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~  史上初!チワワがFXで缶詰資金獲得を狙う!当たらない予測は主にテクニカル、たまにファンダメンタルズ、時に雑談  ~

続・前方後円墳マニア

2014年09月07日 11時16分12秒 | 雑談その他
無題
・以前訪問した前方後円墳の近所にも前方後円墳が
以前訪問した最大級120m古墳は、実はある王族(豪族)の第四代墓と考えられているそうで、今回訪問したこの前方後円墳は、その一代前、つまり第三代のもの、と見做されているそうだ
無題2
三代と四代にもし、血縁関係があったなら、親子親戚の古墳が残っている事になる
これは相当にスゴイことなのではないか
そしてこの時代のこの地方には、全国的に大変珍しい”女王墓が、今回訪問の前方後円墳を含めて3例並列しており、”女王の時代”を形成していたそうである
女性の巨大墓は、古(いにしえ)の時代、前日本的な基層文化を想起させる
無題3
なぜ珍しいか?
それは、大陸から流れ込んできた弥生人が元々所属していた文化とは、基本的に、家族あるいは集団、そしてより上位のムラのリーダは男性であり、女性は男性の付属品である、というものだからである
古墳時代は、弥生人の時代の次に来た時代である
無題4
大陸の人達の、”男性重視、女性は付属品”という考え方は、現代においても中国や朝鮮半島住民に受け継がれており、家父長制的宗法制度が旧弊な男尊女卑的な価値観を生み出したもの、と解釈されている
いわゆる”男尊女卑”の程度そのものは時代時代によって変化しているものの、傾向は古代よりほぼ一貫している、とされる
無題12
朝鮮半島では、”女性は従属物”という価値観が特に強いとされているが、これは北方遊牧民の文化の影響、と見られているようだ
現在の中国や朝鮮半島の文化形成に大きく影響した遊牧民の文化では、”食料””装飾品”と同列に、”女性”とは戦利品なのだという
身も凍る話であるが、隣人はそういう文化の継承者なのである、とは頭の隅においておくべきなのだろう
無題10
翻って前日本、そして中世頃までの日本では本来、女性中心の母系社会が根幹に存在してきた歴史がある
簡単に言えば、相続するのは常に女性で、男性はその女性に見初められるよう女性の下に通い、結婚の決定権は女性の母が持つ、というものだ
これは文化であり、”父系が良い”、”母系が優れている”、という議論には多分意味がない
無題5
この、女性を中心とした文化とは恐らく、現在では、4方向からやってきたと考えられている縄文人の、最も大きなルートであったろう南方の文化を色濃く反映したもので、その起源は、新石器時代まで遡ることができる、と考えられている
しかし
この前方後円墳が造られたのは古墳時代、当時の日本列島の支配者側は、後の中国や朝鮮半島から流れ込んできた弥生人であったと考えられている時代なのである
無題8
さて、戦時下にアメリカ軍を迎撃するための高射砲設置過程で発見されたこの古墳だが、発掘が進み実にドラマチックな結果を生んだ
この前方後円墳のクライマックスは、被葬者の全身骨格が後円部頂上から出土した事であった
骨自体は400年代つまり今から1500~1600年前のものであるが、その価値は極めて高く、墓の持ち主が”古代の女王”であり、支配者の属する”人種”が判明した点にある
無題7
時代背景からも、地勢的にも、支配者は大陸から渡ってきた略奪者であればスッキリ単純化されるところだったが、この古墳の主は”彫りの深い立体的な顔立ちで長頭そして低顔”という、大方の予想を見事に裏切る、列島の元々の住人である土着縄文人の特長を色濃く残した”女性の王”だった
無題6
もちろん、縄文人は固定された単一の人種ではない(先述の通り現在は4系統が想定されている)し、弥生人と呼ばれる祖先たちも、いくつもの波があったのだろう
しかし両者の間には大きすぎる相違があり、子孫である後世の我々からは両集団には一定の傾向が見て取れる
無題17
左上は、上野の国立科学博物館で開催された”縄文VS弥生展”の宣伝ポスターである
特に右上の女性は、きつい印象の一重まぶたに高い位置の頬骨、ノッペリした高顔で高身長、と中国・朝鮮半島大陸から渡って来た弥生人の特長が大変良く出ているモデルさんである
左下は、日本土着の縄文系と、大陸から流れてきた弥生系の特長が顕著な小学生の姿
右上は縄文系と弥生系の、肌質から見た祖先の分布予想である(テレビ番組)
左の上下の写真は、典型的な縄文人と弥生人を表しているが、下左の女の子には下右の子と同じく蒙古ヒダが認められるし、右の子は頬骨が低い、これらは何を表しているか?
