MIYAGI VILLAGE

夏は雷、冬はからっ風、人は義理人情を重んじる・・・。

ドアのないエレベーター

2007-01-24 23:01:04 | 日々是決戦
昨年はシンドラー社のエレベーターによる、人間挟み込み死亡事故が起きたりと、何かとエレベーターのトラブルの多い年でした。エレベーターに乗るとき、心なしか少し不安な気持ちになったりもします。

今日、ウィーンにあるドアのないエレベーターの話を聞きました。

ドアがないノンストップのエレベーターに、人間が飛び乗るという、スーパーマリオもビックリのエレベーターです。あまりのスリリングさゆえに、ウィーンの観光名所にもなっているそうです。

おもしろいと思って検索してみたところ、

画像を発見!!

http://non-stop-run.hp.infoseek.co.jp/essei3.htm

http://blog.goo.ne.jp/akatuki-design/e/744e7701205f9cd3af2f59663b5c58c3

おそるべきノンストップ・alwaysオープン・エレベーター。

問題は、これがどれくらいのスピードで動いているのかという点ですね。
勇気を振り絞らないと乗ることができないとの評がありますので、
けっこう速く動いているのだと思います。
3人組で行ったりすると、最後の一人は挟まれて死にます。
一人ずつ飛び乗るしかないです。

さすがは、シンドラーを生んだドイツ圏の国です。

安全管理という面があまり考えられていないようです・・・。

マリオとは違い、このエレベーターは挟まれてもリセットできないので要注意です。損害保険という名のセーブが欠かせません。スターを使うなどして、素早く飛び乗ることが攻略のポイントです。

ICE(新幹線)も脱線事故起こしたし、ドイツの技術はイマイチ信用に欠ける気がします。やはり、災害大国の日本ほど安全管理がきちっとなされた国はないと再認識した次第です。

しかし、ウィーンのこのエレベーター、若いうちに乗っておきたいものです。

最後の授業

2007-01-23 22:21:58 | 日々是決戦
今日の授業で、俺の大学授業がすべて終了しました。

あー、思えば、あっという間の4年間。もう終わりかよ、って気がする。学びの面に関しては、4年間では到底足りなかった。大学を卒業するにしても、まだまだ、学士というには足りない知識しかないんじゃないかな。まぁ、教育学の学士なんで、教員免許取ったからには、学士の資格はあるっちゃぁあるんだけど・・・、俺の本職は政治学だから。

政治学、特に安全保障の分野を大学では専門的に学ぼうと努力していたわけだけど、今の知識ではまだまだ。卒業論文に関しては、ゼミの先生から、「最初から最後まで自分の言葉で書かれており、まったく問題が見当たらない論文。君の考えには共感できる点がある。」と褒めていただけたけど、それでもまだまだ足りないと思ってる。有事法制=日本の安全保障学という卒業論文の分野に関しては、かなりの理解度をつけられたと思うが、国際安全保障や国際強力に関しては、全然ダメダメである。

この分野に関しては、社会人になってからも継続して勉強したい気持ちが強い。チャンスがあれば、政界に入りたいという気持ちも少なからずあるし、政治・経済の分野はきちっと興味を持っていきたい。まぁ、社会人として、学ぶことは当然の義務だと思うし、時間を見つけて本を読むことは忘れないようにしたい。

ただ、大学入学時に友人と交わした、「卒業時には1コマの授業をできるくらい、一つの学問を究めよう」という目標は、まぁまぁ、達成できたかな、それはうれしいね。有事法制に関しては、1コマくらいならできそうだ。勉強したという事実はあるのだから、その点は胸を張ってもいいんじゃないかな。

まぁ、何はともあれ、明日から春休み。二度と来ないこの時間を思いっきり頑張るしかない。いい加減に過ごしたら、未来の自分に申し訳ないよね。旅行の計画に、引越しの計画、採点バイトとやることは山積みなんだけど、とにかく、全力で立ち向かうしかない。夏休みに負けず劣らず、春休みも暇な日は5日強あればいい方なくらいの忙しさなんで、マジで頑張っていこう!!




