肥料も農薬も使わない、木村秋則さんの自然農法が生まれるまでの伝記的物語が本になって登場しました。(以前NHKの番組プロフェショナルで話題になった時に、本ブログ(青森県の郷土の話題)にも書きました)。
この本は、木村さんが自然農法を完成するまでの伝記ですが、そればかりではなく、木村さんの生き物に対する哲学が語られていて素晴らしいです。私は、研究者としての視点からも読みました。
肥料も農薬も使わないで、8年間もの無収穫の日々。害虫がリンゴ畑に大発生して、まわりの人からは、非難轟々の日々。これを続ける理由は自分にもよくわからない。ただ、自然農法を完成させることが自分の存在理由だと思えてやめられないのだ。
これ以上、家族に迷惑をかけられないと思って、死のうと思って向かった岩木山からみた弘前の夜景が、妙にきれいだったという。
そこで、木村さんは自然農法完成までのてがかりを発見することになる。
日本人てすごいなあ、と思えたのは、栗林中将について書いた伝記「散るぞ悲しき」を読んで依頼。研究者にも読んで欲しい一冊です。
P.S.
お気付きかもしれませんが、カテゴリー分類したので、そちらもよろしく
この本は、木村さんが自然農法を完成するまでの伝記ですが、そればかりではなく、木村さんの生き物に対する哲学が語られていて素晴らしいです。私は、研究者としての視点からも読みました。
肥料も農薬も使わないで、8年間もの無収穫の日々。害虫がリンゴ畑に大発生して、まわりの人からは、非難轟々の日々。これを続ける理由は自分にもよくわからない。ただ、自然農法を完成させることが自分の存在理由だと思えてやめられないのだ。
これ以上、家族に迷惑をかけられないと思って、死のうと思って向かった岩木山からみた弘前の夜景が、妙にきれいだったという。
そこで、木村さんは自然農法完成までのてがかりを発見することになる。
日本人てすごいなあ、と思えたのは、栗林中将について書いた伝記「散るぞ悲しき」を読んで依頼。研究者にも読んで欲しい一冊です。
P.S.
お気付きかもしれませんが、カテゴリー分類したので、そちらもよろしく