NPO法人 専攻科 滋賀の会

盲・聾・養護学校高等部への専攻科設置拡大、そして広く特別な教育的ニーズを有する青年たちの教育機会の保障をめざす滋賀の会

【参加報告】障滋協 県交渉・参加

2018年09月11日 19時37分06秒 | 会員募集のお知らせ

去る、2018年9月6日(木)に滋賀県庁において、障害者の生活と権利を守る滋賀県連絡協議会(以下、障滋協)の対県交渉に参加してきました。

下記にて情報共有させていただきます。

◆日時:2018年9月6日(木) 9:00~1:20:障害福祉課交渉 / 10:30~11:35:教育委員会交渉

◆於:会場/県庁合同庁舎7C

◆参加者:21人


1.開始の挨拶:宮本正尚 障滋協会長


2.滋賀県障害福祉課との交渉

【交渉要項】➀入所施設の必要性  ②グループホームの充実  ③強度行動障害人たちの暮らし ④職員の専門性と人材確保 ⑤その他

所感:福田事務局長の司会で進められた。専攻科からは徳田理事が10周年総会で和田君のテレビ放映を機に、当会としても障害児・者の劣悪な環境を放置できない旨の訴えが会場に共鳴。和田君の親御さん、そして関係者の方々、および、当事者からの発言は全体として、この場に及んでも「入所施設を願う声」が多く出たことに滋賀県における障害児・者が生きていく上での環境の厳しさを改めて感じた。


3.滋賀県教育委員会との交渉

【交渉要項】➀守山養護の移転について  ②専攻科の設置による教育年限の延長について ③その他,医療ケア通学保障に関する要望 ④その他

所感:海藤副会長の司会で進められた。専攻科からは立岡理事が専攻科滋賀の会10年と全国専攻科の運動でこの間全国各地に48か所、18歳以降も学べる専攻科が出来たこと。当会においては今後5年ビジョンで事業を立ち上げる趣意を伝えた。     


4.まとめの挨拶:宮本正尚 障滋協会長       

宮本会長の挨拶要旨=3点

①国の方針通りでなく、滋賀県らしさを発揮した施策を望む。 

②選べるだけの社会資源をつくって頂きたい。 

③入所施設に関しては必要とする人の実情を調査して頂きたい。 

*上記の要旨を簡潔に、且つ、説得力のある言葉で締めくくられた。

以上  #文責:立岡


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