闘病日記 <5年前、2001年8月27日月曜日>
朝起きると熱は引いていた。N先生という研修医が足の付け根にある動脈からの採血に来た。どうもあの先生は下手だ。時間がかかるし痛い。
主治医のI先生が言うには血中の酸素濃度が低いようだ。よってずっと酸素を鼻から吸わされている。
午後から心臓のリハビリが始まった。まずはフロアを100m歩いた。問題はなし。今日から歩けるようになったのでトイレは自分で行ける。嬉しいものだ。
リハビリ後の血圧を計っていると会社の同僚が見舞いにやってきた。あまり話しはできなかったが生きている嬉しさを感じた。
彼らが帰ってから妻が来た。家であまり寝ていないようだ。いつ緊急の電話がくるかと気が気でないようだ。すまない。
夕食後、手術をしてくれた先生が来た。お礼を言っておいた。微熱は心臓の炎症が若干残っているだろうとの事。酸素で鼻の粘膜がやられ真っ赤な鼻が出る。そのせいではないようだ。
4日目になってやっと立って歩くことが出来た。同じフロアの廊下がリハビリのコースでした。一周が50mです。そこを2回歩きます。
しかし、リハビリが出来ると聞いたときはうれしかった。生への道、社会復帰へのスケジュールが出来たのです。後は計画的にリハビリあるのみです。
このリハビリプログラムは生きる意欲を与えてくれる希望の行為となりました。
話は変わります。昨日の撮影の話を少しします。
場所を天王洲運河から品川へ移動しました。
品川駅の東京湾側はここ数年で大きく変わりました。実は仕事でこの場所へは週に何回も来ることがあり、写真を撮りたいなと思っていた場所です。
インターシティ側の高層ビル街とグランドコモンズという高層ビル街の間に品川セントラルガーデンという人工の公園が作られています。
この様なオフィス街は他ではあまり見かけません。ここでは全てが人工的なものです。しかし、調和の取れた美しさがあります。
今日はデジカメのさわりてきな画像です。
左側がグランドコモンズ、右側がインターシティ、写真の奥側が品川駅方面です。
水を張ったテーブルに映るビル群です。
いろいろなコンセプトを持った公園です。上手く撮れたか心配ですがフィルムが現像されてくるのが楽しみです。
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