MIYAGI VILLAGE

夏は雷、冬はからっ風、人は義理人情を重んじる・・・。

そうだ、京都行こう

2005-11-17 23:22:19 | 旅・鉄道
突然ですが、京都に行ってきます。


今年こそは、紅葉の京都に行きたいという願い、かなえたいと思います。
最初の予定では、来週に友人と行く予定だったのですが、来週は日テレの予感があるので前倒しで今週末に一人で行くことにしました。。ここ数日、天気予報とにらめっこし、なんとか天気は持ちそうな天気予報に変わったこともあり、先ほど決断しました。

今、急ピッチで予定を立てています。行きたいところはなんといっても大原三千院、これが最強、そして東福寺、醍醐寺、真如堂、永観堂などです。時間があったらJR東海のCMでやっている善峰寺にも行ってきたいと思います。そしてラーメンも魅力。朝食:第一旭、昼食:夜鳴きや、夕食:天天有、みたいな感じでしょうか。身体に悪すぎですね。でも京都のラーメンは本当においしんですよ。

夏休みの名古屋以来の久々の旅です。わくわくしてきました!

久々にHOTEST

2005-11-16 23:12:52 | 政治・経済
今日は夜に就職エージェントっていうところがやってるセミナーに行ってきました。


内容は三菱商事の若手社員が私たちの質問に答えてくれるという形式。商社は先日の学校での業界研究セミナーであんま興味ないかもなぁ、と思っていたんですけど、思い過ごしの危険性もあるし、なんだかんだで人気業界、どうして人気なのか知りたい、そんな思いもあって今日は参加してみました。

社員の方は非常に気さくな方でした。仕事の話もありましたが、参加者からの質問は多岐にわたり、いろいろな話がありました。この社員の方は石炭の事業にかかわっている方で、海外の人にメールして失敗した話だとか、会社に入ったときの人事の評価の紙を見たら「元気」と書かれていて、これだけで受かっちゃった、みたいな裏話もありました。本人も言っておられたんですけど、普通の人なんですよね。英語もしゃべれない、勉強もできるわけじゃない、でもバイタリティーはすごくある、そんな人でした。バイタリティーだけでも商社は受かるんだなぁ、とちょっと感動。

ただ、自分の志望する会社としてはどうなんかなぁ、って感じでした。いろいろ自由に出来るとはいっても、やはり決められた枠組みの中でしか出来ないし、本当に好きなことが出来るのかどうか、というとやはり難しい。自分の目指す会社とはちょっと違うなぁ、という印象を受けました。

そして、今日最大の収穫だったのはその後のメシ。偶然セミナーにいた大学の友人と、その友人の隣に座っていた大学院生の方とメシにいくことになったんです。そこで、めちゃくちゃアツくしゃべってきました。

友人は、かなり就活マニアということもあり、その活動を通して学んだことを教えてくれたし、また彼はすさまじいほどの好奇心の持ち主で、自身が今までにやってきたことへの思い入れみたいなものもしゃべってくれました。また、大学院生の方も、理系の大学院なのになんで商社を受けるのかという話などをしてくれて、お互いの人生観について熱く語り合うことが出来ました。

でも、何に驚いたって、一番は熱く語っている自分がいることでした。何で俺はこんなに熱く語っているんだろう、みたいな。俺の政治への思いについてかなりの熱さで語っていました。そして友人からは「じゃぁ、お前のジャーナリズムの芯って何?」と核心をつく質問が飛んできました。

さらに彼の質問は「目の前に死にそうな人がいる、お前は助けるか?それとも写真を撮るか?写真を撮れば多くの人にそれを伝えることでその人たちが救われるかもしれない、どっちをとる?」という深い質問へ。

驚くべきことに、この質問に俺は即答していました。「俺は目の前の人を助ける。写真を撮ることで救われるのは未来のことでそんなのは分からない。でも確実に目の前には死にそうな人がいるじゃないか、その人を俺は助ける。目の前の死にそうな人を救えないで何がジャーナリズムだろうか、未来の人を救うためにという理由で目の前の人を見殺しにするなんてそんなの偽善だ」と。

