先日、とある大学の諸用でジョンズホプキンス大学とハーバード大学の研究者を訪れたつでに、上記2大学、およびMITを散策してきました。
その荘厳な建築に圧倒され、このようなところで学ぶということはどういうことか。
おそらく建築物と同様なくらいに、その研究の内容でも違いがあるのだと再認識して帰ってきました。
今、思い返すと私が研究をスタートした講座では、ハーバード大学に偉大な先生がいて彼らに負けないようにということで頑張っていました。
今では、技術的には欧米に追い着いたと言っている方もいられますが、その研究の層から言って、あるいは昨今の日本の研究の低迷からしてその差はむしろ広がったのかも知れません。
それはともかく「Veritus」という大学のモットーが建築物のいたるところに掲げるハーバード大学の精神に改めて羨ましいなあと思ってそこいました。
Veritusはローマ神話で真実という言葉を表す女神のこと。多くの大学でモットーとして掲げられ、大学が真実を追求する姿勢が現れているかと思います。
ハーバード大学は1636年に設置されているので、それ以来このモットーのもとに学問を行ってきた伝統があるというのは、流石になかなか太刀打ちできるものではないなあと素朴に思いました。
次の写真は、ハーバード大学の白熱教室が行われる大講堂のものですが、立ち入り禁止と書かれていましたが、こっそりと教室にも入ることができました(写真は残念ながらありません)。そこはまさにマイケル・サンデル教授が「マイケル・サンデルの白熱教室」を行っている講堂で流石にこれは感動しました。
教室のすぐ外のところは、ステンドグラスのあるこんな感じで、立派な教会のような雰囲気でした。