1708- 秋一輪

　久し振りに熱帯夜から開放され 八月も今日で終わり。ベランダから眺める海も青さを増し、空には一筆書きの様な シャープな線を描いた筋雲。
白菊の一輪が、暑さを言い訳にした私のルーズな気持ちを 引き締めてくれます。

　花材　・白菊　・高野まき　・雲竜ヤナギ
　花器　・創作 掛け花花器

1708- くすのき広場の 夏祭り

　私たちの住むマンションの敷地内には、皆が集まれるレンガ敷きのイベント広場があります。
それほど広くはありませんが、広場の名前の由来である くすのきの大木が一本 青々と茂り 建築当初から計画的に作られたステージと 広場全体を照らす照明も完備しています。
　住む人のコミュニュケーションを重視して、この空間は非常に貴重なものに思われます。

　都会でのマンション住まいは人の交流が希薄と思われがちですが 都会とは思えない人の触れ合いが感じられます。
夏バテ気味の、今日この頃ですが夏の終りの このお祭りを楽しみました。

　花材　・雲竜やなぎ　・モンステラ　・レモンリーフ　・ヒペリカム ・点景にほうずき
　花器　・白色花瓶

1708- 夏雲の向こう

　朝夕の風は、少し秋を予感させるようになりましたが 未だ　夏雲は高く空を占領しています。
今年の秋の訪れは、ゆっくりだと 長期予報が告げていました
　今、少しの我慢でしょうか

　花材　・雲竜ヤナギ　・オンシジウム　・レモンリーフ　・ヒペリカム
　花器　・津軽ビードロ

1708- 夏祭り準備

　久しぶりの夜来の雨も上がり、今朝は涼しさも感じられます。
夕刻から始まる、マンション群の夏祭りの準備も始まりました。今年は夫も自治会レビューで、その手伝いで 出かけていきました。

　紅白の幕が、広場の中心の楠木の周りに 張り巡らされ ステージには赤いモーセン、観客席には白のテーブルセットが 整然と並んた広場が 我が家の眼下に広がります。
この中に、夫も働いているのでしょう。夕刻には、賑々しく夏祭りが始まります。

　花材　・雲竜ヤナギ　・スベリカム　・ピンクッション　・アセビ　・グロリオーサ
　花器　・金属製　金色花器

1708- 処 暑

　暑さもそろそろ収まる頃 " 処暑 "、まだ３０度を越える猛暑の処が沢山ある日本列島ですが　今朝は心なしか南からの海風が 涼しさを運んでくれています。
八月のお花のレッスンは、行く夏の日を惜しむような トロピカルな色彩のボリュームたっぷりの花材でした。

　夏の終わりに、ベランダの水蓮鉢の紫色の水蓮が二輪 涼しげに咲きました。

　花材　・雲竜やなぎ　・ピンクッション　・ヒペリカム　・オンシジュウム　・レモンリーフ　・モンステラ
　花器　・砥部焼 青白磁壺