「WINDの午後日記」

無事に筋腫の手術も終わりました。これからの「人生の午後」をのんびりつづります。

脳動脈瘤 経過観察行ってきました。

2014-07-11 12:57:24 | 脳動脈瘤
台風はどこに行ったのでしょうね。
大して雨がふらないうちに、台風一過の晴天ですね。気分も晴れやかです。


今日は順天堂で、1月に発見された脳動脈瘤の経過観察のMRIと診察の日でした。
台風直撃だったらキャンセルしようとおもいましたが、問題なく診察終わりました。

結果、忘れないため、メモしておきます。


以前の記事はこちらです。

前回二ミリほどといわれた脳動脈瘤、正確には 2.6ミリくらいとのことですが、
今回特に大きくなったり変形したりしてはいませんでした。ありがたいことです。


日本脳ドック学会のガイドラインでは、未破裂の脳動脈瘤が5ミリをこえたら手術といわれていますが、
こちらの先生の場合は一律にそういう基準ではなく、

大きさの変わらない脳動脈瘤は、ほとんど破裂しない。
逆に大きくなってくる場合には、小さくても破裂する可能性もあるので、
先手を打って予防の手術を検討しましょうとのことでした。

目安としては四ミリになったら、という感じです。
「いまのところまだまだ大丈夫ですよ」とのこと。

穏やかで安心できる先生で、なんだかなごみます。

ネットで調べたところ、手術のリスクは5%くらいあるのですが
なんだかこちらの先生の判断ならば、万が一手術になってもおまかせしようという気持ちになってきました。

手術の方法はふたつあって、
頭蓋骨を開けて外科治療を行うクリッピング術と
腿の血管からカテーテルでコイルを入れるコイル塞栓術があり(当然こちらの方が体への負担は少ないが、クリッピング術の方が一般的らしい)

(それにしても腿から脳って、ずいぶん長い距離を「旅」するんですね)

私の場合どちらになるのかたずねたところ
「我々としては、可能であればコイル塞栓術を行います。
ただ、そのためには、カテーテルを入れてもうちょっと詳しい検査が必要ですので断言はできませんが」とのこと。

筋腫のときに、負担の少ない腹腔鏡手術を方々で断られた記憶を改めて思い出しましたよ(笑)。
そうですよね。普通、負担の少ない手術をしたいって、患者として当たり前のことですよね
こちらから何も言わなくても、負担の少ない方法を推奨していただける今回のありがたさが身にしみましたよ。

ただ、コイル塞栓術の場合、まだあたらしい手術なので、将来的にずっとその効果が維持されるるのかはまだ誰もわからず、
また、手術中に脳動脈瘤が破裂した場合は、そこから開頭手術に切り替えるので、すぐにが施せない分リスクはかえって高まるという意見もあるようです。


ところで、未破裂脳動脈瘤が破裂してくも膜下出血になる確率ですが
私は最初、破裂するのが1%くらいとおもっていたのですが、その後調べたら
それは今後一年間に破裂する確率だそうで、
脳動脈瘤がある人のうち、くも膜下出血を起こす人は1年間に0.64%、つまり1000人中6.4人。
コブが5ミリ以上の人に限定すると、1.1%/年とのことでした。
これが今後一年間に破裂する確率なので、生存年をかけ、
たとえばあと30年生きるとすると、30×0.64 で 19.2%となります。

生涯でくも膜下出血を起こす可能性が20%弱というのは、結構低くない数字のような気もしますが……(^^;)

しかし、そもそもこの数字、外国の調査らしいです。
人種によって破裂率が違うという説や(日本人の場合は血管が細いので2%くらい)、2ミリ程度ではそこまで心配ないのではないかという記載もみかけましたし、
事前に脳動脈瘤のある人をみつけ、長い年月追跡調査するというのは結構大変らしいので、これにかわる決定打となる調査が日本でされたというわけでもないようです。

診断された直後には、この破裂の確率を一生懸命調べた時期もあったのですが
結局よくわからないし、確率をいくらしらべたところで所詮はただの可能性であって、
多分誰にもはっきりしたことはわからないし、
破裂するときは破裂するんだし……とおもい今日は特に質問しませんでした。