無題9
現代日本にはもはや、純粋な縄文人も弥生人も存在しないという事だろう
子孫である我々には、誰にも縄文的形質と弥生的形質が混在している
現代日本人はこれら土着縄文系と大陸由来の弥生系とがミックスされたものであるが、街行く人を見る限り、残念ながら(?)弥生系の特長を多く持つ人が多い印象だ
無題13
大雑把に言って、縄文2:弥生8、と言ったところではないか
またこの混合割合には地域差が大きく、基本的に周辺部に行くほど土着縄文人の特長が強く残っているし、近畿地方は日本の中でも特殊な地域で、大陸系の割合が際立って高い
そして時代経過によっても混合割合が変化している事がわかっている
無題11
さて現代日本には、”婿養子をとる”という言葉がある
そして一般の人には、これが古くからの日本の家のあり方だと言われて違和感を感じないだろう
誰言うでもなく男は家長であり、お盆には長男が中心となって祖先を弔う催しを主催する、これが日本の田舎の過ごし方だ、日本の文化だ、と皆なが疑わない
無題14
もちろん、北海道から沖縄に至る列島の本来の住人である縄文人も、土着的な祖先崇拝の気持ちを持っていたと思われるし、これは世界共通のものであるとはいえる
しかし、極端な男性中心社会や祖先崇拝は、後の時代に大陸から渡ってきた価値観が定着したものであり、縄文系の社会の概念とは異なるものだと考えられている
祖先崇拝はインド発祥の仏教には存在しない考え方であるため、恐らく漢民族の土着信仰である道教の概念が仏教と混合して日本で一般化したもの、と考えられる
この間約2000年の時間があるので、この変化は外から来たものではなく、自分自身の中から興ったものであると考える事も可能だろう
無題16
しかし、縄文の基層文化であった母系社会の構造は、広く日本列島に定着していたものの、当時の中国を模倣して作られた律令制下で”ムラ”および”家”が課税の対象になった辺りから崩れ始めた、と考えられている
律令制による課税・徴収の過程で残った記録には、当時の日本では依然として妻が代表して財産を保有していた証拠が残っているというから面白い
そして、最も大きな転換は、支配者側に誠に都合の良い、孔子様の論語の価値観が導入された事によるものだろう
論語では”女性”は徹底的に無視された
縄文社会では家の代表者であった女性だが、大陸人が到来し隅々まで広がり、時代が下って中国製思想が導入されその地位は下がり続け、遂には墓に名前を刻む事すらされない存在に貶められた
中世~近世の墓には、女性はこう刻まれるのが典型であった、”誰兵衛の妻”あるいは単に”女”
明治19年生まれの思想家、平塚らいてうはこう言っている
”元始、女性は太陽であった、真正の人であった”




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前方後円墳マニア

2014年08月31日 18時06分42秒 | 雑談その他
無題2
・最大級の前方後円墳を巡る
マニアを自称している割には、久々の前方後円墳となる
なぜ前方後円墳マニアなのか?
