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平成29年度 姶良市歴史民俗資料館「ふるさと歴史講座」(7)「沈没船からわかること」・・・姶良市姶良公民館

2017-11-19 11:00:58 | ふるさと歴史講座

11月18日 姶良市姶良公民館において平成29年度 姶良市歴史民俗資料館「ふるさと歴史講座」(7)「沈没船からわかること」が開催され,13時30分から受付が始まり、資料などをいただきました。

14時・・開会挨拶(姶良市歴史民俗資料館 館長)・・講師の紹介・・講師の姶良市教育委員会 岩元 康成 氏は、水中遺跡調査等を自費で行うなどの精力的に活躍されていると紹介されました。

講師が登場して、配布された資料及びパワーポイントを使って「沈没船からわかること」~水中遺跡調査史~について説明されたので、その一部を紹介します。

〇水中遺跡・水中考古学・・①水中遺跡⇒海や湖などの水中になる遺跡。沈没船が多く、当時の貿易の様子がわかる。 ②水中考古学⇒水中遺跡から歴史を研究

〇各国の水中遺跡の調査・・①ヨーロッパ・アメリカ⇒調査された遺跡・沈没船の年代はローマ時代から近代まで幅広い。②韓国・中国・フィリッピン・ベトナム・タイ・インドネシアで調査が行われている。日本では陸上に比べ調査事例は少ない。

〇日本の水中遺跡の調査事例・・①湖底の遺跡⇒「琵琶湖・粟津湖底遺跡」 ②幕末~明治の沈没船⇒「明治元年オランダ製の船の沈没」「いろは丸」の沈没・・・

〇新安沈没船と市頭C遺跡出土梅瓶・・①新安沈没船⇒発見場所・・韓国・・遺物総数22007点・・中国から日本に向けて出港・・ ②市頭C遺跡⇒加治木地区の北部・・加治木氏の館と推定・・出土遺物は12~13世紀が中心 ③新安・鎌倉・市頭C遺跡の比較・・市頭C遺跡の遺構・遺物は鎌倉の影響を受けており、価値観を共有していたと考えられる。

概要は配布された資料の抜粋ですが、詳しくは添付した資料を見てください。

〇閉会挨拶・・姶良市歴史民俗資料館 館長・・講師へのお礼の言葉の後に次回の講座の予告の説明等があり、散会しました。

今回7回目を受講して、「水中遺跡調査]等について理解を深めることができたので、参加して良かったと思っています。

会場の様子を写真で紹介し、資料をスキャンして添付します。

開会前の会場全景

開会挨拶

講師挨拶

講演開始

講演の終わり

閉会挨拶

※写真をクリックすると拡大し左上の←をクリックすると戻ります

 

      

     

     

      

  

 

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1 コメント

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Unknown (藤井)
2017-11-20 11:22:07
古代の舶来品は、神社寺院の宝物として大切に守られてきましたが、動力を持たない昔の舟では風任せ、海流任せの航行で難破船も多く、貴重な積み荷のほとんどが海中に失われことでしょうね。沈船の話は初めてで、面白かったですね。有難うございました。
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