台風はどこに行ったのでしょうね。
大して雨がふらないうちに、台風一過の晴天ですね。気分も晴れやかです。
今日は順天堂で、1月に発見された脳動脈瘤の経過観察のMRIと診察の日でした。
台風直撃だったらキャンセルしようとおもいましたが、問題なく診察終わりました。
結果、忘れないため、メモしておきます。
以前の記事はこちらです。
前回二ミリほどといわれた脳動脈瘤、正確には 2.6ミリくらいとのことですが、
今回特に大きくなったり変形したりしてはいませんでした。ありがたいことです。
日本脳ドック学会のガイドラインでは、未破裂の脳動脈瘤が5ミリをこえたら手術といわれていますが、
こちらの先生の場合は一律にそういう基準ではなく、
大きさの変わらない脳動脈瘤は、ほとんど破裂しない。
逆に大きくなってくる場合には、小さくても破裂する可能性もあるので、
先手を打って予防の手術を検討しましょうとのことでした。
目安としては四ミリになったら、という感じです。
「いまのところまだまだ大丈夫ですよ」とのこと。
穏やかで安心できる先生で、なんだかなごみます。
ネットで調べたところ、手術のリスクは5%くらいあるのですが
なんだかこちらの先生の判断ならば、万が一手術になってもおまかせしようという気持ちになってきました。
手術の方法はふたつあって、
頭蓋骨を開けて外科治療を行うクリッピング術と
腿の血管からカテーテルでコイルを入れるコイル塞栓術があり(当然こちらの方が体への負担は少ないが、クリッピング術の方が一般的らしい)
(それにしても腿から脳って、ずいぶん長い距離を「旅」するんですね)
私の場合どちらになるのかたずねたところ
「我々としては、可能であればコイル塞栓術を行います。
ただ、そのためには、カテーテルを入れてもうちょっと詳しい検査が必要ですので断言はできませんが」とのこと。
筋腫のときに、負担の少ない腹腔鏡手術を方々で断られた記憶を改めて思い出しましたよ(笑)。
そうですよね。普通、負担の少ない手術をしたいって、患者として当たり前のことですよね
こちらから何も言わなくても、負担の少ない方法を推奨していただける今回のありがたさが身にしみましたよ。
ただ、コイル塞栓術の場合、まだあたらしい手術なので、将来的にずっとその効果が維持されるるのかはまだ誰もわからず、
また、手術中に脳動脈瘤が破裂した場合は、そこから開頭手術に切り替えるので、すぐにが施せない分リスクはかえって高まるという意見もあるようです。
ところで、未破裂脳動脈瘤が破裂してくも膜下出血になる確率ですが
私は最初、破裂するのが1%くらいとおもっていたのですが、その後調べたら
それは今後一年間に破裂する確率だそうで、
脳動脈瘤がある人のうち、くも膜下出血を起こす人は1年間に0.64%、つまり1000人中6.4人。
コブが5ミリ以上の人に限定すると、1.1%/年とのことでした。
これが今後一年間に破裂する確率なので、生存年をかけ、
たとえばあと30年生きるとすると、30×0.64 で 19.2%となります。
生涯でくも膜下出血を起こす可能性が20%弱というのは、結構低くない数字のような気もしますが……(^^;)
しかし、そもそもこの数字、外国の調査らしいです。
人種によって破裂率が違うという説や(日本人の場合は血管が細いので2%くらい)、2ミリ程度ではそこまで心配ないのではないかという記載もみかけましたし、
事前に脳動脈瘤のある人をみつけ、長い年月追跡調査するというのは結構大変らしいので、これにかわる決定打となる調査が日本でされたというわけでもないようです。
診断された直後には、この破裂の確率を一生懸命調べた時期もあったのですが
結局よくわからないし、確率をいくらしらべたところで所詮はただの可能性であって、
多分誰にもはっきりしたことはわからないし、
破裂するときは破裂するんだし……とおもい今日は特に質問しませんでした。
まるで、今後の日本株はあがりますか?いつまで上昇しますか?
