「WINDの午後日記」

無事に筋腫の手術も終わりました。これからの「人生の午後」をのんびりつづります。

事の発端、三年前。そして、「おへそ」と「ゴム」

2013-08-27 14:29:28 | 子宮筋腫
そもそものことの発端について書いてみます。


3年前、倦怠感がひどいということで総合病院に行ったのです。
主な症状は、腰痛とめまい、それと貧血、倦怠感がひどい時がある、その程度です。


そこで子宮筋腫があるとの指摘がありました。当時4センチでした。
それが半年後の経過観察で10センチになり、

そして、その後の経過観察で、以下のような出来事が(笑)

当時書いていた別のブログの記事をそのまま転載します。

(急なことでちょっとパニックになっていたので、おかしな具合にテンションあがっていますが
本人実はまじめに動揺しております)

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今日は、総合病院の婦人科に行ったんです。


子宮筋腫があるとのことで6月にMRIを撮って、
今日は、その後の経過を超音波で調べるということだったんですが、


それがですね、
診察室に入るとき、いつもの女医さんが、私に聞こえないようにそそくさと引継ぎみたいのをしていたのが実は聞こえちゃったんです。


なぬ!!と思って、診察室に入ったら、
いつもの女医さんじゃなくて、別の先生でした。

おじさん先生でした。
婦人科部長の先生です。

今までの女医さんの上司ですね。


とりあえず、MRI画像をモニターに出して、おじさん先生の説明が始まりました。

(??あれれ、今日は、超音波の診察なのでは??)

まあ、いいけど、

すると、そのおじさん先生は、


子宮筋腫のMRI画像を示して、

「ほら~。おおきいでしょう」

と、ちょっと得意げ(?)に、まるで自分が育てたスイカの自慢話でもするように、言いました。

「子供の頭くらいあるよ」

「……はい、確かにデカイですが」

ええと、その結果は6月にすでに見せられたんですけど。
んで、その時、女医さんは「手術する必要はないから、三ヶ月ごとに経過を見て行きましょう」と言ったんだけどなぁ。
そもそも、今日はそれで来たんだけどもなぁ。

などという、私の戸惑いをものともせず、先生のスイカ自慢は続きます。

「ほら、これがおへそ! これが背骨、わかる?? 大きいのわかる?
これはもうね、ゼンテキしかないね」と、なぜか先生さらに得意げ。

「ゼンテキ?」

「子宮の全摘出」


って
おいおい、ちょっと待って、聞いてないよ。



「まあ、僕だったら取るね」と先生。


先生そんなお茶目なことを。だってそりゃ、先生は子宮ついてないでしょう。

あ、そういう意味じゃないか。先生の立場としてという意味ね。


「子宮を取ったことによる問題ってないのですか。なんか、いろいろ、後が大変とか聞いたことあるんですが」

と、とりあえず、平静をよそおってみる私。

先生は、「あ、それは気のせい。女性を女性たらしめているのは卵巣だから、子宮はなくてもいいんだよ。まあ取っちゃったほうが、何かと、あとあと楽だからね。ははは」


「……ははは……」

雰囲気に飲まれて、混乱しながら笑ってみました。私。

それからいくつか質問したんですよ。

本当に子宮摘出しなけりゃならないほどの状態なのかとか他の選択肢はないのかとか
 (回答:後になればなるほど手術は大変になるから、今した方がいい)、

なぜ前の先生はこのままで問題ないといって、
急に今日になって診断がそんな風にかわったのかとか、
 (回答:女性の先生は、そういうこと言いたがる傾向があるんだよね~)

そのほかにもあれこれ。

よほどしつこかったのか、
先生はちらちら時計を見ながらも、質問には答えくてれましたが

最後は、「まあ、結局は切ってみなけりゃわからないよ」とざっくりとまとめた回答が帰ってきました。


「今決めなくていいから、とりあえず、持ち帰って考えて。
でも、僕は切るのをすすめるね~。
普通、このサイズなら、間違いなく全摘だね」

といいながら、大きく、一文字三センチくらいのサイズで「全摘適用」とカルテに書いてましたよ。

先生、その文字、でかすぎますよ。

そこで、ここまで黙っていたダンナが(そうなんです、今日はダンナも一緒にいってくれていたのです)

「ええと、急に大きくなったので、もう一回MRIを撮って前回からの変化をみることはできますか」

先生、難色を示す。

私が想像する、先生の心の声↓

(なんで? 今、僕、切った方がいいって言ったでしょ。今更もう一回MRIなんて、そんなことしても無駄なんじゃないの)

こんな風なんじゃないかとおもったんですが、


まあ、だんなが穏やかに質問を交えながら再度言うと

「ま、それもいいかもね。じゃもう一回MRI撮っておく?」と先生。

「お願いします」

ここで先生再び時計を見てから、「じゃ。予約入れとくから」

ということで、診察室を出ました……


ということだったんですよ! 奥さん!

