80歳に向けて・「新風来記」・・・今これから

風来居士、そのうち80歳、再出発です。

残り火 (2)

2018年11月15日 17時45分49秒 | 考える
生ける人 ついには死ぬるものにあれば 今在る間は楽しくをあらな
大伴旅人 67歳没


自分一人で石を持ち上げる気がなければ、二人でも石は持ち上がらない。
                         ゲーテ


前行く者よ 私もと 空しく思う 朝の街角
今日もまた、何かを求め、風任せ、行ったり来たりと駆け巡る
寒空に、消え入る残り火掻き立てて、手を温めつつ、ほっと息つく

 (かなり強引な・・・!!)

街には、人があふれている。
しかし、そのほとんどが、私とは無関係に行動している。
ここに一人居て、私に何が出来るのか?

人と関わる、また人の役に立つという事は、本当に難しい事だ。
自分なりに他人のためにと思っても、それが本当に相手の為になって
いるのかと考えてみると、常に首を傾げざるを得ない。

人は自分の思うように考え、自分を作り替えていく。
その結果、良くも悪しくも、自らの考えたようになっていく。
・・・で、私は?

積極的なアプローチ
・・・母さんが、やりたかった事は何だったのだろうか?
(・・・などと、今さら考えても、どうなるものでもないのだが・・・。)
また、母さんが私に望んだ事は、一体何だったのだろうか?


他人との交流には、気分、気持ちの変化のタイミング・・・、
さらには、声かけのタイミングが重要だ。

本人の気持ち、気分、意志に添わねば、何も始まらない。
気持ち、気分、意志か・・・、なかなか思うようには、いってくれない。
何年か前までは、気持ちだけは充実していた・・・と、思うのだが。

これが、私でなかったら、どうするだろうか?
今さら、こんな私に、しかもこの歳になって、何が出来るのか?
 ・・・考えてみると、ひたすら、無力感ばかりがつのってくる。

花屋の店先に大きな胡蝶蘭。
綺麗だ・・・!!
胡蝶蘭の花言葉・・・幸せがやってくる。 (誰の所に・・・?)