

岡山出身の戸田さんとは、初個展の時から30年近いお付き合いになります。東京へ越されてからも毎年、岡山での個展を開催され 私も添花でお手伝いをさせて頂いています。
今回の作品は、彼女のメルヘンチックな繊細さと言うより 力強いそれでいて、繊細さの残った物に仕上がっている様に思えます。いろいろな経験の中で得られた心の変化でしょうか。
添花をする時の、心得として作者の意図を少しでも汲み取って花はあくまで脇役。でも、一輪の花を添えるとその花器が よりいっそう存在感を増す時、その一瞬が私の楽しみです。









銅線を巻いた特製の花留付き
花材 ・雪やなぎ ・ケイトウ ・小菊 ・カスミ草 ・クルクマ
会場 テトラヘドロン 開期 9/11-9/16