「WINDの午後日記」

無事に筋腫の手術も終わりました。これからの「人生の午後」をのんびりつづります。

楽しい「午後」を過ごしたい。

2014-06-13 14:30:34 | 子宮筋腫 入院
子宮筋腫の件は、先日の検診で一件落着です

今後は特にテーマはないけれども、引き続きこの場で日記は書いていこうかとおもいます。

たとえば…
子宮摘出が何か今後に影響があるのかどうか、
そしてこれから来るであろう更年期の「体験レポート」、
それらについて調べてわかったこと、
ためしてみた具体的な対策、
自分の気持ちの扱い方とか、
親のこと、
そのうちに来るかもしれない親の介護のこととか、
身近なあれこれ……、

具体的なことも記録していきたいし、
言葉にすることで自分の気持ちを落ち着けることができるような気がしています。

昨年の病院探しのあれこれでの混乱をこのブログを書くことが救ってくれたように。

なので面白い内容にはならないかとおもいますけれども、
よろしければ、どうぞ引き続きおつきあいください。

時々は筋腫のことなどを書くかもしれませんのでブログ村のカテゴリーに子宮筋腫は残し、
第二カテゴリーに「主婦日記」を追加しました。

主婦でよいのだろうか?とためらわなくもありませんよ。
主婦らしい、お料理とか家事の記事とかかけないし、だんなもあまり登場しないし、
むしろ「ダメ人間日記」などというカテゴリーがあればそっちに近いかと(^^;) 

とは思いますが
ま、ともかく、しばらくはこれで進めてみます。

人生を一日にたとえると、
そろそろ人生の午後にさしかかります。

しばらく前に読んだ本に、
「ダイヤモンドのようにキラキラと光輝く午後。」という表現がありました。

うん、特になにもない地味な人生歩んでいるワタクシですが、
その時々で、明るい気分で、そんなふうに光にあふれた(と自分が思える)「人生の午後」をすごしていきたいなぁ、
と思っているところであります。

どうぞよろしくお願いいたします。




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手術後半年後検診

2014-05-31 17:03:27 | 子宮筋腫 入院
ご無沙汰しております。

23日に、術後半年の検診に行ってきました。


母の引越しだの、仕事の締め切りだのあって一月延びてしまい
実際は、7ヶ月たっていましたが。


退院後の検診をしてくださっているのは、手術の先生とは別の
とてもやさしい、若い女性の先生。

今回の検診でも特に問題はないとのことでした。
傷跡はむしろ昔の盲腸の跡のほうが目立ってますね、と先生。
確かにそうです。


この日は最後の検診なので二つ質問がありました。

質問1):
この病院では、半年後検診のあとは特に継続した検診などはありませんが、今後の婦人科検診はどうすればよいでしょうか。
毎年私が受けている健康診断では、子宮頸がんの検査しかなく、
今年の一月の健康診断では「子宮がないなら不要です」といわれたので婦人科検診自体を受けませんでした。


先生:
本当は、卵巣などもあるので婦人科検診は必要ですが、
通常の健康診断ではやってくれない場合が多いです。
その場合は「内診」と「エコー検査」をしてくれる婦人科や人間ドックを受診してください。
検査は年に一回でよいでしょう。


質問2)
このところホットフラッシュやめまいなどがあり、少し更年期症状のような気がするのですが、
子宮がなく生理がない場合、更年期かどうかが見極めにくい。どうしたらよいでしょうか。
漢方薬を飲んでも問題ないでしょうか。

先生:
更年期かどうかを見極めるには、婦人科でホルモン検査をするしかありません。
確かに少し卵巣の働きは弱まっているかもしれませんが、
内診のときのオリモノの量などからして、まだ完全に機能を止めているというほどではないですね。
希望があれば今ホルモン検査もできますし、漢方薬を飲んでもかまいませんが、まだそこまでではないと思いますよ。
そのくらいの年齢の方は、いろんな症状を更年期のせいでは??おもいがちですけど、
更年期症状の対応でまず基本的なのは、規則正しい生活と運動です。
ですからまずはすこし運動しましょう。そうしたらもう少し気持ちよく生活できますしきっとよく眠れますよ。
それでも辛かったら検査しましょう。近所の婦人科でどこでもできます。
薬を飲むのはそれからでよいでしょう。そうしたら無駄な薬を飲まなくてすみますし。

とのことでした。
はい。わかりました。そうします。

なるほど、なんでも更年期のせいかもとおもいがちですけど、
単なる運動不足??ということもあるかもですね(^^;) 

