引き続き、「令和の虎」の話題です。
「令和の虎」がYou Tubeチャンネルで見れるのは、過去「マネーの虎」のメンバーであった岩井社長がこの「令和の虎」のチャンネルを立ち上げたからに他なりません。「令和の虎」に対する熱い思いがひしひしと伝わってきます。
この岩井社長が司会をして番組は進行していくのですが、志願者が少しでも筋の通らないことを言うと烈火の如く怒り出すのです。
そんなことを社長に言って失礼でしょ!ということが大半だとは思います。
この道理(筋)にのっとりこのようなことを間髪入れず言える、ということは大変大切なことだなと思います。
令和の虎たちもこのことを良く理解して岩井社長に一目おいていることでこの番組は成り立っているようです。
自分もこうありたいな、と思います。
先週の日曜日の読売新聞の「今月の読書委員」のコーナーに現在の我が国のリーダーがコロナ禍にあってリーダーシップを発揮できないのは、このように道理にのっとって自分の考えを述べられないからだ、という趣旨のことを「戦艦大和の最後」(吉田満著)になぞられえて書いていました。
つまりは「令和の虎」の岩井社長のように自分がおかしいと思ったことを面倒くさがらずに発言することができるか、それも自分の中にある道理を持って言えるのか、ということが問われているのだと思います。
これができないから、あのような不合理な戦争になってしまったという論旨でした。
結局はその道理がどれほど素晴らしいかも問われるのだとは思いますが、そのような道理を磨き、ぶつけ合う機会が日本にどれほどあるのか。このあまりに一様な日本に。と思います。
それを考えるに、この「令和の虎」は素晴らしい教育番組だと思っています。