それはこの何とも言えないカタチの魅力にとり憑かれたからであろう
無題6
前方後円墳を見学しに行ったのに、バイクは神社の境内に置くことになった
なぜならば、本来ここは巨大前方後円墳の後円部ふもとにあたる場所だからだ
ギリギリ日陰に包まれる、正に南中の時間帯、太陽は頭の真上に位置する
無題
この古墳が造られたのは400年代、古墳時代中期とされ、大和政権自体は300年代の初期に成立していたと見られているものの、倭の五王時代の只中であったと思われる
倭の五王が歴代の天皇を指すのか、(天皇を含む)別々の5王族を指すのかは分かっていないそうで、その最大の理由は、当時の中国の史書に登場するこの五王の記述が、日本側の正史、つまり天皇系が編さんした歴史書にはないからだそうだ
正史に記述が見られない理由は2つのうちどちらか、1つは、編さん者にとって都合の悪い事実だから、1つは、自分の歴史ではないから、そんなところではないかと想像
無題4
この”頭上注意”の鳥居は、神社のいわゆる(表)参道に設けられているものだが、この参道の先の小高い丘の上の神社は、後世の人が、巨大前方後円墳の正しい価値を認識せずに(?)、前方後円墳の後円部を切り崩して造られたものだという
江戸時代に崩されてしまったこの古墳、全長120m!、前方部幅62m、後円部直径64m、とただただ巨大で、海上交通を支配した王族の墓であるとされる
無題5
門前に伸びる参道から臨む赤い線で示す辺りには、本来は後円部があったとされる
マニアの私から見れば複雑な心持ちになってしまう
無題3
神社として再開発してしまったため、往時の、その壮大であったろう姿を留めていないのが大変残念である
陸上競技場に行くと、100mが実に長い距離であると分かるが、何しろそれを大きく超える全長120mなのだ
無題16
恐らく自然の地形を利用し盛ったり削ったりで形を整えたものと推測するが、それにしても120mもの人口物を造る事ができたとは、大きな権力や財力の持ち主だったのだろう
この手の遺跡遺構を見るたび、他人を自分のために働かせる原動力は恐怖だったのだろうか、それとも何かの利益を与えたのだろうか、と思う
きっと富のばらまき、公共事業的な意味合いが強かったのだろう、と想像
無題15
私に置き換えてみると、友人に日当をやって引越しを手伝わせるのが限界か、いや、今やそれも難しいか
無題12
いくつか鳥居をくぐり参道を歩き切り、広場を抜けて、元の後円部に造られた階段をトコトコ登り切ったところにまた平らな広場があり、そこが神社の本殿
被葬者のいる後円部を削り取ってしまってその場所に建てたもの、不敬である、なぜならこの神社に祀ってあるのは被葬者とは違う人物
上の赤い線は、削り取られる前の、本来の前方後円墳の円墳部分の盛り土高さを示すものである
無題11
神社本殿の最高部と、本来の盛り土が同じ高さだった、と推測されるそうだ
ここは海に程近い場所なのだが、造成当時は白い石が敷き詰められ、海を行き来する船からも、とんでもない遠方からも、それはそれは目立っていた事だろう
無題14
こちらは前方後円墳をほぼ真横から見た構図
見えているのは後円部のみで、巨大な前方部は画面から遥かはみ出してしまっている
その巨大さが理解できる
無題7
神社本殿から後方に伸びる社
ここは後円部と前方部の境目付近になる
前方に見えている斜面は、前方部から地平に伸びる斜面そのものである
無題8
立ち木に覆われた上に元来の地形がかなり崩れてしまっているが、前方部の斜面を見ている
写真では全く伝わらないが巨大である
無題13
前方部の先端付近
地平まではかなりの高さがある
無題10
前方部の始まりを臨む
地平に伸びる斜面がよく保存されているのが分かる
無題17
コチラは我が家の移動式前方後円、新パピちゃん
パピちゃんの後円部が丸く見えている
前方部は画面奥側に伸びている
髪型からか、ちょんまげが似合いそうな頭の丸みである



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WTI先物その後、円インデクスアウトルック、日経インデクス

2014年08月24日 19時02分29秒 | NK225および個別株
WTI日足(140824)
