MIYAGI VILLAGE

夏は雷、冬はからっ風、人は義理人情を重んじる・・・。

最後の授業

2007-01-23 22:21:58 | 日々是決戦
今日の授業で、俺の大学授業がすべて終了しました。

あー、思えば、あっという間の4年間。もう終わりかよ、って気がする。学びの面に関しては、4年間では到底足りなかった。大学を卒業するにしても、まだまだ、学士というには足りない知識しかないんじゃないかな。まぁ、教育学の学士なんで、教員免許取ったからには、学士の資格はあるっちゃぁあるんだけど・・・、俺の本職は政治学だから。

政治学、特に安全保障の分野を大学では専門的に学ぼうと努力していたわけだけど、今の知識ではまだまだ。卒業論文に関しては、ゼミの先生から、「最初から最後まで自分の言葉で書かれており、まったく問題が見当たらない論文。君の考えには共感できる点がある。」と褒めていただけたけど、それでもまだまだ足りないと思ってる。有事法制=日本の安全保障学という卒業論文の分野に関しては、かなりの理解度をつけられたと思うが、国際安全保障や国際強力に関しては、全然ダメダメである。

この分野に関しては、社会人になってからも継続して勉強したい気持ちが強い。チャンスがあれば、政界に入りたいという気持ちも少なからずあるし、政治・経済の分野はきちっと興味を持っていきたい。まぁ、社会人として、学ぶことは当然の義務だと思うし、時間を見つけて本を読むことは忘れないようにしたい。

ただ、大学入学時に友人と交わした、「卒業時には1コマの授業をできるくらい、一つの学問を究めよう」という目標は、まぁまぁ、達成できたかな、それはうれしいね。有事法制に関しては、1コマくらいならできそうだ。勉強したという事実はあるのだから、その点は胸を張ってもいいんじゃないかな。

まぁ、何はともあれ、明日から春休み。二度と来ないこの時間を思いっきり頑張るしかない。いい加減に過ごしたら、未来の自分に申し訳ないよね。旅行の計画に、引越しの計画、採点バイトとやることは山積みなんだけど、とにかく、全力で立ち向かうしかない。夏休みに負けず劣らず、春休みも暇な日は5日強あればいい方なくらいの忙しさなんで、マジで頑張っていこう!!




(4年間を過ごした16号館)


(サークルの溜まり場だった15号館ラウンジ)


(なごやかな商店街にも支えられたなぁ)


(そして、こんな素晴らしい大学をつくってくれた大隈さん、ありがとう!)

白ジャージの彼が県知事に

2007-01-23 02:06:59 | 政治・経済
お久しぶりです。

さきほど、かなり長文で書いていた日記が、インターネットエクスプローラー氏のエラーのせいで消えてしまいました。がっかりです。久々に政治ネタで頑張って書いてたのにね。やっぱ、こまめな保存って大事だなって思いました。

ちなみに、幻のタイトルは「現役早大生の考える宮崎県知事選挙」。

すげぇ、頑張って書いたのになぁ。残念。
仕方がないので、もう一回、短めに書いてみます。

俺は、そのまんま東氏が当選すると思ってたよ。

彼のような人格者が知事になってくれたことを歓迎したいね。
若干、自分の意見に固執するきらいがあるかな、と心配してたけど、今日のテレビ生中継を見た感じでは是々非々でやっていく心構えをきちっと示してくれたので、さらに俺の中でポイントアップしたよ。

早稲田の同窓だからってことが大きいのももちろんなんだけど、、彼のものごとに対する取り組む一途さが好きだ。犯罪を起こしてからの彼のここ数年は、早稲田とマラソンと宮崎だった。最終日の早稲田のジャージを着て、マラソンして、宮崎県知事選挙を戦う絵はなかなか感動的だった。

彼はただの元お笑い芸人ではない。彼は、早稲田でもトップクラスの、勤勉さを持った学生だった。彼は本気で主席を目指していたし、彼の成績の良さは大学職員の間でも優秀なものとして認識されていたそうだ。俺は彼の学問に対する姿勢を強く尊敬している。特に政経に移ってからは、まわりのレベルの低さに怒りを覚えることもしばしばだったようだ。学問にマジメであるが故の、不勉強な学生への怒り、当然だろう。俺も勉強を放棄し、ラウンジや部室でダラダラと過ごす学生を見ると、軽蔑せざるをえない。まぁ、勉強をしているうえでのダラダラなら許せるのだが。

また、彼のマニフェストは非常に具体的であり、細かい数字を出して、県民に訴えたことが大きかった。東京ではそのような姿はあまり放送されなかったが、地元では大いに放送されたことだろう。あのマニフェストを見れば、ただのお客さんではなく、東氏が政治家であることに気づけるはずだと思っていた。彼のクリーンな性格とあのマニフェストが、県知事選挙の勝敗を分けたと思う。

俺にとっては、まったく意外な結果ではなかった。

これから先の課題は、いかに自らの政策を実行に移していくかだろう。彼の場合は、財源についてかなり深く切り込んだマニフェストを作成していることもあり、理論武装した、議会運営も可能だろう。県民の支持を追い風にどこまで、議会が協力してくれるかが、これから先の焦点だ。本当に頑張って欲しい。

高千穂町の惨状を救えるのは彼しかいないのだ。
地方から日本を変えてくれっ!






PS.だいぶ、いい加減な記事になってしまったなぁ。でも、そのまんま東氏は本当に尊敬できる人物だし、やってくれると思うよ。早大政経中退が最終学歴だけど、本当は、大学院進学を視野に入れて活動していたそうだから、さらに学ぼうとしていたんだよね。彼の向上心は凄いと思う。