(4年間を過ごした16号館)


(サークルの溜まり場だった15号館ラウンジ)


(なごやかな商店街にも支えられたなぁ)


(そして、こんな素晴らしい大学をつくってくれた大隈さん、ありがとう!)

白ジャージの彼が県知事に

2007-01-23 02:06:59 | 政治・経済
お久しぶりです。

さきほど、かなり長文で書いていた日記が、インターネットエクスプローラー氏のエラーのせいで消えてしまいました。がっかりです。久々に政治ネタで頑張って書いてたのにね。やっぱ、こまめな保存って大事だなって思いました。

ちなみに、幻のタイトルは「現役早大生の考える宮崎県知事選挙」。

すげぇ、頑張って書いたのになぁ。残念。
仕方がないので、もう一回、短めに書いてみます。

俺は、そのまんま東氏が当選すると思ってたよ。

彼のような人格者が知事になってくれたことを歓迎したいね。
若干、自分の意見に固執するきらいがあるかな、と心配してたけど、今日のテレビ生中継を見た感じでは是々非々でやっていく心構えをきちっと示してくれたので、さらに俺の中でポイントアップしたよ。

早稲田の同窓だからってことが大きいのももちろんなんだけど、、彼のものごとに対する取り組む一途さが好きだ。犯罪を起こしてからの彼のここ数年は、早稲田とマラソンと宮崎だった。最終日の早稲田のジャージを着て、マラソンして、宮崎県知事選挙を戦う絵はなかなか感動的だった。

彼はただの元お笑い芸人ではない。彼は、早稲田でもトップクラスの、勤勉さを持った学生だった。彼は本気で主席を目指していたし、彼の成績の良さは大学職員の間でも優秀なものとして認識されていたそうだ。俺は彼の学問に対する姿勢を強く尊敬している。特に政経に移ってからは、まわりのレベルの低さに怒りを覚えることもしばしばだったようだ。学問にマジメであるが故の、不勉強な学生への怒り、当然だろう。俺も勉強を放棄し、ラウンジや部室でダラダラと過ごす学生を見ると、軽蔑せざるをえない。まぁ、勉強をしているうえでのダラダラなら許せるのだが。

また、彼のマニフェストは非常に具体的であり、細かい数字を出して、県民に訴えたことが大きかった。東京ではそのような姿はあまり放送されなかったが、地元では大いに放送されたことだろう。あのマニフェストを見れば、ただのお客さんではなく、東氏が政治家であることに気づけるはずだと思っていた。彼のクリーンな性格とあのマニフェストが、県知事選挙の勝敗を分けたと思う。

俺にとっては、まったく意外な結果ではなかった。

これから先の課題は、いかに自らの政策を実行に移していくかだろう。彼の場合は、財源についてかなり深く切り込んだマニフェストを作成していることもあり、理論武装した、議会運営も可能だろう。県民の支持を追い風にどこまで、議会が協力してくれるかが、これから先の焦点だ。本当に頑張って欲しい。

高千穂町の惨状を救えるのは彼しかいないのだ。
地方から日本を変えてくれっ!






PS.だいぶ、いい加減な記事になってしまったなぁ。でも、そのまんま東氏は本当に尊敬できる人物だし、やってくれると思うよ。早大政経中退が最終学歴だけど、本当は、大学院進学を視野に入れて活動していたそうだから、さらに学ぼうとしていたんだよね。彼の向上心は凄いと思う。

言葉を取り戻せ!

2007-01-17 23:09:32 | 政治・経済
今日のゼミで先生がおっしゃられた名言。

現代は言葉をなくしてる。言葉が出なくて、手が出る。人を簡単に殺す・・・。

現代はあらゆる意味で言葉が失われていると俺も思う。

メールの普及で、短文しか発することのできない若者。
外に出て人と触れ合うのが怖いという引きこもり。
子供を言葉で叱ることのできない母親。
視聴率に食いついて、大事なニュースを後手に回すマスコミ。

言葉がないと、考える力まで衰えていく気がする。

外から得られる価値観だけで生きていく人が多すぎじゃない?