俺がこの答えを出したのには実は一つの前例があったからなんです。実際に俺が語ったことと同じことをした人がいたから。その人は佐藤和孝さん。この人はジャパンプレスに所属するフリージャーナリストで主にアフガン・イラク戦争で取材をされていました。

事件はイラクの首都バクダッドで起きました。記者たちが宿泊するパレスチナホテルに爆撃があったんです。そして、それがロイター通信の記者の部屋に直撃・・・。佐藤さんの部屋はその部屋の隣の部屋でした。佐藤さんは一目散に血まみれの部屋の中へと飛び込み救出活動を行いました。そして、写真を撮ろうとする記者を一喝、「何をしているんだ!早く助けろ!」と。周りの多くが気が動転している中で、佐藤さんの必死の救出活動・・・。ついさっきまで元気だった仲間が一瞬にして血まみれになってしまう、戦争の残酷さ。この様子を日テレは生放送し続けました。

佐藤さんはその後の報道で、キャスターから「被害者の容態は?」という質問に対して、「言っちゃっていいのかな・・・」という一言の後に「内臓が全部飛び出ていました・・・」とコメント。キャスターもショックが隠しきれない様子で、テレビから緊張がものすごい伝わってきました。

さらに佐藤さんは「僕たちジャーナリストは命を張って、覚悟をしてイラクに来ている。でも、死ぬために来ているんじゃない!覚悟はしてるけど、それでも悔しすぎる!!」と心からの叫び・・・。涙をこらえながら。

俺は泣きました。初めてニュースで泣いたのはこのときかもしれないです。

イラクっていうのは自分が政治を考えるうえでの一つの大きなポイントなんですよね。大学入学と同時にこの戦争が始まって、毎日テレビに釘付けになって・・・。9・11の衝撃もすごかったけど、この戦争はなんていうかやるせなかった。本当に必要な戦争なのかどうかも分からないままに始まって・・・。ジャーナリストの鳥越俊太郎さんは「ここでだまって戦争が始まるのを見ていることしかできない自分が悔しい」と言っていましたが、俺も同じ気持ちでした。

そして、12月にあった岡本行夫さんの講演会。イラクで死んだ奥大使の話。授業で泣くなんて初めてでしたよ。ある学生が泣きながら質問をしているのを見て思わず・・・。その学生の質問は「先日、アフガンで活動をしているユネスコの人たちに会って来ました。今まで彼らが歓迎されてきたのは日本が中東といい関係を保ってきたからなんです。でも日本はイラク戦争を支持した。彼ら現場の人間の生命の安全を越えてまで戦争を支持しなければならなかったのはなんでですか、僕もイラク戦争には賛成できない。岡本さん、教えてください、日本が身体を張ってまで守らなければならないことって何ですか、どうして戦争を支持しなければならなかったんですか、日本が守るべきものとは何なんですか!」というものでした。彼は嗚咽をこらえながらこの質問をしていました。

対する岡本さんも「ありがとう。私は今まで多くの質問に受けてきたが、君の質問には一番感動した。私はこの授業に参加できたことを誇りに思う」と答え、そして、「テロリストには人道支援も関係ないんです。赤十字の職員が殺されました。お前は赤十字か?と聞かれて、そうだと答えたら殺されたんです。彼らは今ある秩序を破壊することで自分たちの目的を達成しようとしている。日本人だけが安全ではいられない。だから世界中が悩みながらも立ち上がらなければならないんです。こうした戦いに私たちが巻き込まれなければならばいことはとても辛いことです。しかし、今は世界中が団結して、毅然とした態度を彼らに見せ付けるしかないと思います」と続けました。心と心のぶつかりあい。現実は小説より奇なりというけど、こういうことだと思うんですよね。

自分のマスコミへの思いの原点はイラクだったのかもしれません。俺はイラク戦争は侵略戦争だったと思います。あれは先制自衛の戦争なんかじゃない。国連による査察が途中であった中での攻撃。あれは米英による世界へのケンカだった。そしてそれに「無条件で支持する」と表明した小泉さん。いろいろな不満が自分の中で渦巻いています。そういった自分の中にある混沌としたものをより深く知ることが出来るのは記者という仕事なんじゃないかなぁ、と思うんですよね。もっと知りたいんですよ、俺は。あまりにも知らないことが多すぎて。