(↑すみません、なんかいろいろあって、変なテンションになっています)


先生は、「もう、それって全然たいしたことないから~。早く切っちゃいな(出来ればウチの病院でね~)」という雰囲気全開だったんですが、

帰宅してから、よく考えてみたら、これって、
全然たいしたことありますよね~!?


おいこら! 先生!。

(あ、すみません、取り乱しました。)


別に、この先生がドクハラとか思っているわけじゃないんです。
威圧的じゃないだけ、いいと思いましたし。

傷ついた、とかいうわけでもないんです。
単にスイカ自慢をされただけなんで。

ちょっと頭を冷やして考えます。

しかし、のんびり冷やしてもいられない。

仕事やら旅行やら。
本来は楽しいはずの旅行。

なのに、この混乱した状況で、旅行……、なんかくらくらしてしまいます。

ともかく、締め切りがせまった仕事を終わらせます。

支離滅裂で失礼しました。


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当時書いた記事はここまでです。

三年若いと、文章も若い(笑)。

だんなとしてもどうしても新しいMRIが必要だろうと考えたわけではなく、
私があまりに混乱しているので、考える時間というか、
少し冷却期間みたいなものが必要なので、その時間稼ぎに提案してくれたのだと思います。
そして、結果としてこのときのMRIは自分用にコピーしてもらい、
その後、方々の病院に行くときに持参して大変役立ったのでした。



そこでですね、前回の記事の写真にあった、
「おへそ」と「下着のゴム」の件なんですが、

この先生が「ほら、これがおへそ。ここより上にまで筋腫がきたらもう切るしかないよ」
といって指さしていたかすかなへこみ。

たしかにおへそみたいに見えるんですが、帰ってからよくよくMRIながめてめると、
多分これはおへそではなく、下着のゴムでちょっとおなかがへこんでいるところのようなのです!!

おへそは、その5センチ位上だと思うのです。


先生まちがえてますよ。おへそと下着のゴムの位置を!!


おへその位置を軽く五センチ間違えて気づかない先生に、
子宮筋腫のサイズの深刻さを言われても、どうにも信じられないというか、
不安におもい……

そこから、他の病院めぐりがはじまってしまったのです。


そこで、手術はしないで経過観察をしていきましょう、といわれた病院で三年間の経過観察をし、
結局めぐりめぐって、今こうして、開腹で子宮全摘出するしかないということになり
確かにこの先生の言うように、このとき手術しておけば簡単だったのかもしれません。

でもね。このときはそんな心境になりませんでした。

うん、あのときなにも考えずに手術をしたら、やっぱり後で後悔したと思う。

この三年間あれこれ悩んだのは無駄だったようにも思えますが、
多分何かの役にたっているのではないかと思います。
というか思いたい(笑)


というわけで現在に至るのでした。


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そもそも、閉経はいつなのか??(MRI画像比較)

2013-08-21 10:20:05 | 子宮筋腫
大変お見苦しい画像で恐縮なのですが

三年前と今回撮ったMRI画像を載せてみます。

左が三年前 右が今。(勝手にのせちゃいけないとかあるのかしら……そうだったらすみません。削除します。)
この真ん中の大きなかたまりが全部筋腫とのこと。


あまり気持ちの良いものでないので、下の方に載せます。
気にしない、というかたのみご覧くださいませ






























撮った病院が違うので、縮尺が違い
厳密に大きさをそろえることができないが、

残念ながら確実に大きくなっている。
かなりおなかも出ている。

ああ、これならガードルがきつくなるはずだ…
いくら腹筋をしてもやせないはずだ。と妙に納得。



当方、現在48才。閉経の平均が50歳といわれているのだから、
このまま手術をしなくてもよいのでは?