少し、生活を見直そうと思います。



こうして、診察が終わり、「これで卒業ですね」と先生。


最後に今までのお礼をいいました。

手術後、約二ヶ月で父が亡くなりましたが、
もしこの病院で手術をしていただけなくて、普通に開腹手術をしていたら、
父の最期にあれほどお見舞いにいけなかったかもしれないし、
葬儀だってちゃんとでられたかもわかりません。

それが、術後二ヶ月ですっかり回復して、
葬儀では、三脚もっての撮影係までしてしまいましたから。

そんなこんなをお礼をいい
先生にみおくられて診察室をでました。


この日は、「卒業」なので、病院の9階にあるレストランで、一人でランチをいただくことにしていました。
入院中の病院食も、こちらのレストランの監修でつくられています。

普段、ひとりでこんな贅沢なランチをすることはないのですけども、
昨年のたしか今頃の病院探しから始まって、いろいろなことを頑張った自分へのご褒美です。

本当にいろんなことがあったなぁ
暑い中(去年の夏は特に暑かった…)、体調が悪いのにMRIの画像をもって、地図を見ながらいくつもの病院をたずね、
いろいろ悩んで、いろいろ怒って、結構ひどいこといわれ、それをいくつも繰り返し……。

この病院にたどりつくまで本当に苦労したなぁと。
その後はむしろとんとん拍子でしたけど。

そんなことをつらつら思いながら一人で食事しましたよ。

レストランは、お客さんもたくさんいらして、お料理の写真は撮るのはちょっと雰囲気をこわしてよくないかなと思ったので
メニューの写真だけとってきましたよ。

アンチエイジングプレートです!




そこの日のランチも、サラダなどはかなり薄味で
「そうそう。こんな感じに薄味だったよなぁ」と入院中のことを思い出しました。
そういえば、牛肉のラグーは入院中もでたなぁ。
退院してから、以前よりずいぶん薄味になったし、平均して一皿、お野菜が増えましたよ。

そんなことを心の中でお礼を言って、病院を出ました。

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母の引越し& そろそろ半年検診

2014-04-05 17:44:02 | 子宮筋腫 入院
すっかりご無沙汰しております。

忘れないように。あれこれメモします。
なんだか子宮筋腫と全然関係なく
カテゴリがめちゃくちゃになってきましたが(笑)。

三月末に、ともかく、父の納骨無事に終わらせました!
(お墓は本当にお金がかかりますね)

そして、母は、ひとりで今までの家にすむのはよくないだろということと
なにかあったら、私に面倒をみてほしい、という母自身の希望で
うちの近所に引っ越してくることになりました。


姉は、遠方で子育て中だし
妹はフリーターだし、
私には一番無理を言いやすいとおもったらしいです(^^;)。

二駅先で、うちからは自転車で15分くらい。
ぎりぎりスープの冷めない距離ですね。

まあ高齢者には住みやすそうなこじんまりした部屋が見つかりました。
一階は24時間スーパーで、駅から2分。
駅に一ヶ所しかないエレベータも、運よく最寄の出口にあるから
足腰の悪い高齢のお友達がきても大丈夫。

近くに桜並木や公園もあり、
ベランダからスカイツリーがよくみえ
水泳が趣味なんですが区民プールがすぐ側にあり、高齢者は100円で泳げます。
歩いて五分で大型のショッピングモールがあるので、大きなお買い物も困らないし。
ついでにこの路線は、65歳以上でパスを持っている人は運賃無料。
別にお金がないわけじゃなくても、
高齢になったら、運賃かけて電車ででかけるのってちょっと億劫になったり
家にとじこもったりしそうですけど、
「どうせタダなんだから思いたったら気楽にでかければ」といえそうです。

ただ、マイナス思考で予想すると、結構大変なのでは、と実は若干めげますよ。
今はいろいろやってあげるつもりでも、
また父と同じように、要介護5の状態が数年続いた場合
私ひとりでみられるのか、とか。
どうしたって、姉や妹よりも、近くの私頑張れ、ということになりそうですし。

母は超頑固で口が悪いんで、けんかもしそうだし。

さらにですよ、
家の母は実は恐ろしく長生きしそうなタイプなんですよ(笑)
意地でも病院に行かないのに、なぜかかぜひとつひかない。
ウォーキングと水泳が大好き。
105歳までいきたら、こちらも80歳ですから。
その前に、こっちが先に死ぬかもですが……(笑)
大丈夫なんだろうか。

