1706- ジューン・ブライド

　アナベルの株が、昨年より一回り大きくなって純白の大きな花を咲かせています。
その様子は、夏の初めの花々に飾られた 白いウエディングドレスの花嫁を連想します。
　ジューン・ブライドは、幸せになると言われていますが 日本では梅雨の真っただ中 これは外国の話だろうと想像していましたが 気になって便利なスマホでその言葉の由来を調べてみました。

　やはり、ヨーロッパの言い伝えでした。
１．６月の花嫁は結婚の女神ユーノーの加護を受けて 幸せになれる
２．昔のヨーロッパは３-５月が農繁期であった為、この期間は婚礼禁止 ・・６月は待ち兼ねて結婚式が集中した
３．梅雨がないヨーロッパの６月は気候がとても良い
　
　などの理由がある様です。日本ではこれらの理由に関係なく、ホテルやブライダル業界が 営業成績を上げるため「ジューン・ブライドが幸せになると広めてきた」との事。随分現実的な話ですが、ヨーロッパの話を信じて 幸せなカップルが増えるのなら良いですね。

　花材　・スモークツリー　・アナベル　・ソケイ　・紫陽花
　花器　・ガラス花瓶