そう考えるとマスコミ行きたいなぁ、ってすげー思います。花形だからとか給料がいいからとかじゃなくて、好奇心ゆえに、無知ゆえに。そして多くの人に自分の知ったことを伝えたい。もちろんテレビや紙面じゃ伝えきれない。だからネットを通して、このブログを通して。そういった使命感を大切にしていきたいと思います。



今日は、3人それぞれHOTESTな状態でしゃべったし、大満足のメシでした。機会があるのならまたこういう話ができたらいいな、って思います。

友人は財産、出会いも財産。

ゼミ発表前日

2005-11-15 23:12:43 | 政治・経済
さて、ゼミ発表の前日になってしまいました・・・。


まだ準備終わってません。一人あたりたった40分の持ち時間なので、発表25分、質疑応答15分と考えると、たいした量は発表できません。何を発表して何を発表しないのか、今、その選別を行っているところです。前回は1時間分くらいの量の内容を持って行ってしまって大失敗でした。今回はテーマを狭く絞らないといけないと思っています。

ただ、日本の安全保障の問題を25分で説明するのは困難です。狭い視野からしか切り込めないので、突っ込み所満載になってしまうおそれがあります。また、俺は改憲の立場からの発表を行います。なので護憲派からの激しい応酬がある予感。というか先生が護憲派の時点で恐怖大。

しかし、改憲は絶対必要です!説明はめんどくさいから書かないけど、とりあえず明日は前文と9条にメス入れます。たとえ先生から突っ込まれても、逆に先生を手玉にとってやる、それくらいの気持ちで安全保障問題を論じてきます。



PS.紀宮さまご結婚おめでとうございます。末永くお幸せに!

自分らしく

2005-11-12 18:19:08 | ラグビー
今日は、17時からニッポン放送で五体不満足の著者・乙武洋匡さんと清宮監督の対談が放送されるとのことだったので、さっそく聞いてみました。

話の内容はどうやって早稲田を強くしたのか?という内容に始まり、自身の歴史、日本代表の監督をやる気はあるか?、奥さんとの思い出等、多岐にわたりあっという間の30分でした。

清宮さんは日本代表の監督について「やりたい!」と一言。でも今のままでは無理、まずはトップリーグで監督をするつもりだとのことです。もしかして来期はあのチームの監督なのか・・・。俺もサン○リー受けようかな。

また、清宮さんのリクエスト曲は「jupiter」。ラグビーのW杯ではこの曲が流れるんだそうです。なんかやる気が伝わってきますね。「jupiter」はやっぱいい曲ですね。荘厳さがあります。ちなみに、俺もCD持ってます。

そして、最後に清宮さんが色紙に書いた夢は「自分らしく」という言葉でした。やりたいことはあるけど、でもどんなときでも清宮らしさは忘れたくない、と言っていました。清宮らしさって具体的にはどんなことですか?という質問には「前向き」との答え。「無理だと言われていることでも、やり方を変えればできるかもしれない、おまえ、そんなことやっちゃったの、といわれるような生き方をしたい」、う~ん、かっこよすぎ。

やっぱり清宮監督はかっこいいですね。正直、オーラありますし。今年の北風祭でお話しする機会があったんですが、話し方は柔らかく、それでいて目は鋭い・・・、そんな印象でした。男・清宮克幸、これからも清宮さんから目が離せません。



PS.さて明日は日テレの二次審査です。非常に緊張します。そんなか、今日は友人からメールをもらい、非常に心が温まりました。彼は今日面接を終えたそうです。彼のおかげで面接の雰囲気もなんとなく分かりました。就職活動が進んでいくとこういう友達とのやり取りが大切になってくるんだろうな、と思います。俺は今情報をgiveされてばかりですが、このブログを通じて出来る限りの情報は発信していきたいと思っています。稚拙な情報しかないかもしれないけど、少しでもみなさんのお役に立てたら、と考えています。

高商 準優勝おめでとう!

2005-11-08 22:10:05 | 群馬の話題
地元群馬から熱い話題が届きました。高校野球の秋季関東大会で高崎商業高校が準優勝したのです。つまり、春のセンバツ出場決定ってことです!


