5年前の闘病記録 5日目

闘病日記　＜5年前、2001年8月28日火曜日＞

 

今日は久しぶりに髭を剃った。朝食の後はいろいろな先生が来る。便も出た（力を入れると心臓に負担がかかるので時間をかけねばならず大変であった）。動脈の採血、心電図、血圧、酸素濃度のチェック、95以上必要らしいがまだ足らないようだ。１０時過ぎに心臓のレントゲンを撮りに車イスに乗せられていく。久しぶりにロビーの喧騒を聞く。世の中動いているのだ。
昼食を食べているとに妻が来た。少しこの状況に慣れたせいか顔色が明るい。一緒に昼食を食べた。今日のリハビリは200ｍだ。無事に終了。妻と雑談していると娘が来た。その後、心エコーの検査に呼ばれた。なかなか高性能な機械であった。血流量のチェックもできるらしい。
一連の検査は心筋梗塞で受けたダメージを計る為にやっているのだ。
詰まった先の心臓の壁（筋肉）の動きは元気が無いように見えた。
今日から点滴は外された。朝と夜、抗生物質を入れる数十分だけとなった。酸素はまだだ。しかし夕食前にI先生が来診。鼻のことを言うとこれから外してみようということになった。鼻が楽になった。熱も昨日ほどは出なかった。
夜の抗生物質の点滴に研修医のN先生が来た。５回も失敗した。痛さもあるが細菌感染が心配だ。看護婦さんには苦情を言った。この病院では先生でないと注射はできないようだ。微熱はまだある。今日もアイスノンを枕に寝た。

 

大学病院なので研修医はしょうがないと思う。しかし、注射などが上手な先生が大半です。自分に付いていた先生はたまたまだったのでしょう。

 

今日の写真はちょうど１年前の葛西臨海公園です。
家から近いので年に数回は行きます。ここには大観覧車があります。

 

 

大観覧車を横から見るとあまり絵になりませんね。

 

 

昨年の今日はもう黄花コスモスが咲き始めていました。秋が近かったのでしょう。今年はどうでしょうか。

 

 

今日も夕方になってやっと青空がのぞけるようになってきました。
写真はやはり青空の下で撮るのが素人の私には合っているようです。