まあ、いろんなことがあるでしょう。


が、ともかく今月25日の引越しに向けて、荷造りだの、粗大ごみ出しだの、手続きだの、
父の遺品の整理だの、できることどんどん手伝って片付けていきたいと思います。

なにかしんどくなったら、すみませんここでグチを言わせていただいちゃうかもです。
リアルな生活で、あまりいうところがなく……


しかし、「身内が亡くなったあとは、やることがいろいろあって悲しむ暇がない」とよくききますが。
まさにそうです!
なんだか変なテンションになってしまっていますよ。

そんなこんなで、ばたばたしていて、
四月のはずだった手術後半年の検診、まだ予約していません。
予約いれて実際の診察まで二週間くらいですからそろそろ電話しなくてはです。
もしかしたら五月にずれこむかもです。
今後の検診の受け方と、
更年期の突入をどのように察知すればよいのかを質問してこようと思っています。

「この検診で問題がなければ卒業ですね」といわれています。

あの病院の印象が良すぎて、縁が切れるのは、うれしようなさびしいような。


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【入院まとめ(7)】入院中のお食事写真

2014-03-07 15:01:43 | 子宮筋腫 入院
四ヶ月かかって、ようやく入院中の最後の記事になりました。


今日はお食事特集です。

大きくなってしまった筋腫を腹腔鏡手術で、しかもできれば早めに手術していただける病院、
ということでさがしてこの四谷の病院にしたのですが、
実はこの病院は、お食事がとても素敵で有名な病院だったのです。

まず塩分がとてもひかえめ。
「これで薄味に感じる人は、普段から味が濃い傾向ですので、なるべくこの味に慣れましょう」と
注意書きがありました。

それほど自分が濃い味つけだとはおもっていませんでしたが。
そっか。こんなに塩分ってひかえなくてはならないのかなぁと、しみじみ学習しましたよ。
退院後に食事の用意が難しいだろうと思って、入院前に冷凍食品やパスタソースなどを買っておいたのですが
そういうものが、退院後たべたらものすごく塩辛くて、まずく感るようになっていました。

それからお野菜の多さ。

下の写真の、初日のハンバーグと、牛肉のラグーお肉多めですが、
(あ、そういう日の方がうれしくなっていっぱい撮っていたかも …なのでそういう写真も多いですが)
実際お肉とお野菜を煮込んだようなお料理では
お肉と野菜の割合が2:8くらいでした。
もうこれもカルチャーショック的な!!
いままでつけあわせやサラダで野菜を取ろうとおもってましたけども、根本的にちがったんだ、とおもいましたよ。
野菜の中にお肉が少し入っているというか、そういう比率であるべきなんですね。

塩分控えめ、野菜多め、
でも盛り付けがきれいなので、全然しょんぼりしないのです。
毎回お食事がとてもたのしみでそれも回復を早めてくれたように思います。

そういえば、


手術の翌日の昼、前日から絶食だったので二日ぶりの食事が、
「魚の湯引き」(お野菜たっぷり+梅ソース)だったんですが、
もう本当に本当においしくて、
さすがにまだ体力がもどらず、カメラは持てずに写真には撮ってないんですが、
あの味は一生わすれないなぁと思いました。
気分的な安堵感もあったとおもいますが。


あ、でもこの病院の場合、お食事以前に、流動食もおいしかったですよ。
お豆のポタージュと、果物のピューレみたいな感じで。



≪お食事の写真掲載しますが、問題があるようでしたら削除しますので、なにかありましたらご指摘ください。≫



さて、これが手術前夜のお食事。ハンバーグです。入院中で一番「肉肉」しています。



こちらが手術翌日の夜。まだ寝たまま食べています。


ポトフ お野菜率が多いです。そして、形も色もきれいでした…。


ひじきとお魚。


油揚げの中に何かが… 記憶がうすれています。


鮭のパン粉焼き。
この頃から、ベッドから出て窓際にお皿を運んでいただいています。
そのほうが贅沢な気分になれるので。



これはその日のサラダとお食後。

鶏肉と野菜の洋風煮? お肉はふたかけです(笑)


そのアップ。

牛肉のラグー。ラグーってなんだっけ、とおもったので、メニューの名前覚えてました。


ラグーアップ。


お魚の包み焼き。


つけあわせきのこのソテーのアップ。


朝ごはんの卵焼きも、こんな盛り付けで登場。たしかこれが最後の日の朝食だったと思います。

こんなきれいなお食事をいただくのもこれで最後かぁと、
感無量でいただきましたよ!(笑)

あ、最後に、これは入院時に病院でいただく注意事項を書いた紙です。

病院によって全然違うとおもいますが、
大体これくらいのボリュームで、日を追っての注意事項が渡されると思います。
なので、これから入院する方も、事前に流れがあんまり詳細に把握できてなくても、
これに沿ってやっていてば自然とうまく流れてのであまり心配されなくても大丈夫かと思います。