・WTI下落続く
約1月半前に記事にしたWTI先物である
私は為替専門なので、WTIはやっておらず今もノーポジだが、(最近ガソリン高いなあ)で初めて覗いたチャートだった
WTI日足
そんな理由で覗いてみたWTIは上のような状態で、上昇のウェッジをたまたま下抜けした瞬間だった
始まったばかりのウェッジ下抜けが本物かどうか、リテストの有無で確認できる場合がある
今回も、下抜けした価格が、それまで2度打診して抜け切れなかった安値$99付近で見事に跳ね返されて再度上昇に転じている
ここでこのまま続伸すれば、トリプルボトム的な買いパターン発生と見做す事もできたが、今回の場合もっと重要だったのは、フォーメーションを抜けて、リテストするかどうかだった
今回もそれまでの上昇サポートラインに一旦タッチしたものの、もはや再びウェッジの中に入る事はできない、と確認した後で再度下落に転じている
ここが重要な追撃ポイントとなり、その後安値$99付近を突き抜けていった
次のチャートポイントは$91.2付近、ここにも強いサポートが存在すると見られ、一旦利確が吉と思われる
この重要チャートポイント$91.2付近をも下抜けたなら、$83.5付近への到達が現実味を帯びてくる
WTI週足(140824)
コチラはWTI週足
上昇ウェッジのサポートラインは、現在$88付近まで上がってきているが、これを下向けるかどうかに注目である
WTI先物の先週終値$93.4
週足(130806)
ところで、ちょうど1年前の円インデクス(週足)がみつかった
民主党政権が解散総選挙を示した正にその時から円は劇的な方向転換をしたのではないかと推測される
機会があれば別のエントリを持ちたいが、ここは恐らく71年ニクソンショック以来の円高サイクルが、大転換を果たした超重要ポイントであると思わる
日足(130806)
コチラは日足、新しいサイクルが勃興したが、セオリー通り、1波はその大部分を巻き戻した
この時点では誰もその後の大円安を想像できていなかったのではないか
そしていわゆるアベノミクス日銀バズーカと呼ばれる金融政策が始まった日から、怒涛の円売りが始まった
正に推進波たる典型的3波の様相で、たった1本の下落トレンドラインでその性格が全て表現できている
そして1年前の今頃は、チャートも踊り場で4波トライアングルを形成し始めたか?、という時期だった
週足(140824)
その後どう経過したか、先週末時点での最新の週足を確認してみると
これまた怖いほどにセオリー通り、4波トライアングルをトレンド方向に下抜けし、年初早々に5波頂点を形成したと見られ、現在はa波あるいはb波にいるのではないかと思われる
日足(140824)
こちらは日足
5波形成後、a波を形成中か、あるいはもうb波に入ったと見られ、直近はまた下落つまり円安方向の動きが出ているのが気になる
RSIは反転つまり円高方向への押し戻しを示唆しておらず、これは週足MACDでも同様で、週足からも、もう1押し円安が進行しそうな嫌な気配が感じられる
”嫌な気配”と書いたのは、今年の私の収益の柱は5波を付けたことによる円高方向への押し戻しによって実現されるからである
ヨコヨコ相場が長期間続いていて、いい加減じれったくなってしまって、利確してしまいそうになるのだが、ここはじっと我慢の子が良いのだろう
私の中では、20円の値幅を取る”壮大な計画”となっており、絵に描いた何とかにならない事を祈ろう
NK225日足(140824)
最後に株のインデクス
私は株もやらないが、以前は円安と株高がほぼリンクしていた時期もあったものの、現在は相関が下がっているように感じる
インデクスの方は、上がる材料が何もないのに9連騰だ10連騰だと威勢の良い掛け声だけ聞こえてきて大いに違和感がある
官製相場だという事は皆な分かっているので静観するしかないのだが、このような人工的な相場を作ってしまうと、将来の”大きな反動”、が”大いに心配”、になる
もし日経平均が将来的に上昇していくなら、どこかで1回大きく下げておくべきだろう、そしてそれが2波を形成し、3波の本格的上昇局面の土台となるはず
それをさせずに我々の年金資金で固有の会社の株を買い上げるのは反対だし、公的資金で買われる会社と買われない会社が発生するのは理屈としておかしい