まるで、今後の日本株はあがりますか?いつまで上昇しますか?
という質問をするみたいなものですものね。

はっきりしていることは、今2.6ミリのものが4ミリににまでなったら
予防のために早めに手術をする。その場合は、なるべく負担のすくないコイル塞栓術にするとのことです。


今のところ、半年様子をみて大きくなっている気配がないのですが
先生によると、中には20年間まったくサイズが変わらなかったのに、ある時突然大きくなってくる人もいるのだそうです。
なので、当面は経過観察をきちんと続けましょう。とのことでした。


※当初、タイトルが「経過観察終了」となっていましたが、正確には、一回目の経過観察の検査が終了という意味で、経過観察自体は今後もずっとつづきます。まぎらわしくてすみません

それから、
先日の記事にちょっと書いたのですが、治療中の歯にひびがはいってしまい急遽抜くことになり
インプラントにする可能性があるのですが、MRI検査に差し支えないのかどうかを最後に質問しました。

MRI検査前の問診では、インプラントがないかどうかを確認されるので、ちょっと心配になったのです。

先生によると、昔のインプラントは問題あるケースもありますが
現在普通の歯科で使われる素材ならばほぼ問題ありません、とのことでした。

次の検査は来年の一月です。
半年後かぁ。
その頃、どんな事が起きているかなぁ。
楽しい気分ですごせているといいなぁ、と思いました。


こちらが本日の脳動脈瘤2.6ミリです。



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15 コメント

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Unknown (たーたん)
2014-07-14 08:21:44
脳動脈瘤が大きくなってなくて、良かったと思いましたが、やはり心配です。

場所が脳だけに。
しかも手術の方法が難しそうで。

上手く言葉にできなくて( ;´Д`)

とにかく、無理なさらずに。
ご自愛下さい。
返信する
Unknown (WIND)
2014-07-14 10:32:05
たーたんさん。

心配してくださって、ありがとうございます<(_ _)>

リアルな世界では、あまりこんなことをクダクダと言う場もないので、(あったとしても、他人からしたらうっとうしいだろうし)何もない風をよそおいますけど、多分気分のどこかではちょっと不安なので、ここでこうして、いろんなことを書ききってしまうと、かなりふっきれて、安心する部分があります(^_^)←結構単純。
読んでくださってありがとうございます。 

無理しないように、気をつけながら、元気に生活できそうです。

たーたんさんも、体調気をつけてくださいね。
返信する
Unknown (いちご)
2016-01-10 07:56:17
はじめまして。以前の記事にすみません…。実は、私も昨日に脳動脈瘤と診断されました。2.6ミリです。2ヶ所あります。もともと頭痛持ちで、毎年脳の検査をしていました。突然のことで、まだ動揺して怖さや不安が大きい状態です。経過観察をしていくので半年後に検査して、それまで過度なストレスは避けて普通に生活して大丈夫との事ですが怖くてたまりません。本当に大丈夫なのでしょうか?
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Unknown (WIND)
2016-01-12 09:59:24
いちごさん。
こんにちは。お返事遅くなってしまいすみません。
最近診断されたばかりとのこと、どんなにか心配されているかと思います。

私も診断されてすぐは、今すぐにも破裂するのではないかと随分不安に思ってました。

本人はとても不安なんですが、
周囲に言うと、(これは私の周囲だけかもしれませんが)
「別にすぐ破裂するわけじゃないんでしょ?」
「心配しすぎじゃないの?」
「大げさ大げさ(笑)」というかなりの温度差が…
でも本当に、かなり不安ですよね。エンディングノートまで書きましたもの。祖母がくも膜下出血で亡くなっているのでなおさら不安で。

そして、二年経ってみて、今の私は
そんなにびくびくしなくても大丈夫じゃないかな(^^)、という感じです。
(もちろん色んなケースがありますので軽々しく無責任なことは言えませんが)

ストレスをためない方がよいのはわかっていましたが、
今の時代、ストレスのない生活って現実問題無理ですよね。
私の場合、診断されたのが父の葬儀直後だったため
いろいろとストレスのたまる事件(口うるさい親戚とか)があり(^^;)
多分人生の最大のストレス時期でしたが、それでも問題なく乗り切れ、普通の暮らしを続けています。
お酒も飲むし、飛行機にも乗るし。