あなたの人生観を教えて?と聞いて、楽しく生きることです、とか答えてOKだと思ってないか。楽しく生きれればOKだったら、世の中回らないんだよ。苦しい思いがあるから、楽しい思いが輝くんだろ。

俺はね、自己犠牲とか、公の精神だとかがもっと必要だと思う。

自分のことだけ考えればいい、なんておかしい。就職活動のときに、自分がどう働きたいか?だけ考えて就活するのも正直変だ。

俺は、自分が社会の中で、どの位置にいて、どのような働きをすれば社会に貢献できるのか、どのような形で貢献するのかが最適なのか、を考えた結果、今の会社にいく。

公と自分を対峙させるべきだ。

でも、たぶん、今の世の中、公って何?っていう人が多いんだろうな・・・。この辺も、公って言葉が失われてるからだと思う。言葉が失われていくのは怖い。

そのうち、多様な価値観にあふれた未来は閉ざされてしまうかも。矮小な価値観だけで構成される社会がやってきてしまうかも。俺は、そんなのは、いやだな。

ものごとを、自分の言葉で語れないやつは、誰からも信頼を集めることはできない。

とりあえず、人間は、もっと勉強するべきだよ。勉強は授業だけじゃない。さまざまな体験を通して、さまざなものに熱中して、その中に、きっと輝くものがある。それを自分に身に付けろ、自分の言葉に組み込め。自分の理想を自分の言葉で語れ。


高田馬場二郎

2007-01-16 20:34:54 | 日々是決戦
相変らず、体に悪い、悪すぎる。

ミニで頼んだら、600円出して、これしか量ないんだよ。
信じられな~い。

馬場の二郎は、やっぱイマイチな気がする。

普通のラーメンも値段が650円と高いし、もやししかのってないし。

二郎としては、低い評価をせざるをえないなぁ。
今日なんか、余裕で座れてしまったし、経営努力が必要だ。

やっぱ、田無住民としては、ひばりが丘二郎、だな。

涙のあと

2007-01-14 16:04:53 | ラグビー
1月13日、ラグビー大学選手権決勝。

そこには、号泣している自分の姿があった。一夜明けた今でも、この空虚さが信じられない。

結果は関東の33-26の勝利であった。

試合前の嫌な予感が的中してしまった。メディアは早大優位の報道であったが、俺はそんなことはないと思っていた。メディアはデータ主義であり、これまでの戦績や選手の肩書きで判断しようとする。しかし、スポーツはそれだけで決まるものではない。スポーツは筋書きのないドラマであり、ドラマの配役の演技如何ではいかようにも筋書きは変わりうるものだと思っていた。早稲田は、9月の立教戦、11月、12月の慶應戦で苦戦していた。苦戦の理由は相手ディフェンスのよさであった。もし、関東が慶應のようなディフェンスをしてきた場合、早稲田はかなり苦しくなると思っていた。

11月の慶應戦で解説を務めた関東学院・春口監督は「慶應のディフェンスがすばらしい。慶應がこのディフェンスを続ける限り、早稲田との点差は開かない」と断言していた。

俺は、このとき、春口監督が、早稲田相手に勝つ方法をディフェンス、接点で圧倒することであることに気づいていたように思う。もし、これを実践されたら・・・、それが俺の嫌な予感だった。そして、春関東、ジュニア選手権で感じた関東の圧倒的な強さが何度も頭の中を巡った。

決勝戦で関東が見せた強さは想像以上のものであった。とにかく、接点での強さ、これに尽きる。

特にラインアウト。これだ。これが決定的だった。早稲田は相手ボールはおろか、前半、マイボールを一本もまともに取ることができなかった。長身LOの西・北川を擁する関東はラインアウトに絶対の自信を持っており、ここが重要な勝負になるとは思っていたものの、まさかここまでやられるとは・・・。以前、ジュニア選手権・決勝を見に行ったときに、早稲田ボールラインアウトを関東の選手が大声を出して妨害するのは知っていたが、おそらく今日もそれがあったと思われる。ましてやこれだけ連続で失敗してしまうとなると・・・。早稲田は、繊細さを要求されるラインアウトをきっかけに終始冷静さを欠く結果となった。選手の能力に加え、メンタル面へのブローで、想像以上のプレッシャーを早稲田は受けてしまった。