というのがもともとの考えだったのだが

筋腫が発覚した江○病院では、すぐさま手術、それも全摘出をすすめられ、
K○ディースクリニックでは、手術は必要 ただ急ぐことはない、といわれ、
順○堂では三年前には手術をしなくてもよいといわれ、
     今年になって手術は絶対したほうがよいと言われ(その後ウチではできないといわれ)
杏○堂病院では、したほうが良いけどしなくてもよいと言われ、
まつ○ま病院では、したほうがよい、といわれた。


(どの先生も、個人的にはとても信頼できる感じの方々で、ただ病院の方針で、できるできないがあるとのこと。
対応に不満があるわけでは決してありませんので)

結局は、当人の訴える症状次第ということのようだけど、
何年もこの症状にさらされているので、それが重いのか軽いのか自分では分からない。

私の場合、下腹部圧迫感が最近特に強く、これはかなりひどい。
が、腰痛、便秘、頻尿といった症状は、筋腫のせいなのかどうか自分では断言できないし、
そんな症状は筋腫がなくても大体の人がなにかあり、
それが人より辛いのかどうなのかもわからない。
自分にとっては当たり前になっている。


だけど、これがさらにひどくなるのは困る。

で、最初の疑問になるわけだが
閉経すれば筋腫は縮小して消えていくわけで、

そこでいったいいつ閉経するんだろうか、というのが大問題になる。



複数の病院でいわれたことをまとめると、
・医学的には、いつごろ閉経になるかを予見する子は不可能。
・いままでは、50歳閉経が平均といわれていたが最近では52歳くらいといわれている。
・ホットフラッシュの症状があるという程度では閉経が近いとはいえない。
・明らかな生理サイクルの乱れがあって初めて閉経が近いといえる。
・閉経してたあとも、エストロゲンは微量出続けるので、閉経後も筋腫はすぐに縮小せず、大きくなる場合もある。
・10センチ以上の筋腫は、閉経後にそのまま長い時間体内に残り、肉腫になる可能性もあるので、残しておかないほうがよい。


私の場合、きけばまず、たいていの医者がこのサイズなら切ったほうがいいでしょう
という。

でも、もしこちらが「絶対したくないです」、といえば、まあ仕方ないですね、ご本人の考えですから
という対応になる。

結局自分次第になるわけだ。悩みは深まるばかりだ。

小学校のとき、ちょっと大きな手術をして、その後遺症がなかなか大変だったこともあり、
ますます手術には抵抗感がある。


そんなこんなで方向が定まらないけど

仮に52歳閉経ならばあと四年、このまま大きくなり続ければ、当然腹部の鈍痛も続くわけで
それは避けたい。仕事も遊びもしたくなくなるほど、どんよりと常に痛い。

そうだな、いままでは、無駄に切ること自体に反対だったけど、こんな状態で日々すごしたくない。
いつ閉経になるかわからないけど、積極的に打って出たほうが良いだろうな。

(となんどもなんども自分に言い聞かせ、少しずつそれを納得して
手術することが前向きな50代をむかえるための一助となるんだ!と考えよう考えようとしている毎日)

話がずれるが、
以前は、生理の前だけ、筋腫が張るような痛みがあったのだが
このひと月ばかり生理サイクルに関係なく、常に下腹部が押さえ込まれたような圧迫感で苦しく、痛い。
胃も押されているようで食欲もない。(これ以上太らないのはありがたいけど)

で、ふと思ったがこれは本当に筋腫のせいなのか?
それまで大して痛くなかったものが、急にこのひと月で常に痛みと圧迫感を感じるようになった……
もしや他の病気では??たとえば卵巣腫瘍とか??

考え出すときりがないが、来週の診察でその件もたしかめてみなくては、と思った。


と、忘れないように、書き留めてみた。

こんなだらだらとした独り言の駄文を、最後までお読みいただいて恐縮です。
ありがとうございます。
こうやって書くことで自分の気持ちだとか抵抗だとかが
少しずつ整理されてきているような気がします。
なんとかこのまま手術まで乗り切りたいと思います。


(あ、上の画像で、下着のゴム、という妙な文字がありますが、
これについてはちょっとしたエピソードがありまして、
書こうとおもいましたが、長くなるので、次回にいたします。)




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子宮筋腫、今までの経過

2013-08-20 11:31:14 | 子宮筋腫
後日あらためてきちんとまとめようとおもいますが、
忘れないうちに、いままでの大まかな記録を。


●H22年 四月ごろ 倦怠感などの体調不良のため江○病院へ。
4センチ大の筋腫と、肝臓の数値不良(NASHの疑い)を指摘される。


●H22年 九月ごろ
肝臓の数値は改善したが、筋腫は急激に大きくなり10センチになる。
子宮全摘出の開腹手術を強くすすめられる。
ちょうど父が倒れたころで介護を始めた時期。
この時期の急激な筋腫の成長は、生活や食事の不規則が関係するのか??


