「WINDの午後日記」

無事に筋腫の手術も終わりました。これからの「人生の午後」をのんびりつづります。

母、13年前のことを文句言ってくる

2015-10-09 18:27:47 | 
旅行に行っていたので、おみやげを渡しがてら隣町の母の様子を見に行く。

顔を出すと、母は、友人Sさんの最近の動向をことこまかに語りだした。
なぜか母の会話は毎回かなりの部分が友人のSさんが最近どうしたこうしたで占められる。
全部私に報告しないと気が済まないらしい。

母と同年齢の友人Sさんは、実母がご存命で、
その介護の苦労話やら、息子さんの成長の自慢(の伝聞)だの、
SさんとSさんの妹さんの性格の違いの話など延々と。
知らんよ(笑)Sさん(とその妹)。
しかし、うなずきながら傾聴モードで丁寧に母の話を聞く。

話の流れで、
突然母は、13年前の私の引っ越しの話を始める。

「13年前のあんたの引越し準備を半日手伝わされて、すごく大変だった」
「あんたとお父さんは、自分のことばかり大事にしている」(←理解不能なものは父と結びつけて非難するのが常套手段)
「Y(妹=めったに顔を出さない末っ子)の方があんたよりよっぽどお父さんの介護しに家に来てくれた」(←それは絶対ない)
「あんたほど人の話を聞かない人はない」(←ええと、今、私あなたの友人のSさんの話、1時間ばかりきいたところですが)
などとなじり始めた。

これ以上いるとエスカレートしそう、と危険を察知して
突然話をぶったぎって早々に退散した。
後味悪いが、あれは多分よい判断だった(と思いたい)。
あれ以上いたら、一体何をどうなじられていたか予想もつかない。

13年前に半日ばかり私を手伝ったことが、よほど納得できないらしい。
別に助けが必要だったわけではなく、当時長年勤めた会社を退職直後だった父と母が
退屈しているというのでそろってかける機会があった方がよいかとおもい
「引っ越し前にちょっとだけ家にこない?」とイベントとして提案し
その時に、母が自発的に(とその時は思ったのだが)何かを手伝い、
それが母にとってものすごく不満だっらしい。
13年たっても許容できないほどの事態とは
こちらとしてははなはだ心外である。

父を見送った後の母の引っ越し先探しや、私と夫が会社休んで自分たちの引越しを手伝ったことや、
頻繁に家に行ったり電話で話したり、介護をしたり、
私が母の話を忍耐強くきいてきたことは、
都合良く忘れたらしい。長生きしそうなタイプだな。

「13年前のあんたのの引っ越しのとき」は母が妹に電話して、
「自分が手伝いに行くから来なくていい」と妹に言った、と主張していたが、
その時期、母と妹は直接連絡とってなかったはず。

ボケとまでは言わないが都合よく記憶を改変している傾向がみられる。
いちいち腹を立てずに、クールダウンするべし、自分。


(頭にきてカッカするは自分にとっても時間の無駄だし、なるべくやめいんですが
でも一旦怒るとなかなか怒りのグルグル思考を止められない性格なので、
距離を置いて観察して、怒りを増幅させずにクールダウンさせる日々をめざそうと、
ちょこっと文体変えてみました(笑)。

なんだか、親というものに対してちょっと失礼な物言いです。
娘なんだからあれこれやるのが当たり前、
もっと大変な人はいくらでもいる、というご意見があるのもよくわかっております。
そういう面でご不快になられる方がいたら申し訳ありません。
ただ今後も長く、親の面倒を見て行く役割を担う者として、
気持ちをコントロールするためこの場を借りて書き散らしております。
どうぞ大目にみてくださいませ)

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1 コメント

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2016-01-03 20:11:41
言霊百神
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