経過観察は、いままで半年に1回で続けてきましたが、二年間大きくなっていないので、今後は年一回のMRIになりました。
先生によると、「脳動脈瘤は、大きくなるときは一日で大きくなるので絶対大丈夫とはいえないですが、今までの経験上、2ミリ程度のサイでしばらくかわらなければ、あとは一年に一回のMRIでほぼ大丈夫です」とのお話でした。
それほど深刻になることないってことかな、と勝手によく解釈しています。

心配し過ぎも、きっとストレスなので、
のんびりかまえるほうがよいかもしれませんね。

自分にできることは、
万が一頭痛がしたときは、ためらわずに救急車を呼ぶこと、
血圧が上がり過ぎないように注意する、
それくらいしかないですが、
脳動脈瘤ができていることに気づかない人よりも、むしろ恵まれているのかもしれません。(と思うことにしました)

専門家ではないので、何も確かなことは言えませんが、
不安な気持ちを吐きだしたいときには、よければまたいらしてくださいね。
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Unknown (いちご)
2016-01-18 08:09:12
おはようございます。まさかコメントを頂けるなんて、本当に嬉しいです。同じように悩んだ方の言葉が今はすごくありがたく感謝してます。何度も読み返してました。ここでは本音で話せる気がします。再びコメントすみません…。

頭痛持ちだったので、一昨年同様に年末29日にMRIをして結果何もないと言われたので安心して帰ったのですが、次の日の30日と31日大晦日に何度も何度も病院から携帯に電話がかかってきてました。バタバタしてたのでいつもタイミングが悪く出れなくて、なんだろ…と思ってました。そして新年のあの9日に、ふと思い出して病院に電話して院長先生に変わられ電話ごしに「すぐ来てください」と言われたのが始まりでした。院長先生と他2名の先生が同室で話しがあり、まるでドラマでしか見た事がない感じでした。何を説明されても理解できなくて動揺しながらも手にハンドタオルを握りしめて泣くのを我慢してました。
2.6U+339Cで、まだ小さいから経過観察しましょう。普通に生活して大丈夫。過度なストレスや過度な運動は避ける。いろいろゆっくりと話して下さり動揺してる気持ちもくみ取って下さり、次の患者の方がいても最後まで聞いて下さりました。院長先生は脳外科専門で外来の時は少し愛想がなく怖いイメージでしたが、ゆっくりと説明して下さりました。
説明が終わって帰る時も、なかなか車のエンジンをかけれず真っ青な天気のいい空を車からぼーっと見てたのを、きっとずっと忘れないだろなぁと今思います。
嫌な事を聞いたと思うけど、2.6U+339Cと小さい内にわかって良かったんですよって言われても、なかなか、あっ!そっか!とはならず、今も大丈夫!大丈夫!と気持ちの切り替えが完全にできてません。逆に神経質になった気がします。少し頭痛がすると、うわぁU+203CU+FE0E大丈夫かな…とか、仕事でイライラしてしまうと、うわぁU+203CU+FE0EストレスになるU+203CU+FE0Eと。
普通に生活していいと言われて、今まで生活してきた事が合ってるのか、「普通」って何?ってなってます。自分で余計にストレスを作ってしまってます。経過観察で薬もない事が不安だったり、セカンドオピニオンも考えてます。仕事は保育士をしています。幸い上司はすごく理解のある方ばかりで仕事の無理ないように配慮を考えて下さってます。園児を乗せるバス添乗も外して下さいます。普段の生活は1人暮らしをしていて、父親は心臓の病気で無理をしてはいけないので心配かけたくなく、まだ言えてません。1人暮らしをしてると急に怖くなったり、朝起きると、今日も無事に起きれたと考えてしまうようになりました。そんなに心配しなくても大丈夫と思うかもしれないのですが、今はまだ不安がいっぱいです。結婚も出産もしたい。好きな人と一緒にいたい。そんなことまで考えてしまいます。それでも、今なにができるか、出来る事から始めようと考えて、病気の神様で有名な神社にお参りに行く事や、なるべく残業しないで帰ったり、それぐらいしかできてません。院長先生は、仕事も何でも楽しかったら何してもいいしストレスにならなかったらいいと言ってました。ネットで情報を見ると怖い事ばかり書いてるので、なかなか見れなかったり。たぶん怖い事しか目に入ってないのだと思います。半年後の検査も、不安だから3ヶ月か、1ヶ月に1回したいぐらいです。それで大きくなってなくて気持ちが落ち着くなら。
不安がいっぱいで、長くなってすみません…。
本当に大丈夫なのか不安で怖いです。
薬もないし、大きくなるのを待ってる感じがして、たまらなく怖いです。
返信する
Unknown (いちご)
2016-01-18 08:14:46
先程のコメントで、記号がうまく変換できてない所がありました。

