NPO法人 専攻科 滋賀の会

盲・聾・養護学校高等部への専攻科設置拡大、そして広く特別な教育的ニーズを有する青年たちの教育機会の保障をめざす滋賀の会

【開催結果ご報告】専攻科滋賀の会 サンデー専攻科&交流会

2015年11月02日 22時01分07秒 | 定期勉強会などの記録

今回は滋賀県大津市瀬田の2年目のあたらしい福祉型専攻科「くれおカレッジ」で、くれおカレッジ永田所長様より事業のご紹介と参加者間の情報交換会、そして大阪よりシャープビジネスソリューション様をお招きしてのサンデー専攻科が10月31日(土)午後1時半から同時開催されました。(今回は土曜日ですので、サタデ―専攻科ですが。。。)

今回は総勢23名の出席者がご参加され、それぞれサンデー専攻科、交流会に別れての催しになりました。

交流会の様子

くれおカレッジ永田所長からの事業紹介が映像・スライド付きで、丁寧な御説明をいただき、事業・活動の様子や履修内容の他、日頃御苦労されている事、学生達との触れ合いや成長を体感できている事等、学園創設後の営みを感じ取ることができました。また、事業紹介の後は、各事業所さんや教育関係者等の現場従事者の方々との情報交換を行いました。

△クライドで丁寧に御説明される、くれおカレッジ永田所長様。

△くれおカレッジさんの活動内容を真剣に聞かれてます。

サンデー専攻科の様子

今回はICT機器による体験学習です。シャープビジネスソリューションの畑中先生の進行のもと、タッチ式の電子黒板(BIGPAD)といろいろなタブレット(iPadやアンドロイド、Windowsタブレットの様々な機種を利用)を用いた、文科省が推進している協働学習です。クレオカレッジの学生さんや、滋賀県内の特別支援学校高等部卒業生が(興味という感じで...)集いました。

△これが電子黒板(BIGPAD)。この画面で受講者がタブレットに記載(入力)した情報が一斉に共有され皆で比較検討、意見交換が即座に開始されます。

最先端のWi-Fi遠隔受発信による教材の共有はもちろんですが、ICT教育機器は説明しなくても、すぐに慣れ親しみどんどん進んだという印象が強く、特にリード役の教員の方々が一番盛り上がってました!!

△皆さん、初めてのICT協働学習の要、電子黒板(BIGPAD)興味津津...(リード役の先生も真剣)

△択一式の解答状況もリアルタイムで表示可能

△図形問題も比較検討。まるで社会人学習のSPI模擬試験さながら。

(学生vs先生の構図。何故か先生方が最も盛り上がっていた瞬間です...)

△終わったあとのみんなの感想も共有..

現在滋賀県守山市教委で採用されているシステムですが、とても親しみ易く今後専攻科や特別支援教育において集中度が増すことが解りました。また、ICT協働学習によりコミュニケーションが深くなる事だけでなく、他の仲間達の考えによる新たな「気づき」や「発見」で学びが深まる事を体感しました。今後、当会でもこれらの機器を常備し各学びの作業所さんへ啓蒙していきたいと思います。

くれおカレッジ、シャープビジネスソリューションの皆さま、御協力賜わり有難うございました。

最後にサンデー専攻科の動画をご覧ください。

サンデー専攻科 ICT協働学習風景のひとコマ


コメント
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