ラインアウトを封じられるということは、攻撃の片手をもぎ取られることに等しい。ペナルティをもらい、タッチキックでゲイン、ラインアウト→モールorBK展開という攻撃の王道となる選択肢を完全に封じられてしまった。

結果として、早稲田は自陣からパスでゲインしていくしか方法がなくなってしまった。ペナルティをもらっても、その位置からパスで展開、縦突破していくしかトライを取る方法がなかった。ラグビーは前へパスすることが禁止されている以上、この様な場合、選手自らが突破してゲインしていくしかインゴールへ近づく方法はない。こうなってしまうと、個人の能力に頼るしか方法がなかった。

セットプレーで圧倒的に不利であり、早稲田のチャンスは数えるほどしかなかった。そんな中、矢富や曽我部は何度も縦突破を試みた。しかし、待っていたのは関東の強力なタックルであった。二人がかりで止めに来られては、さすがのスターBKでも止められてしまう。突破した後の、サポートもうまくいかず、ラックでのすさまじい勢い、関東の接点での激しさに圧倒されるばかりだった。

しかしながら、本来であれば、ラインアウトに関しては、後半に修正をして少しは競り合えるようになるはずであった。ただ、誤算があった。それはケガ人。後半開始早々、なんと主将の東条が負傷退場。ケガをおしての出場であったが、また足首をケガしてしまった。直後にはラインアウトリーダーのバイスキャプテン・彰友までが負傷、さらに東条に代わって入った松田までが負傷。修正どころか、FWは完全に崩壊してしまった。早稲田はFLにHOの臼井を入れ、応急的な措置を取るものの、もはや満身創痍の王者に攻めるだけの余力はなくなっていた。できるのは、ただ一つ。関東の切れ味鋭いランに対して、早稲田の誇りにかけてタックルに行くのみ・・・。

だが、それでも俺は信じていた。東条は言っていた。信じれば勝つと。勝とうと思ったほうが勝つのだと。俺は東条たちを信じていた。そして、光明も見えていた。前半、21-0で大差をつけられた後の、終了間際の首藤、菅野の連続トライで21-12。両WTBの意地のトライを泣きそうなくらいの歓喜で迎えた。絶対にトライを取る、鋼の意識に支配された菅野のもぎ取るようなトライには鳥肌が立った。そして、後半、あいつらなら、きっとやってくれると信じていた。

しかし、後半、関東のディフェンスは衰えるどころか、さらに激しさを増していた。菅野のタッチラインギリギリのこれまた、意地のトライで点を返し、28-19と1トライ1ゴール1PG差まで再び追いついたが、その後の攻めは、今村への激しすぎるタックルをはじめとした関東の鋭いディフェンスにことごとく止められ、逆に奇跡を信じた俺たちを打ち砕く後半40分の朝見のトライ。

ロスタイム5分では到底埋められない差をつけられてしまった。最後の最後の今村のトライは、もう手遅れだった。あのとき、トライをしても、すぐに引き返し、五郎丸にボールを蹴らせようとした今村の気持ちは察するにあまりある。意地のトライというには、あまりに悲しいトライだった。

五郎丸のコンバージョン成功とともに、東条組の挑戦は終了した・・・。

そのとき、目の前にあったのは受け入れがたい現実であった。歓喜に沸き返るマリンブルーのスタンドと選手。呆然と立ち尽くす赤黒の選手たち。こんなはずではなかった・・・。

その光景が理解ができないままに時は流れた。気づいたときには表彰式だった。東条の表情は、茫然自失というか、なんというか分からない、何も考えられないという表情だった。その表情が、俺たちの失ったものの大きさを物語っていた。

