1605- いつも、ありがとう

　神戸・岡山 二拠点生活が、私たちの老後の生活を　変化に富んだものにしてくれます。
　それぞれに、留守の間の家の管理をサポートとてくれる人が この生活パターンを成り立たせてくれていると思います。

今回も夕刻、神戸に着いてみると 近所に住む妹からの 翌日の朝食用のパン その他種々の差し入れ食が キッチン届いていました。
　そして飾り棚には、真っ白なドクダミの花三輪が楚々として挿されていました。
　いつも、ありがとう。

　花材　・ドクダミ　
　花器　・ガラス一輪挿し

1605- 日本の工芸 百年

　　岡山市立オリエント美術館で開催中の工芸展、人間国宝の名品展示を見に行きました。
明治・大正・昭和の、名工と言われる人々の作品は どれもその道を究めた 見応えのある物ばかりでした。
　その方々の経歴を見ると、夢を失わず一途に その道を究めてこられたことが伺えます。
又、日本の近代美術工芸が 広く深く世界に繋がっている事も再認識しました。

　来場している、若い美術関係者らしい人が 熱心に作品に見入っていました。きっと、夢を持って何かの創作に取り組んでいるのでしょう。
未来の人間国宝なのかも知れません。

　花材　・ひまわり　・柏葉紫陽花　・伊予みずき　・葉ラン
　花器　・ガラスボール


　入場　チラシから

1605- 庭の植物

　我が家の、余り広くない庭には 大小の木や草が無造作に植えられていて 季節折々の楽しみを与えてくれます。
自然の繁殖に任せていると、生命力の強い物が勢力を伸ばし過ぎて 大事にしていた花や草が 消えてしまうことがあるので　時々交通整理をする必要があります。

　かなりの種類の植物を、一つ一つ見ていると 時間の経つのも忘れてしまう事も度々です。
昨夜からの小雨に、しもつけ草の ピンクの小さな花の集合体が 頭を垂れています。
　数種の草花を集めて、生けてみました。

　花材　・しもつけ草　・ほたる袋　・鷹の葉ススキ　・鳴子ラン　・ベニバナ
　花器　・摺り鉢型 花器

1605- 柏葉 紫陽花

　　今年も、柏葉紫陽花が 沢山の花をつけています。
この季節に、木に咲く花は 多く見られますが その中でも好きな花の一つです。
　秋に、花も葉も紅葉して微妙な色合いの時も美しいが この時期の 咲き初めの頃は清涼感に満ちていて 一段と心惹かれます。

　花材　・柏葉紫陽花　・ベニバナ　・鷹の羽ススキ
　花器　・竹製花入れ

1605- 北側の窓を開けて

　高気圧に覆われて、全国的に晴天続きの毎日です。
これから、梅雨に入ることも忘れそうな夏日です。最高気温が29度になり、北側の窓を開けて 風通しを良くしました。
　今朝は県北の山里から、立派な10本ほどの 破竹と蕗が届きました。
蕗はキャラブキとして保存食、破竹は食べきれないので ご近所に差し上げました。

　近所の子供は、駐車場にホースを引き出して 水遊びをして ずぶ濡れになり　母親に叱られています。それでも、日焼けした顔は 楽しそうです。

　花材　・ひまわり　・紅ばな　・山帰来
　花器　・砥部焼 染付器