●セカンドオピニオン K○ディースクリニック
  (手術は必要だろうが、すぐではなくてもよい。子宮は、残す必要はないのでは? 核摘出手術は可能)

●サードオピニオン  順○堂 婦人科
  (手術はしなくてもよいのではとのこと。その後ここで経過観察を続ける)


●その後三年間、三ヶ月おきに、順○堂で経過観察
エコーでは、正確なサイズは測れず、8センチ大から10センチ大まで
毎回診察医はかわり、診察のたびににサイズはかわり、
変形しているので計る人により誤差はでますとのこと。
そのため、根本的な解決を図ることはせずに、
「そろそろ、少し大きくなってるかもですね。手術も検討してみてください」程度の話をされる程度。

●H25年 8月  下腹部鈍痛がひどくなったので、大きくなっている可能性も考え
逃げ込み療法とあわせて、手術の検討をする。

問題は、ホルモン療法による精神的不安などを回避したいこと
仕事の都合や介護中につき、開腹よりも回復のはやい腹腔鏡手術を希望すること
もし可能なら筋腫のみ取る核摘出手術をしたい。
(使わない臓器だから切ればよいという考えには賛同できず)

順○堂の婦人科の医師は、筋腫自体は大きいが、腹腔鏡手術は可能。盲腸の癒着も問題ないだろうといわれ、
腹腔鏡外来の医師と手術方法、日程について相談するために、MRIを撮る。

腹腔鏡外来にて、診察室にはいるなり、医師は
「これ。大きくて無理。他の病院にいって」とのこと。

腹腔鏡をするには大きい。
(というより、この病院では、子どもを産む年齢でない人には、腹腔鏡手術はしない。
で、開腹手術はどこの病院でも出来るから他に行ってということらしい)
核摘出なんてとんでもない。なんで子宮のこすの、その年で子宮いらないでしょ。
開腹で子宮ずばっととってください。それで一切問題ない。
開腹についてやホルモン療法についての質問には一切こたえない、とのこと

婦人科医師が言った「腹腔鏡手術も可能」という話とは、全然連携してなかった。
そもそもある程度以上の年齢の人には、まったくやっていないというような話しだった。


その場で食い下がり、一応開腹手術をする場合の相談のため「腫瘍科」に予約をいれてもらったが、
「できればインターネットなどで自分で違う病院さがしてください。
うちは混んでいるので。さがしてきたら紹介状はかきます」と。

今の13センチのサイズではだめで、
そもそも45歳以上にしないのなら、
最初に行った45歳当時に、その時点なら8~10センチだったので
「今すぐなら腹腔鏡が可能」といってもらえばそういう対応をしたのだが

様子を見ましょうという婦人科と、
このサイズでこの年齢では腹腔鏡手術はしません、と門前払いの腹腔鏡外来がまったく連携がとれてないことがわかった。

いままで経過観察に通った三年間がまったくの無駄な時間だったと思うと残念でいたたまれない。

ただし、こちらも経過観察に行っているだけで安心せずに、もっと知識と交渉力をつけねばいけなかった、と痛感。


●自力で病院をさがす。
1)杏○堂病院
腹腔鏡手術をした人の体験談をよんでいってみたが、45歳以上の人には一律やっていませんとのこと。
45歳以上は、一律子宮全摘出。全摘出は開腹手術で対応するので、腹腔鏡はしてない。
結果、45歳以上の人には腹腔鏡手術はしてない、となるとこと。
また腹腔鏡手術の方が手術後のトラブルは多いとのこと。(開腹と違いすべてが見えないから)

保険診療ではどこの病院でも同じだとおもいますよ、とのこと。
例外は、自由診療か長年不妊治療など受けてきた人のみ。
四○メディカルキューブでは、年齢に関係なく、一応腹腔鏡手術は検討してくれる。
ただ、自由診療となるので、高いかも、とのこと。
順天堂でやってもらえないのならどこでも無理だと思うけどとのこと。