『2.6ミリ』部分と、あとは記号がうまく変換できてませんが、文章に問題はないので、そのまま読んで頂けると幸いです。

すみません…。
返信する
Unknown (WIND)
2016-01-20 10:00:24
いちごさん

おはようございます。
その後ご気分は少し、落ち着いてこられましたか?
心配されている今の不安な気持ち、とてもとてもよくわかります。

私の場合はもともと激痛があって病院に行き、そこで調べたら破裂はしてなかった(よかった度80%)
でも、未破裂の脳動脈瘤もみつかったから手放しでは喜べない(不安度20%)
みたいな感じで、破裂してないことでまずほっとして、
その上で「多分大丈夫だけど念のため警戒」という感じが強かったのですが、いちごさんの場合は電話での緊急連絡になったので、衝撃がはるかに強いですよね。
その分、私よりも、きっともっと不安な気持ちに襲われたのではないかと思います。
その状態で、普通に過ごすように、といわれても一体何をどうしてよいのか全然わからないですよね。

私が不安な気持ちがちょっと落ち着いたのは、半年後の一回目の経過観察で、
「全然大きくなってないですよ」と言われてからです。
それまでは不安で、友達と飲みにいくのも断ったり、
一人でいるときは、このまま倒れたらどうしようと思ったり
眠る前に、このまま目が覚めないかも、と思ったり。
最初の経過観察までの半年が一番不安でたまらなかったです。

その後、計三回の経過観察があって、私もサイズは2.6ミリなんですが、先生は「前回と全然かわってないですね。それに二ミリ程度だとほとんど破裂はしないですよ」
といつもにこやかにおっしゃってくださるので、
経過観察のたびに少しずつ不安な気持ちが減ってきました。
いちごさんも、まずは一回目の経過観察で、「前回から大きくなってないですよ」と言われれば、
いくらかでも不安な気持ちが薄れるかもしれないですね。
何か理由をつくって、少し早目に経過観察に行ってしまってもよいかもしれないですよ?

脳動脈瘤って、100人に一人はあると言われています。
だから人ごみに立ってぐるりと周囲をみわたせば、
その中の数人の人に脳動脈瘤があるわけなんですよね。
だからって何かの慰めにはならないですけれども、
きっとそんなに大勢いるんだから、多分それほど異常なことではないのだと思います。というかそう思うようにしています(^^;)
結婚にも出産にも、きっと問題ない、きっと幸せに過ごせると私は思いますよ。

一人暮らしはさぞ不安だろうと思いますが、
それでもお父様を気遣って、言えてないというのは、いちごさんの優しさですね。
職場の方に恵まれているようですから、ストレスのない状態でお仕事続けられるとよいですね。
心配し過ぎはかえってマイナスですから、
(そうは言っても「マイナスのグルグル思考」を止めるのが難しいのは私も経験済みなんですが)
今目の前にある楽しいことに夢中になるのが一番かもしれないですよ。
その過程で、ちょっとストレスがたまっても、多分その程度だったら大丈夫!!
そんな風に私は思って日々暮らしております。

手術もそれなりにリスクがあるので、今のところあまりすすめられないですが、10年もしたら、もっと簡単で(一泊とかで)リスクの少ない手術ができるようになるんじゃないかなぁと楽観的に思ったりしています。
楽観的すぎるかな?(笑)
でも、医療は日々進んでいますから。

