MIYAGI VILLAGE

夏は雷、冬はからっ風、人は義理人情を重んじる・・・。

勝とうと思ったほうが勝つ!!みんなを信じてる!!

2007-01-12 23:55:29 | ラグビー
熱すぎる・・・、過去に経験にしたことのない熱さがそこにはあった。

2006年1月12日、大学選手権決勝前、試合練習。

責任と信頼、信じられる仲間たちとともに東条組は戦う。

毎年恒例となっている決勝戦前のBCマッチ、通称ウチゲバ。

今年は21-34でなんとCチームが勝利!!

スキルで上回るB相手にCは気合で挑みました。接点での激しさ、かち上げるタックル、感嘆符を打ちたくなるような一生懸命さでした。おまけに密集からのトライでの勢いも大切、行けー!と思ったところで行けてしまう、そんなゲーム運び。いいチームです。三井-細川のHB団は4年生の意地を感じさせてくれました。

Bは突破力など能力は見せるものの、それを継続できてなかった。やはり関東戦の敗北や赤黒が着れないショックなどが効いているのかもしれません。しかしながら、伊勢のすばやい捌きや大島のナイスタックルなど随所に見せ場はあったと思います。

Cチームが勝ったときのジュニアやコルツの選手たちの喜びようがすごかったです。それとは対照的に膝を地面につくBチームの悔しさも忘れられません。


(激しかった接点での攻防。)


(Bは何度も突破を試みたが・・・。)


(茫然自失のBチーム)


(歓喜に沸き返るCチーム)

そして、その後の試合前練習へ。

試合前練習は、それほど激しいものではなく、基本プレーの確認という感じで、笑みも交えながら、穏やかに行われていました。サンスポで取り上げられていた、22人が体を密着し、横一列になってボールをパスして前進する儀式が印象的で、コミュニケーションをとるうえで確かに重要な練習だと感じました。

そして、そのあとのタックル練習・・・。ヤバすぎでした・・・。部員全員が集まり、全員が叫んでいる中、選手が雄たけびをあげて関東のジャージを着たタックルに突っ込んでいく・・・。ものすごい光景でした。正直、下の写真ではこの気迫は伝わらないと思います。

そのあとはポジション別の練習。FWはスクラム、ラインアウトの練習、BKはパスなどの練習・・・。五郎丸はキックを蹴りこんでいました。


(FWからボールを出して、BKへ展開するイメージは既に出来上がっている)


(矢富のジャージには寄せ書きジャージ。多くの人のメッセージをエネルギーに変えて戦う)


(関東のタックルダミーを用いた、熱すぎるタックル練習)

そして、全部員を前にして、円陣を組んでの決意表明。

泣いていました。部員もファンも・・・。ものすごい空間。

これが早稲田ラグビーだと思いました。

林「明日体を張らないのは男じゃねぇ!絶対中竹さんを男にするぞ!!」

菅野「絶対トライとります。」

茂木「黒澤たちの分まで・・・。」

東条「ここまできたらもう気持ちの問題。勝ちたいと思ったほうが勝つ。みんなを信じてる。いっしょに荒ぶるを歌おう!!」

他にも矢富の檄、曽我部の涙・・・、22人の思いが141人の思いになったシーンでした。その後の北風の合唱。これで、141人は完全に一体化しました。明日はこれにファンの思いをのせて、国立が一人になればと思います。


(決意表明と北風)


(練習後の矢富のパス練習。受けるのはCチームで戦った細川。4年生の絆。)

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