東条組は「荒ぶる」を歌うことができなかった。

早稲田ラグビーにおいて、大学選手権決勝で勝つか勝たないかは、天と地よりも大きな差がある。勝った選手の代は荒ぶるを手に入れることができ、負けた代は未来永劫、荒ぶるをうたうことは許されないのだ。それは早稲田ラグビーから否定されたに等しい意味を持つ。だから、選手は言う。早稲田は負けることは許されないチームだと。

時間が経ち、沸き返る関東の選手と、静まり返り、立ち尽くす早稲田の選手を見ているうちに、俺は泣いていた。涙が止まらなかった。一緒に観戦していた仲間に声をかけられるまで、ずっと泣いていたように思う。東条たちの気持ちを思うと、涙が止まるはずもなかった。

もう本当に、悔しくて悔しくて仕方がなかった。

俺が泣く少し前に、矢富と曽我部がスタンドに挨拶に来た。矢富は涙が止まらない状態であった。メディアによると、試合終了後、矢富は、コートを着ることを拒否したという。試合が終わったことを認めたくなかったんだと思う。去年の東芝戦の後と同様、矢富は頭を下げた後、しばらく頭を上げられなかった。その姿に、観客も応える。「矢富がんばれ」と。そこにあったのは、決して望みはしていなかったが、「敗戦の美」とも言うべきものであった。

俺が泣いている間に、菅野も泣きながら観客に挨拶に来たらしい。矢富にしても菅野にしても、挨拶というよりは謝罪であった。しかし、俺たちは誰も彼らを責めてはいない。彼等は試合中、十分に役割を果たしていた。矢富の何度とない突破、菅野の執念のランとタックル、曽我部の懸命のタックル、忘れることのできないプレーだ。彼らが持っていたのは、すさまじい、責任感。負けたことに責任を感じ、そして涙が止まらなかったのだ。なんという、すさまじい選手たち、すさまじい人間だろうか。俺は彼らと同じ大学に通っていること、同じ学年で、応援を通して一緒に戦えたことを誇りに思う。そして、それと同時に、彼らの思いが俺の中にも入ってきて、涙が止まらなくなった。



(優勝した関東の選手たちがグランドを一周)


(関東の優勝を呆然と見つめる赤黒の選手たち)


(観客への挨拶を終え、去っていく矢富と曽我部)


頑張っていた選手を責めることはできない。自信と誇りを示せと送り出した中竹さんを責める気もない。そもそも、一介のファンに過ぎない俺に赤黒の選手を責める権利など存在しない。

今回は、関東が強かった。関東の気持ちが上回っていた。

しかし、一つだけ思うのは、早稲田が気持ちで負けたということはあってはならないことだと思う、その一点だ。荒ぶるへの思いは他の大学にはない、早稲田にしかない思いのはず。その思いを背負っているのに、なぜ関東に気持ちで負けてしまったのか、そこに今年の弱さがあったんだと思う。

慢心という言葉で片付けるつもりはない。自信と誇りを第一義に掲げる早稲田でありながら、早稲田らしからぬプレーをしている選手がいると、今シーズンずっと思っていた。そこに早稲田は穴が開いていると気づいていた。昨日も穴はふさがっていなかった。

懸命にプレーをする四年生がいる一方で、下級生の軽いプレーが印象に残った一年だった。いつもの2人は、昨日もラフプレーをしていた。彼らのセンスあふれるプレーは魅惑的であり、早稲田だけでなく日本のスターになりえると思う。しかし、本当に大切なところで体を張れないプレイヤーを俺は信用しない。どれだけすばらしいプレーをしても、早稲田らしさなしにはファンはついてきてくれないだろう。

東条組の無念を晴らせるのは彼らしかいない。彼らが意識を高く持ち、荒ぶるを追いかけなければ、東条組は浮かばれない。早稲田の品位は地に落ちる。見ている人が感動し、ともに笑い、ともに涙を流せる、ひたむきで、すさまじいくらいの情熱の塊である早稲田ラグビーを俺は見続けたい。