で、そのインデクスであるが
RSIからは16200円付近までの上昇サインが出ている、”え?また16000円に戻るの??”、という感じでビックリする
全戻しが発生するというだろう事か
見方によっては、3尊の右肩を形成中・・・なのかもしれないが、いずれにしても、どこかで”健全な下げ相場”が必要になるだろう





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さようなら、こんにちは

2014年08月23日 14時00分54秒 | 雑談その他
無題
新パピ、登場☆ー
パピが旅立ったのが6/14早朝
無題2
16年と11ヶ月も一緒に暮らした、本当の意味で寝食を共にした先代パピ
無題3
いつか別れが来るのは分かっていたとはいえ、それはとても辛過ぎるものとなった
無題4
心の真ん中にポッカリ開いた穴を塞ぐ事ができず、苦しみから逃れるため(?)新しいパピを迎える事態になってしまった
無題5
3ヶ月のチワワちゃん、ウチに来て1ヶ月経つので4ヶ月になる、名前は、また、”パピ”
無題6
そう、なぜか先代と同じ名前で呼ぶ事になってしまった
区別がつかないので、新パピちゃん
無題7
マイクロチップ埋め込み処理済みで、予防接種込みとの事ではあるものの、それにしても近年聞いた事のないような値段だった新パピちゃん
選びに行って、フィーリングで、(この子しかいない)と来たそうだ
無題8
心配なのは、自分では全く水を飲もうとしない点
無題9
飲まないので、家族が交代でスポイトを使って無理やりパピに水を飲ませている状態だ
無題10
しかしながら、そもそも本人に飲む気がないので右の口から入れても左の口からポトポト落ちてしまう有様
無題11
オシッコの色も濃いようで、量も少ない
無題12
大変心配である
無題13
食欲の方も殆どなく、ゴハンもダラダラ食いで、1日の必要量の半分くらいを日中かけて食べさせるが、残してしまう様子
無題14
ゴハンを食べない水を飲まない新パピは、この先大丈夫なのだろうか?
無題15
また、もう4ヶ月なのに体重は700gしかない
無題16
元々小さいチワワが更に小柄だと、可愛いらしさが増すのは良いのだが、それで健康が損なわれる位なら大きい方が良い
無題17
オシッコウンコの躾で庭に出している間も、常に人間が付いていなければならない
猫や猛禽類にさらわれないためである




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原油NY先物、上昇ウェッジを下抜け

2014年07月13日 21時19分21秒 | S&P500およびDJI等
無題
・WTI、当面は軟調な展開へ
さて最近ホンダTodayの走りに力がない
登坂力が落ちてきているのが実感できる、なぜなら、自宅下の急坂を登らなくなってしまったからである
無題2
オバちゃんが自分の家の花壇をいじっているその横を、情けない音だけしてなかなか登って来ない原チャリが、遂には停まってしまうので、降りて人間が押さなくてはならないのは気恥ずかしい
平地での最高速度は以前と変わらないので、低回転域でのトルクが下がってしまったのかも知れない
無題3
以前と様子が少し変わったと言えば、発進時に軽いジャダーを感じるようになった
何にせよ、自宅に帰り着くのにエンジンだけでは足りないのは不便である
で、先週に引き続き2ヶ月先の国内ガソリン小売価格に通じるNY原油先物である
無題4
(何か最近ガソリン、高いなあ・・・)、でたまたま書いたのが、前回のNY原油先物の観測記事だった
それまでWTIのチャートなど覗いたこともなかったのに、偶然にもタイムリーに採り上げる形となってしまったようで、画面に現れたチャートは、上昇ウェッジが煮詰まりつつある形だった
無題5
三角保ち合いの場合、教科書的には5波構成を取り、それぞれa-b-c-d-e波とラベリングされる
最終波を打診した後、その反対側に放れるというのが一般的な解釈となるので、結果として放れの方向が決まるラベリングが重要となるのだが、このラベリングがエリオット波動理論の5波ラベリングと同様にトレーダの頭を悩ませる
無題6