それまでは、ひどい頭痛がしたら遠慮せずに救急車を呼ぶこと、
血圧が上がり過ぎないようにすること
この二点だけ気をつけて、お互いに元気にいきましょうね!!
返信する
Unknown (いちご)
2016-01-28 20:39:01
こんばんは。
ご丁寧なお返事ありがとうございます。
すごく心がホッとします。

おとついに、セカンドオピニオンをしました。
とてもいい先生で、少し気持ちも変わり、信頼を持てるのではないかと感じ、ここにしようと決めました。

そして、より詳しく精密に検査する事になり、本日CT検査で造影剤をしました。
全身を固定される事に恐怖と不安でしたが、看護師さんから「無事に終わりましたよ」と言う声が何よりも嬉しくて安心できました。

『無事に』という言葉の重みに、まだ検査の段階なのに、こんなに嬉しいのかと感じました。

結果は、もう少し先になりますが、またお話聞いて頂けたら嬉しいです。
返信する
Unknown (WIND)
2016-01-30 14:46:14
いちごさん

セカンドオピニオン行ったのですね!
信頼できる先生と出会えるかどうかって、本当に大事ですよね。
良い先生と出会えたようで、よかったですね。

いちごんさんの文章からも、以前よりも明るい感じがつたわってきました!
 
ていねいな検査をされたようだから、それだけでも安心ですよね。結果がでて、落ち着かれますように!

以前の先生は、ちょっと深刻な感じでお話をされたようですけれども、そんなに心配することもない、という結果がでれば、あとは先生にお任せして、少し安心していられますよね。

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Unknown (honestycat)
2016-02-14 00:54:40
こんにちは。
Amebaで、未破裂脳動脈瘤のブログを書いています。

順天堂医院と言うと、大石医師ですね。
私もこの病院で脳動脈瘤が見つかりました。

でも、右目視神経のそばなので、手術はしないほうが良いと言われました。もうすぐ見つかって3年ですが、大きくなっていません。

脳動脈瘤瘤の手術は、破裂の可能性よりリスクがあります。

ぜひ、山口研一郎医師の「脳 受難の時代」「脳ドッグは安全か 予防的手術の実態」を読んでみてください。
予防的手術で、廃人、死亡したひとたちの例がたくさんでています。
安易に手術をするのは良くありません。健常者が重度の障害者になってしまうことが多々あります。
2ミリなら、ほとんど破裂しません。
経過措置が一番です。
10ミリ以下なら破裂する可能性は低いとのこと。
あろは、瘤ができた部位にもよります。

特に最近、脳血管内手術では、ハイドロゲル・コイル(マトリックス・コイル)を使う病院が増えていますが、私は慈恵医大で、このコイルを使い2度もコイルが出てきてしまった女性と遭いました。2度とも、ステントで抑えているとのことです。つまり、本来の瘤以外のところに人工的な瘤が2つもできているということです。

実はこのハイドロゲル・コイル(マトリックス・コイル)はまだ安全性が確立されていません。
虎の門病院は、入院して手術の前々日の深夜に「治験に参加してくれ」と言います。逃げられないようにして、治験に参加させられます。私は、翌朝退院してきました。
「断っても、松丸祐司医師がハイドロゲル・コイルのほうが良いと思ったら、使う」と言われたからです。
松丸祐司医師は、ハイドロゲル・コイルでの手術のサンプル例が欲しいのです。
ちなみに、この治験は、手術代、入院費、食事代もすべて患者負担です。

順天堂医院でも、このコイルを使う場合があるとのこと。
ハイドロゲル・コイル(マトリックス・コイル)はおむつのポリマーと同じ素材を使っています。加工方法は違いますが、その素材が一生変化をしないとは考えにくいです。

治るはずの手術で、重度の障害者になってしまうのは絶対に納得がいきません。

ぜひ、山口研一郎医師の本を一読してください。
「けんた」さんのブログにも、失敗した方のコメントが書かれています。
失敗例は多々あります。

もし、手術する場合には、医者の説明をICレコーダーで撮っておく必要があります。

医者はお金と練習のために、手術をやりたがります。





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