決勝の相手は千葉県の成田高校。結果は2-3。負けたとはいえ気迫のあるプレーを見せてくれた模様です。高商は強い強いと言われながらもなかなか甲子園に出てこなかったのでやっとという感じです。数年前の前高(前橋高校)の甲子園出場の感動には劣るものの、やっぱり群馬のチームは応援したくなってしまいます。ぜひ甲子園でも上州旋風を巻き起こしてもらいたいと思います

あと、来年のセンバツには早稲田実業も出場するらしいです。今年は慶應の若き血が甲子園に響き渡りましたが、来年は紺碧の空の大合唱が甲子園に響き渡ります。早実には、伝統校のレベルの高い応援を見せつけてきてもらいたいと思います。


PS.ゼミの先生は早実の校長をやっているのですが、この影響なのかは知らないけど明日のゼミは休講。この時間を利用して就活対策をしたいと考えています。明日は初スーツ登校します!

ディフェンス勝負!

2005-11-06 23:28:00 | ラグビー
今日は18時半から22時までラグビーを連続でテレビ観戦。一試合目は関東学院対大東文化、二試合目は早稲田対帝京とどちらも好カードで、いいゲームを見ることができました。


はじめは、順序は逆ですが母校・早稲田の試合から。今日の相手は対抗戦の強敵・帝京。先日苦手だった慶應に勝利し波に乗る帝京は、今日の試合に全力でぶつかってきました。前半ですが、スコアはなんと5-3。久々に緊迫したゲームとなりました。春の関東戦以来のロースコアです。帝京のディフェンスはよかったです。タックルに魂入ってました。対する早稲田はミスが多かったです。お家芸のラインアウトでのミス、曽我部が機能不全と自滅してしまいました。帝京の圧力はよく効いていました。攻め手がなかったというのも正直なところ。高津もひどかった。キック処理なんかできるわけないっつーの、なんで高津にFBをやらせているのか清宮さんの意図が分かりません。高津はアタックではいいものを持っているんだからやはりWTBで使うべきです。結局、トライは小峰のモールからのトライのみ。FWは圧倒していたので最後の手段はやはりこれですね。

また、前半は早稲田のミスから帝京の選手が深く攻め込む場面もあり、まさかリードされて折り返すのかという不安さえ感じました。その場面を止めたのが曽我部のタックルだったのには少し感動もしましたが。ディフェンスが課題と言われているのは本人もよく分かっているはずですから曽我部の意地を見ましたね。

そして後半。後半に入るにあたっての清宮監督の指示は「接点を前に!」でした。結果、早稲田はディフェンスがよくなり、帝京の選手の前進は阻まれ、早稲田は徐々にペースをつかみます。開始早々、畠山のモールからのトライ、菅野エクスプレスで10点を取り、波に乗りました。そこからは早稲田ペース。帝京はキックで地域をかせぐしかなく、曽我部と帝京とでキックの蹴りあいになっていました。そして見せ場は首藤のトライ、これは気持ちよかったです。イリュージョニスト矢富のバックパスから首藤が中央にトライ!相手の意表をついたいいトライでしたね。最後のトライはモールから東条。来年の主将候補の一人なんで頑張って欲しいですね。そして、ここで後半40分で29-3。ノートライに抑えて帝京戦勝利かと思われましたが、最後に帝京の選手が意地のトライ。このトライは余分でしたね。

と、終わってみれば29-8。一般的に見れば完勝でしたが、選手・監督は納得がいっていないようでした。清宮監督のコメントを要約すると「この倍は取るつもりだった。接点を前に、と言ったが後半も修正できているとはいえない。次の慶應戦は伝統の一戦。ウチにはケガしていた選手が戻ってくる。松永監督からは挑戦状をたたきつけられのでいいゲームで迎え撃ちたい。」ってな感じでした。倍取りたいとは贅沢すぎでしょう。今日の帝京はそれくらい強かったと思います。早稲田もベストメンバーでない中でよく戦ったと思います。また、解説の上田さんが言うには「早稲田のディフェンスを相手に慶應がトライするのは至難の業」とのことでした。慶應の総監督がこんなこと言っちゃってよいのやら。また、上田さんが言うには戻ってくるのは池上・勝田らのことのようです。噂のG、K、Tらは戻ってこないのですね。本当に彼らは謹慎中なんでしょうか。上田さんもアナウンサーも彼らのことは触れないようにしていました。とにかく次の帝京戦に向けていい試合をして欲しいと思います。