またウェッジとして考えれば、上昇型の場合、典型的には下放れを示唆しており、実際今回はその通りに動いたように見えるのだが、より序列の高い保ち合い(今回の場合、月足の長期上昇チャートの調整4波を指す)に内包される保ち合いでは、どちらに抜けるかの重要度は高くないと言える、その理由は値幅が限られるからである
WTI日足2
で、その後のWTI日足である
先週は戻りなく陰線を引き続け、ウェッジ内に留まりながらも長い上ヒゲで売り圧力の強さを見せつけた翌日、大陰線で勢いよくウェッジ下端を抜けた
更にその翌日は、リテストで唯一の陽線を引き最早フォーメーションには戻れない事を確認してから再下落を開始しており、3営業日連続でウェッジから放れているところからは、下抜けしたことが確定的なようだ
無題7
ウェッジ内で直近高値105ドルを上抜けした動きは、いわゆるダマシだったことになり、価格の下抜けをより補強する材料になりえる(因みにこの時点では、多くのトレーダはウェッジではなく、アセンディングトライアングル上抜けだと認識していただろう)
WTI週足
”日足で下抜けたといっても、あまり重要度は高くない”、と上に書いたが、理由は週足で見れば瞭然
調整4波のアセンディングトライアングルを形成中である事に何ら影響を与えていないのが分かる
ただし、この週足の保ち合いを下抜けするような勢いを伴うという事になれば話は別である
無題8
因みに私は先週、こう書いた
”4波トライアングルの中で、上昇のウェッジを形成中であるが、このウェッジは一般的に下抜けを示唆するパターンである
一方RSIからはリバーサルのサインが出ており、40を切らずに反転すれば大きく上昇しやすい形であり、このようにフォーメーションとオシレータが相反する未来を示唆をする局面では、私なら参入を見送る”
WTI日足
RSIの方を確認しておくと、40を大きく下抜けており、こちらからも下放れをより強く示唆する形となっている
下落幅は先週終値の103.7㌦→100.66㌦、変動率にして3%弱となっているが、日足RSIを見る限り、ダイバージェンス(この場合、正確にはコンバージェンスとなる)は観測されていないところからは、続落の可能性がある
無題9
気になるのは下値メドだが、1方向にトレンドが出ているわけではなく、実際に価格は200日線と絡んだ状態が続いているので、一旦はその200日線を目指すと思われるが、ウェッジを形成し始める前のRSIリバーサルターゲット法からは、最大83.5㌦近辺までの下落が見込まれる
無題10
もちろん一直線には行かないだろうが、仮にこれを達成した場合、108㌦付近からの下落幅は24㌦20%超となる上、長期チャートでの4波トライアングルのサポートをも下抜けする事になるため重要である
それが起こるには何らかの材料を伴う事になりそうだ
無題11
尤も環境は整いつつあるように見える
これまでの徹底したいわゆるリスクオン機運で、ダウは史上最高値を更新し続けているし、VIXが歴史的な低水準に貼りついている点、その一方で金価格が上昇し始めているところ等からは、今後何か悪い方向の材料が噴出する前夜に思える
無題12
定期的に○○危機が起こるのは、偶然ではなく、どちらかというと予定行事に近いのではないか
日本以外の全ての先進国がディスインフレを政策としていた上に、リーマン以降は金融緩和が始まった
これらはいつか必ず巻き戻る運命にあるし、そんな事は中央銀行も承知の上、という事なのだろう
無題13
これから何かの悪材料が出る場合、それが原因で相場が下げ始めるのではなく、伸び切ったゴムが切れる時期に来ているから、悪材料が利用されるというのが真相なのだろう
中央銀行も、金融業界の面々も分かってやっている、いわば出来レースに近い
(どうせ暴落するならそれで一儲け)という考えは理解できなくもないが、証券会社が個人に高値を掴ませては値段を落とすやり方は、明らかに犯罪だろう
危機に振り回され悲劇に巻き込まれる我々庶民はたまったものじゃない
先般のポルトガルの銀行云々は、ここ最近この手の話題が全く無かったところに沸いた点、巻き戻しのハシリである可能性を警戒すべきなのだろう
無題14
最後にポジショントークをしておくと、私はあるクロス円を、人には言えないような枚数ショートしている