NPO法人 専攻科 滋賀の会

盲・聾・養護学校高等部への専攻科設置拡大、そして広く特別な教育的ニーズを有する青年たちの教育機会の保障をめざす滋賀の会

3月4日サンデー専攻科“書を楽しもう”を開催しました

2017年03月05日 14時31分06秒 | 定期勉強会などの記録

 

サンデー専攻科3.4.報告

 

3月4日(土)サンデー専攻科は、野洲養護学校で書家の福角窓月先生をお招きして「書」を楽しもうというテーマで実施しました。参加者は東近江市のプリズムさんや米原市のいぶきやま作業所さん、野洲市のNPO法人あんとさん、野洲養護学校の高等部生、前日に卒業した友達、草津養護学校の生徒さん、長浜養護学校の卒業生など総勢40名と大盛況でした。
最初に窓月先生の指導で参加者全員が手をつないでやる気スイッチを伝えあいます。初対面のみんなを意識しながら、用意くださった名前カードも参考に一体感を感じ合いました。

 

次に「好きな言葉をカレンダーに書こう!」という「書」の取り組みがされました。用意された20枚のカードがみんなの手にわたり、床一面に敷かれたブルーシートと新聞紙の好きなところで「命」「愛」「夢」「嵐」「健」次々に素敵な書の作品が仕上がっていきました。

Ⅿさんは、スマホ片手に楽の古代文字「樂」を検索して描きました。先生から「鳥」の古代文字なども紹介していただき、すてきな作品も見せていただきました。

続いて、連山さんによる全紙いっぱいの書の製作過程をみんなで見せていただきました。今回、描いてくれたのは感動の「魂」、迫力いっぱいの作品です。息をのむほど圧巻でした。連山さんの次に全紙に「書きたい人?」と聞かれ、手を挙げる人、みんな積極的です。大きな作品が次々とできあがりました。どの字もその人らしくってすてきです。

 

紫と白の風呂敷に染料の墨で描いた作品にも次々挑戦、すてきな作品が次々、出来上がり、会場全体に熱気とやさしい空気が広がりました。終了後のお茶会での感想では、「楽しかった。」「また、来たいわ。」といった声がたくさん上がっていました。      

 

今回は、福角窓月先生、連山さんのお母さんの準備から後片付けまでお世話になりました。また、カメラマンの豆塚猛さんにみんなのすてきな表情をカメラに収めていただきました。ありがとうございました。

 

  -次回は5月27日(土)です。お楽しみに!-  ・・・写真等今後到着次第掲載していきます

 

↑今回の書は「魂(たましい)」(連山さん)

・・・・・・・・・・みんなの作品です・・・・・・・・・・・・

 

↑楽しく、わかりやすく「書」をご指導いただいた福角先生

 福角 窓月(ふくずみ そうげつ)先生プロフィール

*滋賀県内の公立・私立高校で国語、書道を教える傍ら、自宅で書道ボランティア。
*2015年5月に野洲養護学校高等部1年だった連山昂太君の個展「15歳の軌跡」展をサポート。 
*2016年5月、「大津京1350年プレイベント」に出演依頼のあった連山昂太君の揮毫会のサポート。
*池田若邨先生に師事。滋賀県展・県書展・県内各市の展覧会・国立新美術館/毎日書道展・
勤労者展覧会・滋賀教員展・毎日書道展等に出品/入賞.滋賀県書道協会会員。

 <お知らせ>

今月3月18日~20日まで福角先生が滋賀教員展(於:大津市歴史博物館)に出展しております。
⇒ぜひご覧ください。 http://www.rekihaku.otsu.shiga.jp/event/kashishitsu.html

☟ 全障研で出版されている会報誌「みんなのねがい」のカメラマンでおなじみの豆塚 猛さん


 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする