どんな雑草でも命がある。ごく普通にどこでも咲いているタンポポも咲いている必然性がある。虫が花粉を運び次の世代の趣旨ができる。趣旨は綿毛になって風に飛ばされ、土に着地し発芽する。そして再びタンポポが開花する。
何回も繰り返すこの繰り返しでタンポポのDNAが少しずつ変化する。より強く、長く生きるために遺伝子が自らを書き換える。果てしない、いつ終わるともしれない繰り返しの営みがタンポポという種を残す。
生あるものはすべて生きようとする力を持っている。力なく倒れたものは次は倒れないようにと遺伝子を書き換える。生命とはそのようなものなのだろうか。
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