力強いサインとなったはずだ
言わずと知れた首吊りとは元来、上昇トレンドの頂点付近において、売られながらも最後の力で上げた残骸、と見做されるものであり、先物のみならず、株やFXでもそこそこ有効(70%前後の打率、と聞いた事がある、70%なら充分であろう)だそうだ
FXの場合、24時間運転の特殊性、即ちローソクそのものの有効性がしばしば指摘されるが、その問題も2日の休日が入る週足なら大きな問題にはならないのかも知れない
宵の明星に続いて出現した首吊り風のローソク、上昇トレンドの転換、あるいは減衰を暗示する信号が2週続けて出たわけだが、このサインの通りトレンド一服となるのか、あるいはここを頂点に折り返して円が売られ始めるのか、興味深いところである

因みに私自身は、既に、先週と今週でポジションを作ってしまった
(いささか早過ぎたか・・・)と実は不安になっているところなのであるが、最も強い根拠は(何となく)という「勘」で、アゲインストになってしまっても損切はせず、このままホールドしてみようとも思い始めている
目論見どおりこの辺りを頭に反転してくれれば、年収を稼げるはずなのだが、そう上手く運ぶかどうか
チャートがもう1度強い上昇を見せた後なら、かなり自信を持っていける局面だと思うのだが実際、現時点では微妙なところだ


チャートは日足である

こちらも本当に動きがない
MAからは、より長期のMAと中期のEMAがほぼ重なってきており、このままローソクや赤で示される短期のEMAがこれらを下抜くようだと、グランビルの法則、あるいはガピー氏のMMAと呼ばれる長期投資法にも通じる、売りの好機につながる可能性がある
が、あくまでも可能性はあるだけで、現実のチャートから何らその兆候は出ておらず、ここで早々にポジションを作ってしまったのは、いかにも拙速に過ぎたかもしれない
改めて週足を見直してみると、長期~短期の各MAは、一定間隔を保ったまま見事に右肩上がりの上昇トレンドを描いており、一点の曇りもない、という印象だ

クロス円チャート群を見てみると、上昇を試したものの押し戻され長い上ヒゲを残したものが多く、これは円インデクスでは依然として強い上昇圧力が掛かっていることになる
現時点のテクニカル分析では、円インデクスが下降していく兆候はない、という結論が得られるだろう

ユーロ円(週・日・8h・4h・2h・1h足)観測110529

2011年05月29日 15時33分13秒 | FXテクニカル観測

ユーロ円週足である
4/11の週には\123.3まで上伸したが、その後順調に調整中であり、週末は\115.47で終えた
\113台を打診した事で上下動は10円に及び大きく動いた印象があるが、こうして週足で見ると、とりたてて異変はないと言えるどころか、むしろ水色のEMAとバーが絡んでいるところからは、価格は均衡点に戻った事が観測できる

当ブログでは新年1/2のエントリで「ユーロ円は底打ちした」と判断したが、本当だろうか?
せっかくチャートがあるのだから、歴史に鑑みない手はない
4/11に\123.3を付けた時のこの水色EMAからの乖離率は+6.99%に達したが、直近20年ほど遡って観察した時、「下落トレンド中の正方向乖離率」は最高でも+4.67%に抑えられていた
この事からも、4/11\123.3+6.99%という値からは、既に下落トレンドを脱している可能性が連想されよう

直近20年で、下落トレンドから大底を以って切り返し、この乖離率+7%を超えた事例は2回観測されている
そのうちの1つ、95年9/11の7%超えでは、その後36.4円続伸した
ユーロ円が過去最安値を付けてからの切り返しになる2001年初頭の7%超えでは、その後62.6円もの上伸が実現している
つまり、乖離率が+5%を超え7%を付けたこと自体が、下落トレンドを脱し上昇トレンド入りした最初の証拠(の1つ)である可能性の一方、サンプル数はたった2つに留まり、統計的には意味がない
今回も、今後数10円におよぶ続伸が再現されるのであろうか? 


日足である(教科書の内容を無視して、私の個人的チャネルを表示している)
この見方からすると、価格はチャネル上限に貼り付いているので「強い」となるのだが、オシレータからは、もう1度下値(\113台?)を打診しそうな気配が出ているよう思われる、またその下落がもしあれば、下値固めを完了する事になるのかもしれない
下落が、かねがね言っているように\112台にタッチするのであれば、そこは長期保有口座での「バイ&ホールド」を実行する機会となるはずだ


8h足である
広い上昇チャネルの下限を目指す動きが継続」とは、前のエントリの観測だが、実際そのように終始した1週間だった
MAあるいはEMAからは若干の上昇余地を残し、オシレータからはニュートラルで週を終えた、という印象だ
今週は、\117台を走る緩慢な上昇チャネルの上に乗れるかに注目したい、具体的には5/19に付けた高値\117.22を超えられれば、広いレンジが上に持ち上がる感じだろうが、日足の観測からは先ず下を目指すのかもしれない、そうすると8h足の上昇チャネルを一旦割る事になるので、上げ目線からは形として悪く、売りを誘いやすいものとなる


4h足である
そろそろチャート上の線群が煩いが、上位の序列を確認する目的である
チャートは余り面白いものではなく、グラフィック的な印象からは、色々な意味で煮詰まってきている感じがある
強いて言えば、オシレータの一部から少し、値段が上に跳ねそうな気配がしている位であろうか
上に跳ねると言っても、ここから1円程度に収まるだろうから、やはり何も目新しい所がなくつまらない


2h足である
多くのチャネルが交錯していて見難いが、8h足の上昇チャネル下限近くを横這っている事が確認できる位だろうか
価格が動かないため、MA群が収束してきている
こういう局面ではなかなか手を出しづらいし、敢えて参戦するなら、レンジと見做してスタンダードに逆張り戦法という事になるだろう
逆張り目的なら、オシレータの本来の出番になるはずだが、本当に役に立つのだろうか
個人的には、教科書に載っているようなオシレータの使い方で単純に勝てるとは思えないが、これについては深く考察した経験がないので、よってこれは単なる感想である
実際にはどんなものだろうか


1h足である
印象は上位2hと変わらず、MA群と価格が絡まっており煮詰まってきていると思われる
補助的に引いたラインからは、上下の価格のメドが示されており、上は\116付近、超えたら\117付近、下は\114.7付近である事が想像される
値幅を獲りたいなら、これら上下のブレイクを待ってから仕掛けるのが安全だろうが、刺激が欲しいなら見做しレンジの逆張りが面白いだろう
しかも最後のブレイク時もし正しい波に乗れていれば、ただ黙って見ているだけで利益が膨らむ、というオマケ付だ
正しくない波に乗っていれば悲惨な結果となるが、レンジからの脱出方向は、比較的容易に想像できるのではないだろうか