昨年は、大きな節目の前兆となるような一年であった。
退職の決意、故郷で暮らす決意、実家の建物の改修着手、最後の親孝行と母と暮らす準備、しかし、母の死。
人生に節目の年があるという。節目というより変わるきっかけと言ったほうが良いと思う。
まさに昨年はそのお膳立てが揃った年であった。
人は平等に歳を重ねていく。そして、肉体は老い、やがて生命は消えていく。ひとそれぞれ遅いか早いかはあるかもしれない。しかし、確実に命は終りを迎える。
自分のステージとして故郷で暮らすということはどの段階になるのだろうか。
人生は繋がっている。今まで生きてきた延長線上にあることは間違いない。ステージは環境が変わるので生き様も変わるかのように思えるが多分変わらないだろう。自分は自分だ。
特にこれといった準備はない。自分でできることをやるしかないと思っている。不安がないわけではないが、レールは移り住んでから敷いていきたい。
幸いに生まれた所で、親の残してくれた住居はある。45年間と空いた時間はあるが、早くこの土地をに馴染んで行きたいと思う。
写真は自分の故郷を代表する、また心の原風景である大山だ。故郷は母であったとこの間書いた。あえて景色を言うのであればこの大山だろう。雪をかぶったこの姿が心の原風景と言える。
今年は無の境地で目の前のことに対処していきたい。まさに一日一日が真剣勝負だ。今日の一つの動作が未来を決めていくのだ。
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