瀧澤、畠山、権丈、豊田、五郎丸、臼井、橋本、寺廻、松田、長尾、早田・・・、この悔しさを忘れるな。東条組の魂を胸に、自信と誇りで来年は絶対に勝って欲しい。

そして、東条組。今まで、本当にありがとう。しかし、まだ、東条組は終わっていない。日本選手権、最後まで東条組らしさを見せてくれ。俺は、絶対に見に行くから・・・。

今は何も考えられない

2007-01-13 23:54:10 | ラグビー
今日の決勝については、明日起きて、落ち着いたら書きます。

この先、どうやって生きていけばいいんだ・・・。

東条のことを考えると・・・。

表彰式のときの茫然自失の彼の顔が忘れられない。

さっき、諸岡組と隆道組に会ったけど、彼らと東条組の間にある壁はあまりに大きい。1と0の差。その間にはなにもない。あるかないか、それだけなんだ。東条組は関東に否定されてしまった。

ただ、そのことが悔しくて涙が止まらない。

勝とうと思ったほうが勝つ!!みんなを信じてる!!

2007-01-12 23:55:29 | ラグビー
熱すぎる・・・、過去に経験にしたことのない熱さがそこにはあった。

2006年1月12日、大学選手権決勝前、試合練習。

責任と信頼、信じられる仲間たちとともに東条組は戦う。

毎年恒例となっている決勝戦前のBCマッチ、通称ウチゲバ。

今年は21-34でなんとCチームが勝利!!

スキルで上回るB相手にCは気合で挑みました。接点での激しさ、かち上げるタックル、感嘆符を打ちたくなるような一生懸命さでした。おまけに密集からのトライでの勢いも大切、行けー!と思ったところで行けてしまう、そんなゲーム運び。いいチームです。三井-細川のHB団は4年生の意地を感じさせてくれました。

Bは突破力など能力は見せるものの、それを継続できてなかった。やはり関東戦の敗北や赤黒が着れないショックなどが効いているのかもしれません。しかしながら、伊勢のすばやい捌きや大島のナイスタックルなど随所に見せ場はあったと思います。

Cチームが勝ったときのジュニアやコルツの選手たちの喜びようがすごかったです。それとは対照的に膝を地面につくBチームの悔しさも忘れられません。


(激しかった接点での攻防。)


(Bは何度も突破を試みたが・・・。)


(茫然自失のBチーム)


(歓喜に沸き返るCチーム)

そして、その後の試合前練習へ。

試合前練習は、それほど激しいものではなく、基本プレーの確認という感じで、笑みも交えながら、穏やかに行われていました。サンスポで取り上げられていた、22人が体を密着し、横一列になってボールをパスして前進する儀式が印象的で、コミュニケーションをとるうえで確かに重要な練習だと感じました。

そして、そのあとのタックル練習・・・。ヤバすぎでした・・・。部員全員が集まり、全員が叫んでいる中、選手が雄たけびをあげて関東のジャージを着たタックルに突っ込んでいく・・・。ものすごい光景でした。正直、下の写真ではこの気迫は伝わらないと思います。

そのあとはポジション別の練習。FWはスクラム、ラインアウトの練習、BKはパスなどの練習・・・。五郎丸はキックを蹴りこんでいました。


(FWからボールを出して、BKへ展開するイメージは既に出来上がっている)


(矢富のジャージには寄せ書きジャージ。多くの人のメッセージをエネルギーに変えて戦う)


(関東のタックルダミーを用いた、熱すぎるタックル練習)

そして、全部員を前にして、円陣を組んでの決意表明。

泣いていました。部員もファンも・・・。ものすごい空間。

これが早稲田ラグビーだと思いました。

林「明日体を張らないのは男じゃねぇ!絶対中竹さんを男にするぞ!!」

菅野「絶対トライとります。」

茂木「黒澤たちの分まで・・・。」

東条「ここまできたらもう気持ちの問題。勝ちたいと思ったほうが勝つ。みんなを信じてる。いっしょに荒ぶるを歌おう!!」

他にも矢富の檄、曽我部の涙・・・、22人の思いが141人の思いになったシーンでした。その後の北風の合唱。これで、141人は完全に一体化しました。明日はこれにファンの思いをのせて、国立が一人になればと思います。


(決意表明と北風)


(練習後の矢富のパス練習。受けるのはCチームで戦った細川。4年生の絆。)

最後の試練を乗り越え

2007-01-11 23:42:38 | 政治・経済
本日、卒業論文を事務所に提出してまいりました!!