という質問をするみたいなものですものね。
はっきりしていることは、今2.6ミリのものが4ミリににまでなったら
予防のために早めに手術をする。その場合は、なるべく負担のすくないコイル塞栓術にするとのことです。
今のところ、半年様子をみて大きくなっている気配がないのですが
先生によると、中には20年間まったくサイズが変わらなかったのに、ある時突然大きくなってくる人もいるのだそうです。
なので、当面は経過観察をきちんと続けましょう。とのことでした。
※当初、タイトルが「経過観察終了」となっていましたが、正確には、一回目の経過観察の検査が終了という意味で、経過観察自体は今後もずっとつづきます。まぎらわしくてすみません
それから、
先日の記事にちょっと書いたのですが、治療中の歯にひびがはいってしまい急遽抜くことになり
インプラントにする可能性があるのですが、MRI検査に差し支えないのかどうかを最後に質問しました。
MRI検査前の問診では、インプラントがないかどうかを確認されるので、ちょっと心配になったのです。
先生によると、昔のインプラントは問題あるケースもありますが
現在普通の歯科で使われる素材ならばほぼ問題ありません、とのことでした。
次の検査は来年の一月です。
半年後かぁ。
その頃、どんな事が起きているかなぁ。
楽しい気分ですごせているといいなぁ、と思いました。
こちらが本日の脳動脈瘤2.6ミリです。
にほんブログ村
大して雨がふらないうちに、台風一過の晴天ですね。気分も晴れやかです。
今日は順天堂で、1月に発見された脳動脈瘤の経過観察のMRIと診察の日でした。
台風直撃だったらキャンセルしようとおもいましたが、問題なく診察終わりました。
結果、忘れないため、メモしておきます。
以前の記事はこちらです。
前回二ミリほどといわれた脳動脈瘤、正確には 2.6ミリくらいとのことですが、
今回特に大きくなったり変形したりしてはいませんでした。ありがたいことです。
日本脳ドック学会のガイドラインでは、未破裂の脳動脈瘤が5ミリをこえたら手術といわれていますが、
こちらの先生の場合は一律にそういう基準ではなく、
大きさの変わらない脳動脈瘤は、ほとんど破裂しない。
逆に大きくなってくる場合には、小さくても破裂する可能性もあるので、
先手を打って予防の手術を検討しましょうとのことでした。
目安としては四ミリになったら、という感じです。
「いまのところまだまだ大丈夫ですよ」とのこと。
穏やかで安心できる先生で、なんだかなごみます。
ネットで調べたところ、手術のリスクは5%くらいあるのですが
なんだかこちらの先生の判断ならば、万が一手術になってもおまかせしようという気持ちになってきました。
手術の方法はふたつあって、
頭蓋骨を開けて外科治療を行うクリッピング術と
腿の血管からカテーテルでコイルを入れるコイル塞栓術があり(当然こちらの方が体への負担は少ないが、クリッピング術の方が一般的らしい)
(それにしても腿から脳って、ずいぶん長い距離を「旅」するんですね)
私の場合どちらになるのかたずねたところ
「我々としては、可能であればコイル塞栓術を行います。
ただ、そのためには、カテーテルを入れてもうちょっと詳しい検査が必要ですので断言はできませんが」とのこと。
筋腫のときに、負担の少ない腹腔鏡手術を方々で断られた記憶を改めて思い出しましたよ(笑)。
そうですよね。普通、負担の少ない手術をしたいって、患者として当たり前のことですよね
こちらから何も言わなくても、負担の少ない方法を推奨していただける今回のありがたさが身にしみましたよ。
ただ、コイル塞栓術の場合、まだあたらしい手術なので、将来的にずっとその効果が維持されるるのかはまだ誰もわからず、
また、手術中に脳動脈瘤が破裂した場合は、そこから開頭手術に切り替えるので、すぐにが施せない分リスクはかえって高まるという意見もあるようです。
ところで、未破裂脳動脈瘤が破裂してくも膜下出血になる確率ですが
私は最初、破裂するのが1%くらいとおもっていたのですが、その後調べたら
それは今後一年間に破裂する確率だそうで、
脳動脈瘤がある人のうち、くも膜下出血を起こす人は1年間に0.64%、つまり1000人中6.4人。
コブが5ミリ以上の人に限定すると、1.1%/年とのことでした。
これが今後一年間に破裂する確率なので、生存年をかけ、
たとえばあと30年生きるとすると、30×0.64 で 19.2%となります。
生涯でくも膜下出血を起こす可能性が20%弱というのは、結構低くない数字のような気もしますが……(^^;)
しかし、そもそもこの数字、外国の調査らしいです。
人種によって破裂率が違うという説や(日本人の場合は血管が細いので2%くらい)、2ミリ程度ではそこまで心配ないのではないかという記載もみかけましたし、
事前に脳動脈瘤のある人をみつけ、長い年月追跡調査するというのは結構大変らしいので、これにかわる決定打となる調査が日本でされたというわけでもないようです。
診断された直後には、この破裂の確率を一生懸命調べた時期もあったのですが
結局よくわからないし、確率をいくらしらべたところで所詮はただの可能性であって、
多分誰にもはっきりしたことはわからないし、
破裂するときは破裂するんだし……とおもい今日は特に質問しませんでした。
まるで、今後の日本株はあがりますか?いつまで上昇しますか?
という質問をするみたいなものですものね。
はっきりしていることは、今2.6ミリのものが4ミリににまでなったら
予防のために早めに手術をする。その場合は、なるべく負担のすくないコイル塞栓術にするとのことです。
今のところ、半年様子をみて大きくなっている気配がないのですが
先生によると、中には20年間まったくサイズが変わらなかったのに、ある時突然大きくなってくる人もいるのだそうです。
なので、当面は経過観察をきちんと続けましょう。とのことでした。
※当初、タイトルが「経過観察終了」となっていましたが、正確には、一回目の経過観察の検査が終了という意味で、経過観察自体は今後もずっとつづきます。まぎらわしくてすみません
それから、
先日の記事にちょっと書いたのですが、治療中の歯にひびがはいってしまい急遽抜くことになり
インプラントにする可能性があるのですが、MRI検査に差し支えないのかどうかを最後に質問しました。
MRI検査前の問診では、インプラントがないかどうかを確認されるので、ちょっと心配になったのです。
先生によると、昔のインプラントは問題あるケースもありますが
現在普通の歯科で使われる素材ならばほぼ問題ありません、とのことでした。
次の検査は来年の一月です。
半年後かぁ。
その頃、どんな事が起きているかなぁ。
楽しい気分ですごせているといいなぁ、と思いました。
こちらが本日の脳動脈瘤2.6ミリです。
にほんブログ村