今日は写真はありません。
先週末から我が家に導入した液晶テレビを見ているとある種のカルチャーショックを受けます。
店頭などで商品を見て頭では理解できていても、実際に我が家で観たり聴いたりして実感すると、思いがけない考えや発想がわき上がってきます。
前回も書きましたが、このハイビジョンTVをどのように使いたいのか。この使い方によって他のAV機器との接続方法などが全く変わってきます。
まして、インターネットとの融合ができあがっている現在では、使い方が数多すぎて、ここまでは必要ないといった半分理解できないことを棚上げにした屁理屈で、拒否反応を起こす人達も出てくると思います。
自分はハイビジョン画像などのことは仕事柄理解はしていました。
しかし、自分の家のリビングで映像を見てみると、画像の中に奥行きを感じることができました。
そして、これなら使えるかも知れないと思える、あることを思いつきました。
離れた家族や両親とのTV団らんです。
ブロードバンドの環境は今や簡単に設定できます。このネット環境と大型ハイビジョンTVを使えば遠く離れた家族での違和感のない普通の団らんが実現できます。
しかし、まだまだ障壁は高い状態です。
折しも、山陰にある自分の実家でもTVを買い換えると言っていました。
田舎の両親はともに70歳以上で、デジタルデバイドどころではありません。TVの設置はもちろん、使い方も近所の電気屋さんに頼らないとできません。ましてインターネットなど全く知りません。
この様なお年寄りはたくさんいらっしゃると思います。
そのためにはもっと簡単な操作性を提供するインターフェイスの開発は必要だと思います。
いろいろなコンテンツを作成して、それを視聴できる人のためにしのぎを削るのも良いでしょう。
しかし、基本的に社会の縮図である家族をサポートするような、テーマを持ったコンテンツ、プラス仕組みが低コストで実現することは非常に大事ではないかと思います。
ぜひ、通信インフラ、ハードウェア、ソフトウェアを持った企業、団体には取り組んで欲しいと思います。
自分なりにもTVを使ったバーチャル家族団らんシステムなるものを考えてみたいと思います。
幸い遠く離れた田舎の両親はともに健在ですが、老いには勝てず、いろいろと身体に無理が出てきています。
そうした中、お互いがTV越しにでも見たり話したりできれば距離感はグッと縮まると思います。
一日や一週間に一回でも良いのですが、そのような空間体験ができれば楽しいと思いました。
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