2)ま○つしま病院
女性の体に配慮のある病院ときくので
子宮全的の是非をききたくていってみた。
まず、手術についてはしたほうがよい。閉経後、肉腫になる可能性があるので。
子宮全摘出については、問題はないとのこと。このサイズだったら普通全摘出でしょう。
核摘出手術の方が合併症があるとのこと。
ネットでよくみる、子宮を摘出すると卵巣の血流も悪化する、という件に関しては
そんなことありえません、と一蹴。
ここでも順○堂でやってもらえないのでは腹腔鏡手術は他の病院の技術では無理ではとのこと。

このあたりで開腹もやむ終えずという気持ちにはなってきた。
だったらせめて半年待ちなどではなく早く終わらせたいとは思う。



3)順○天堂東京江東高齢者医療センター。

H22年8月19日

一応高齢者を対象とする病院なので、年齢が高いというだけでぞんざいにあつかわれることはないのでは?
それと、腹腔鏡手術に力をいれているという話なのでいってみた。

まず、開口一番、大きいので腹腔鏡は無理、とのこと。
「そこは、本院と同じ意見です」

ただ、本院婦人科では可能といわれた旨を話す。
ここでは無理、というのをねばって、検討だけしていただくことに。
本院から、腫瘍科の先生が来るというので、MRIを渡して検討していただき、二週間後に、結果を聞きに行く。
ここでも四○メディカルキューブをすすめられた。「ただ高いですよ」とのこと。

腹腔鏡がダメならダメであきらめる。その場合は開腹でお願いしたいとの旨を伝えた。
ただ開腹の場合も半年後になるとのこと。

ホルモン療法で小さくするのは可能かとたずねたところ
小さくならなかった場合に、そのときになって断るのが難しくなるのでダメとのこと。


こちらの高齢者センターでは、年齢で一律で手術しないというわけでなく、
単にサイズの問題とのこと。本院よりは、現実的な対応であった。

以上が大まかな記録。


ということで、今後の予定。

来週に、三年前に一度いったK○ディースクリニックに(既に予約をいれていたので)腹腔鏡が可能かをききにいく。
二週間後に再度順○堂高齢者医療センターに行き、手術が可能かをきく。場合によってはここで決めてしまう
その二日後ようやく予約がとれた四谷メディカルキューブに相談にいってみる。
多分金額的に高いのでここでの手術はしないが、あまりに皆にすすめられるので行かないと後悔しそうなので。


そもそも腹腔鏡を強く希望しているのは、私よりもダンナで、
手術後私が長く体調不良になりそうなので、絶対いやだとのこと。
一年を無駄にするんだよ、と強くいわれていた。
私の心配もあるけど、
体調の悪い妻に気遣いをしなければならないとか、
旅行にいけないとか、そんなことがいやなのもあるだろうな。

私自身、介護のことと仕事のことがあるので、負担の少ない腹腔鏡手術を強くのぞんでいたけど、
それを主張するために、手術期間が先延ばしになり、酷暑の中、医療機関を次々に訪ね歩き、
それぞれで否定的な言葉をなげかけられるのは正直もうこれ以上はむり。
その消耗の方が人生を無駄にしていると思う。
子宮を残す云々についても、主張するたびに、「子ども生まない人にとって不要な臓器なのに」と
あれこれ否定的にいわれるせいで徒労感に襲われる。

だからもう、全摘出で開腹で結構です。
今の日々強くなっている下腹部痛を取り除けるのなら、
そして、今年は仕方ないけど、せめて来年の仕事にはさしつかえなければよいとする。

こうして無駄にしている今のこの時間が勿体ないので。そんな心境。

しかし、
そもそも体に負担の少ないという腹腔鏡手術なのに、
45歳以上にはやらないと一律に区切っていると言うのはおかしくないか?
年齢があがればそれだけ手術の負担がこたえるのに。

子どもを産む見込みのない45歳以上の人は、さほどのサポートも必要ないし、当院としてもするつもりもない、
ということを次々と言われると、かなり凹む。子どもを生まない年齢の女というのは、そんなに価値のない存在なのか?

なんとかこの気持ちを脱したいところなのだけど……
どうなることやら、です。



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