NPO法人 専攻科 滋賀の会

盲・聾・養護学校高等部への専攻科設置拡大、そして広く特別な教育的ニーズを有する青年たちの教育機会の保障をめざす滋賀の会

参加報告)全国大会に行ってきました!

2019年12月24日 21時44分23秒 | 会員募集のお知らせ

第16回 全国専攻科(特別ニーズ教育)研究集会 in ならに参加してきました

 12月7日(土)8日(日)、奈良県橿原市で開催された、第16回の全国専攻科研究集会に、滋賀から青年7名関係者9名の合計16名で参加してきました。

参加が増えたのは、近隣県であったことと、関係者にとっては、時の人前川喜平氏のお話が聞けるからと言ったことと、青年にとっては、昨年の和歌山大会に参加して良かったので今年も続けて4名が参加したことと、「修学旅行で行ったことがある奈良にもう一度行きたい!」と言ったことであったように思います。

こちらからも「奈良に行って大仏様と鹿に会いに行こう」と呼びかけしましたので、意欲的に参加してもらえたように思います。

 さて、前川喜平氏のお話で印象的であったのは、「これまでの‟人生80年”が今では‟人生100年”時代と言われ、平均寿命が長くなったのであるから、教育期間もすべての人に22才まで‟ゆっくり学ぶ人は24才・25才位”まで必要ではないか」ときっぱりと言及していただいたことです。

長い人生を自信を持って生き抜くためには、教育期間が長くなるのは当然という説明が、分かりやすく納得できるものでした。

  また、日本の変革が、「黒船」によってもたらされたことを例え話にして、何らかの「力」によって実現されるのかも知れないと言った話で会場の関心をひきつけました。

 

 さて、夜の歓迎交流会は毎年青年たちの熱い思いがほとばしります。滋賀の青年たちも6名がステージにたち歌をうたってくれました。滋賀の会は月に一度の集まりなので、練習をせずに本番に臨んでいるのですが、堂々たるもので安心して送り出すことが出来ました。Iさんなどは「もっと時間が欲しかった!」と訴えていましたので、もっともっと表現したかったのだと思います。

 

 2日目、青年たちは「ダンス」に3名、「昆虫館」に3名、「名所」に1名参加させてもらいました。昆虫館には冬であるのにカブトムシが「生きていた!」とのことで大人がびっくりしました。午後からは、近鉄線で奈良駅にむかい、駅から東大寺まで大きな荷物を持ったまま歩いて大仏殿に行き、門前で鹿にセンベイをあげて来ました。

 前川喜平氏が奈良県の生まれということもあって、思い出に残る研修旅行となりました。

現地実行委員会の皆さん、あれこれの準備をしていただき本当にありがとうございました。


 

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