また、関東の試合ですが、接戦でした。FW戦では大東の方が勝っていたんじゃないでしょうか。4番のカウヘンガがヤバ過ぎです。彼の長さのために関東は何回もターンオーバーされていました。いやぁ強い。関東はこれでチャンスをつぶしていましたね。攻めでも大東は意外にBKもいいです。得点は大東が先に入れて関東が追いついての繰り返しで、後半33分に大東がトライして17-10となったときは、勝負は決まったかに思えました。しかしここから関東は強い。というか有賀が強い!後半36分、ものすごいステップと加速で大東の選手の間をするりするりと抜けて中央にトラーイ!これで同点。そしてその後、後半40分、今度はライン際をなぜかFLの田井中が快走、つかまって坂元にパス、で、坂元がトライ!これで逆転、24対17。関東からは去年の準決勝の法政戦でも見せた勝負強さを感じました。試合後のインタビューでも春口監督は有賀を絶賛。選手を褒めてやりたいと上機嫌でした。接戦をものにした関東、次の相手は日大、そして法政・・・。まだまだ油断はできません。なお法政対日大戦も36-33とこれまた僅差だったようです。今年のリーグ戦からは目が離せません!



PS.内橋復活しました。後半20分から4番の百合に代わって登場。やはりオーラがあります。実は前半も負傷による一時交代で入っていたのですが、このときに小峰のトライは生まれています。見ていて思ったのは声出しが内橋はいいですね。テレビ越しに内橋の声が分かるくらいでした。リーダーとしてチームを引っ張っていこうという気概はさすがでした。プレーの方は地味な役割に徹していました。気がついたら18番が押してるというシーン多し。若干ゲームに不慣れな面も見えましたが、その点はシーズンを追うごとに修正されていくでしょうから、まぁ大丈夫でしょう。

(写真は7月の北風祭にて。松葉杖をついていた頃のLO内橋)

蘇る生きる伝説

2005-11-05 12:05:30 | ラグビー
今週日曜の早稲田対帝京戦でLO内橋復活です!

内橋といえば去年の関東学院戦いの60メートル独走トライで名高い、早稲田が誇る大学NO.1ロック。ラインアウトの制圧はもちろん、走れる、そして当たりに強いすごい選手なのです。

今年で5年生、志願の復帰でしたが春の明治戦で足を負傷、その後は松葉杖生活となり、試合からは遠ざかっていました。キャンパスでも内橋を見かけましたが、その姿はあまりに痛々しいものでした。その内橋がついに復帰するのです。

これで早稲田のフィフティーンの士気はぐっと高まるはず。諸岡組の魂、厳しさを知る男が、佐々木組で大暴れです。

あ~、早くラグビー見たい!!



PS.あと、俺一押し君の高津もがんばれ~!!でも高津にFBは厳しいと思うけどな~。

高速Uターン

2005-11-05 10:48:37 | 群馬の話題
というわけで、今から宮城に帰ります。

帰るのは高校に行ったとき以来なので2ヶ月ぶりですね。久々にベッドで寝れるので寝返りをうつのが楽しみです。東京の布団、横幅狭いんですよ、ホント。実家の楽しみは睡眠、これに尽きます。

赤城山はそろそろ紅葉が始まった頃?
宮城は寒いんだろうなぁ。霜とかはさすがにまだだぃなぁ。
空気が澄んでるし、天体観測でもしようかな。
関東平野の夜景をながめながら・・・。

朽ちゆく紫紺、猛るタイガー

2005-11-03 23:37:56 | ラグビー
今日はラグビーの慶應対明治戦、通称「慶明戦」が秩父宮で行われました。結果は48-7で慶應の勝利です。


俺は、帰宅が遅れたこともあり、後半のみをテレビで観戦しました。前半を慶應が17-7でリードして折り返したところからです。慶明戦は伝統の一戦ということもあり、いいゲームを期待していましたが、後半は、意外にも慶應による一方的なゲーム展開となりました。

勝負を分けたのは魂のあるなしの差だったと思います。その最たる例がタックルでしょう。慶應の伝統技「魂のタックル」は今日も激しく炸裂していました。特に印象的だったのが慶應のSO川本のタックルです。明治が慶應陣内に攻め入りもう少しでトライというときのことでした。明治のゲームキャプテンSO斉藤がキックを蹴ろうとしたその瞬間、川本が斉藤の片足に食らいつきそのまま斉藤の体ごと持ち上げて斉藤を仰向けの状態にしてしまったのです。柔道なら一本の素晴らしいタックルでした。このタックルで明治のチャンスはつぶれてしまい、また、斉藤はこのタックルで病院送りになってしまいました。早稲田ではSOが自ら激しくタックルに行くなんていうことはあまりないと思うんですが、慶應は例外なく激しくタックルするようです。明治はボールを持って前に進もうと思ってもこのタックルのせいで何度も止められていました。松永監督はディフェンスに力を入れているそうですが、想像以上の激しいディフェンスでした。今年の春には、隆道が主将竹本のタックルの餌食となり、その後戦線離脱するに至りましたが、この激しさでは無理はないかなと思ってしまいました。

一方の明治ですが、話になりません。全然タックルしません。敵が近くにいるのに見ているだけでタックルしません。タックルをする選手も高いタックルばかりで慶應を止めることができていませんでした。手を出せばタックルだろうとでも思っているのでしょうか。明治のディフェンスが甘いため、慶應はどんどん前進し、後半のほとんどは明治陣内での攻防になってしまう始末でした。慶應のSO山田は明治のタックルが怖くないと見るや、独特のステップで敵のさなかへ突っ込んでいました。また金井のタックルも印象的でした。明治のディフェンス二人を引きずったままのトライでした。これも明治のタックルが甘いから取られてしまったトライと見ることができます。二人もいるのにどうして止められないのか、意味が分かりません。(なお、金井は群馬県太田高校出身で、一浪して慶應に入った苦労人です。)

また、明治は根性もありませんでした。後半、慶應との点差が大きくなると軽いプレーを連発するようになります。例えば、慶應の選手が前に進んで行っても追わない、そのまま慶應の選手はトライ…、トライした慶應の選手を蹴る…。もしかしたらプレー以前の問題かもしれません。また、これは一番ショックだったのですが、明治はついにスクラムまで捨てました。スクラムといえば明治の魂、「前へ」の言葉のもと、それだけは譲らないはずだと思っていたのに…。後半のロスタイム、明治陣内でのゴール前スクラムの際に、明治のFL長島がケガの治療のため一時的に外に出ていたのです。普通ならこの際に代わりの選手を入れてスクラムを組ませるのですが、明治はそれをしませんでした。そのため、明治は7人でスクラムを組むことになり、慶應はそのままスクラムトライ…。明治は、最大の恥であるはずのスクラムトライを自ら呼び込んだのです。

明治はもう「前へ」とか「重戦車」という言葉を使う資格はないなと思いました。

魂を失った明治に早稲田に勝てる力があるとは思えません。明治は春から体力トレーニングを積み、去年より厳しい練習を重ねてきたそうです。しかし、その結果は慶應に惨敗というものでした。いかにいい素材を揃えようとも、いかにいい設備を揃えようとも、いかにいい練習をしようとも、魂がなければ戦えないのです。明治にはもう一度、原点に戻り、明治ラグビーの何たるかをじっくり考え直してもらいたいと思います。今のままでは、早明戦は早稲田が大勝して終わりだと思います。

また、一方の慶應ですが、強敵かもしれないという印象を今日は持ちました。慶應の「魂のタックル」は脅威です。去年もそうでしたが、ハイパン&タックルで来る慶應に早稲田がどう戦うのか、見ものだと思います。また、早稲田の横の速さに慶應はついていけるのか、というのも大きなポイントです。今日の試合は早慶戦をわくわくさせてくれるには十分すぎる内容でした。慶應がどこまで早稲田を苦しめるのか、とても楽しみです。



(写真は慶應の主将・No8竹本、食らいつくのはSH茂木)