そんなわけでながながとおつきあいいただきました「入院まとめ」なんとか区切りがつきました。
お付き合いありがとうございます。


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ご無沙汰しています。術後四ヶ月経ちました。

2014-02-27 16:12:57 | 子宮筋腫 入院
われながらひどすぎる更新の遅さで、恐縮です(涙)。

【入院まとめ(7)】で終わりにするはずが……。
自分で、「次回は入院中のお食事と、入院時の渡された入院計画書(進行表のようなものです)を載せたいと思います」とまで予告しておきながら……。

二ヶ月近くたってしまいました。
一度に何もかも書こうとしてしまうので、なかなか更新できないのだわと気づき(今頃気づくのはどうかと思いますが)、
先に近況などをメモ的に書いておこうと思います。


父のことは、四十九日も無事に済み、お墓のことも決まりました。
お墓って本当にお金がかかるのですね。
正直、あきれてしまいましたが、
生前にあまり目立つことのなかった父に、お墓くらいちゃんとしてあげたいというのが母の希望なので、
一緒に石選びなども参加して、ちょっとした社会勉強しました。

納骨は、少し暖かい時期をまって三月末にします。

五年間の介護で、まあいろんなことがあり
すごく誰かと険悪になるとかそういうことはないけど、ちょっとした違和感とか、
溜め込んでしまった感情とか、あれこれあります。
それが時間がたって、少し発酵というか、消え去るわけではなく反芻してしまう部分もあり、
ほんのすこーしわだかまりになったりもしてしまっていた部分もあり…

うちは三姉妹で私は真ん中なのですが、
まあ私が一番近くにいることもあり、ほか二人に比べて押しも弱い方なので、母には(都合)よく頼られていて(笑)、
自分でもなるべく母を支えたいという気持ちもあって、自分なりにがんばったのですが、
ちょっと息切れ気味となりまして。

そんなこんなでグダグダになっておりました。
新しい人との初めての仕事がきて忙しかったのもありましたが。

ダンナが、多分見かねてだと思いますが、
「元気そうにみえても、実家の手伝いにったりしたあとに体調くずしてます」と母にいってくれました。
私としては、母にそれを言うつもりはなく、
今まで平気な振りで、ある意味よい娘の振り(?)してがんばってきたのに、その演技が水の泡??と思って
「オイオイなんでそんなこというんだよ」とダンナに対して一瞬思いましたが、

そばで見ているダンナからしてみると、
無理をしてもいつまでも続けられるわけじゃないから、と思ってくれたのでしょうね。
父を亡くして母が一番大変だろうからこちらが気をつかわなくてどうする、と思っていましたが、
長く支えていくには、こういう対処も必要なのかなともいなおしましたよ。

母も一時的にはいやな気分を味わうかもしれないですが。

大事なことかもです。

こんな気分のときに、

『親を、どうする?』 (コンペイトウ書房)

という本を、ネットでの評判を知ってよんでみました。
四十代の女性三人が、それぞれ親の介護や、看病などにかかわり、その気持ちに寄り添った漫画です。
なんか温かくて、じわーっと救われた気がしましたよ~。
こういうの、実際同じことあったなぁというのもありましたし。

似たような状況の方にはおすすめですよ。
この年齢になると、自分のこと、親のことなど、
皆同じような問題や不安を抱えて苦労してしますものね(笑)


術後の自分の体調は、四ヶ月たって、
子宮については完全に問題はなくなりました!

18センチの筋腫がなくなり、お腹も細くなり
そのおかげで、父の葬儀のとき、十年ぶりに引っ張り出してきた喪服も無事にきれたし、
(手術してなければ着れなかったかも!)
体力も戻り、圧迫されていたことによる足の痺れもなくなり、
胃や腸への圧迫もなくなり、便秘や食欲不振や気持ち悪さもなくなり、
そのせいか、ひどい肌荒れや、かぶれなども治りました。
周囲からは姿勢もよくなったといわれました。
本当にありがたいことです。

あとは、更年期がどんな風にやってくるのかが気がかりで、引き続きその件は自分で観察していきたいのですが、
(今ある多少のほてりと不眠はそのせいなのかな)

実は最近、脳動脈瘤が発見されるという自分的にちょっとした事件がありまして、

ご縁が切れたとおもっていた順天堂で、今後は半年に一度の経過観察のMRIをとっていくことになりました。
別に深刻な事態というわけではないので、たいした問題はないのですが。

ま、それはまた、別の記事にしたいとおもいます。

先に結論をいうと、筋腫の件では、ずいぶんと順天堂の婦人科の文句を書いておりましたが(笑)、
今回順天堂の脳神経外科の対応はとても迅速で、行き届いていて、感謝いっぱいです。
これから末永くお世話になります(^^)


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