これで卒業はほぼ確定です!!

いやぁ、しかし、いろいろ大変でした。

特に今日は最後の試練が待ってました。

製本屋から卒論を受け取り、サークルのラウンジへ。
そして、題目シールを貼るなどの作業を行う。

そして、自らの卒論を眺めていた際に違和感が・・・。

左の鼻の穴から熱いものが下に出ていくのを感じました。

ポタッ・・・、ポタッ・・・。

!!!!!!!!!!!

は、鼻血~~~~~!!

俺の鼻から零れ落ちた血は見事に卒論の上へ。



時が止まりました・・・。

なぜ、なぜ今日なんだ・・・。

突然、鼻血が出るなんていうアクシデントは一年に一回あるかないかのイベントじゃないか・・・、なぜ今日、このタイミングで・・・。

ショックで言葉も出ません。一気に青ざめました。

そして、必死にリカバリーの方法を考えます。

10分くらいたって、

あることに気がつきました。

そう、題目シールの、端のシールが余っていることに。

これだっ!!

と思った俺はすぐさま、血の上に題目シールを貼りました。

ジャストフィット!!

さらに、血が透けるので、コピー用紙を上から貼って透けないようにしました。



なんとか修正を行うことができました・・・。

かなりギリギリではありましたが、その後、事務所の審査を無事通過。よかった、気がつかれなかったと一安心。問題は先生が、どう思うかです。

なんとか、次の面接も穏便に進むことを祈ってます。

製本間に合った!!

2007-01-10 23:14:15 | 日々是決戦
今日の午前中に、6円コピーでお世話になってる福岡文具店に行って、卒業論文の製本をお願いすることができました!!

これで、あとは完成を待つのみ!!
完成は明日。乞うご期待。

ちなみに後輩へのメモ。

今日聞いたのですが、卒論はサンワというところなら、最悪当日でもやってくれるらしいです。ただし、お金は余分にかかるそうですが、心配ならここを利用するのがベストです。

あと、今日は正門前で行われた、赤黒ビックジャージにファンが思いを書く、というアツすぎる催しに行ってきました。しかも一人で。でも、一人で来てる人は他にもいたし、全然問題なしです。

書いてあるメッセージ・・・、熱かったです。

やはり、ラグビーファンは熱い人が多い。

試合前練習行くぞ!みたいなメッセージもあり。まぁ、俺も当然行きますが・・・(ただし、ゲバは授業のため後半終了くらいからしか見れないのが残念。)

ご父兄のメッセージもあり。

高校の同期のメッセージあり、と。

一般の学生だけでなく、いろいろな人のメッセージがあるようでした。

でも、このジャージ、でかすぎです。

でかすぎて、スペースが埋まりません・・・。

正直、俺もかなりスペースをとって書きましたが、それでも小さすぎるくらい。みなさん、遠慮して、字を小さく書いてるので、全然ダメダメです。大きく書かないと、埋まりません。ジャージの上にハエがのってるようにしか見えません。明日もあるので、みんな、メッセージを書きに行こう!!あんな小ささじゃ、悲しすぎるぜ!

ちなみに、俺のは↓



人一人分くらいの広さで書きました。

副務の左京が写真撮ってたアングルに確実に俺入ってたので、もしかしたら、ラグビー部のHPに顔が載ってしまう危険性も感じています。というか載りたい。

あー、もう、決勝戦勝つしかないわ!!

荒ぶる!!