NPO法人 専攻科 滋賀の会

盲・聾・養護学校高等部への専攻科設置拡大、そして広く特別な教育的ニーズを有する青年たちの教育機会の保障をめざす滋賀の会

全専研田中会長の記事です!

2013年04月14日 10時50分44秒 | HPのご紹介
我が、田中良三先生が中日新聞社より取材を受けました。記事をシェアします。▼ご参照ください


元県立大教授 田中さん 乳幼児、学齢、青年期…連携を


▲設置した研究所の看板を紹介する田中さん=春日井市梅ケ坪町で


 発達障害児のための学校づくりに力を注いできた愛知県春日井市関田町の元愛知県立大教授、田中良三さん(66)が「あいち発達障がい研究所」を同市梅ケ坪町に開設した。4月には「人生に生きがいと輝きを」と題した最初のフォーラムを市内で実施。「障害児教育に携わる人をつなぎ、障害者が安心して生きられる社会を目指したい」と話す。(蓮野亜耶)

 田中さんは大学で障害児教育を教えながら、1990年に発達障害児のために5年制の見晴台学園を名古屋市に設立。春日井市でも障害者自立支援施設の設立に協力するなど長年、障害児教育の現場に関わってきた。

 活動する中で気になったのは、障害児の支援活動が乳幼児期、学齢期、青年期など人生の各段階ごとに切り離され、分断されていた点。研究者による発表の場でも、分野ごとに専門家が集まって事例報告をすることが多く、交流の機会が少ないと感じていた。

 「それぞれの現場では一生懸命やっても、連携がなければ一生を通じた支援はできない」。幼稚園も小中学校も高校も手を取り合って協力することが大切だとして、今年3月の退職を機に、自分が現場の結び目になれればとアパートの一室に研究所を開いた。

 活動の中心は年4回のフォーラム。毎回、「就労」や「生きがい」など長期的視野、多様な立場で参加できるテーマを決め、従来、共通の場に集まらなかった幼稚園や高校などさまざまな現場での取り組みを紹介。交流会にも力を入れ、意見や互いの活動内容を語り合う場を設ける。

 大学の研究室から移した数百冊の学術書や論文なども貸し出し、日本特殊教育学会などから、最新の研究動向も提供する。

 田中さんは「連携が密になれば、地域ぐるみによる支援が進む。そのために、これからの人生を費やしたい」と意気込む。

 第1回のフォーラムは4月20日午後1時半から、春日井市浅山町の市総合福祉センターで開催。見晴台学園長の藪一之さんらが取り組みを紹介する。参加費500円、申し込み不要。問い合わせは田中さん=電090(1561)5569=へ。


中日新聞CHUNICHI・WEBより
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御礼

2012年11月11日 10時10分21秒 | HPのご紹介
いつも専攻科滋賀の会ブログNEWSをご覧戴きまして有難うございます。
今月このブログNEWS来訪者が20,000人(累計)を突破しました。
更新ならびにアップが定期的ではなく、申し訳ございません。
今後はもう少し更新頻度をあげたいと思います。
今後とも引き続きご支援賜りますよう宜しく御願い致します。  2012年11月11日 WEB事務局
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専攻科滋賀の会第10回役員会議のお知らせ

2011年03月01日 12時47分10秒 | HPのご紹介
障害青年の教育をさらに(専攻科を)保障する滋賀の会
役員会議及び講座への出席依頼


向春の候、貴職におかれましてはますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
去る、2月10日に第10回の役員・事務局員会議を開催し、NPO法人の立ち上
げに向けての検討を行いました。基本的なスタンスは、今までの「会」の運営を念
頭に置いて、それを法人組織にすることです。しかし、目的と活動が法律の別表に
あり、それに則って考えなければならず、少しピンとこない感じもあり、引き続き
検討しなければなりません。
さて、今後の活動を下記のようにしていますので、各自の予定に組み入れて下さ
いますように、お願い申し上げます。
ご不明の点がありましたら、下記連絡先までお問い合わせ下さい。



第11回 役員・事務局員会議の開催について
日  時 2011年 3月12日(土) 午後6時00分より
場  所 滋賀県立八日市養護学校・(東近江市上平木町290) 
図書室にて( 徳田 携帯電話 090-7100-0805 )
内  容 (1)この間の取り組みについて(報告)
(2)オープンカレッジの企画について
(3)法人格取得について
(4)滋賀パンフの販売について

「サンデー専攻科(第1回「音楽」)の開催
日  時 2011年 3月27日(日)午前 9時30分より受付
10時開始 11時30分まで
場  所 GーNETしが(滋賀県立男女共同参画センター)
トレーニングルームにて
内  容 サンデー専攻科(第1回「音楽」)
-音楽に合わせ、体をほぐし、歌って踊って
「思い」を大胆に表現しよう!-
講師 朝野 典子(音楽療法士・夙川短期大学非常勤講師)
参加対象 この講座を受けたいと思う、障害青年のみなさん、音楽療法に関心
をお持ちの関係者の方々
┌──────────────────────────────────┐ 
│ 連絡先 〒529-1433 滋賀県東近江市五個荘木流町372ー1 │
│ 立  岡  晄 (自宅電話 0748-48ー6043) │
│ (メールアドレス akirakirakira@nifty.com ) │
│ または 〒526-0042 滋賀県長浜市勝町642 │
│ 徳 田 佳 弘(自宅電話 0749-65-4039)       
(メールアドレス toku-toku-toku-123@docomo.ne.jp )│
└──────────────────────────────────┘ 
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第7回全国専攻科研究集会滋賀大会 申し込み受付中!

2010年10月06日 10時58分27秒 | HPのご紹介
学習会のお知らせ


障害青年の教育をさらに ( 専攻科などを ) 保障する滋賀の会・共催

第7回全国専攻科研究集会開催のお知らせ


全国専攻科(特別ニーズ教育)研究会では、毎年研究集会を開催しています。第7回となる2010年は、
滋賀県近江八幡市で開催いたします。下記の要領をご参照の上、多くの方々の参加申し込みをお待ちしています。


・日時 : 2010年12月12日(日) 9:45~16:00
・会場 : G-NETしが ≪滋賀県立男女共同参画センター≫(滋賀県近江八幡市鷹飼町80-4)
 ■会場へのアクセス■□■こちらからどうぞ■□■
   (元の画面へ戻る場合はブラウザの戻るボタンを押して下さい)
・内容
(午前) オープニング、開会挨拶、基調報告▶本人のつどい【記念講演と同時開催、2コース設定】
 1.「すきな子がいるけれど、どうすればいいの?」
 2.「ひとりぐらしをするために」
    記念講演 韓国における障害児の教育年限延長を図る教育改革
       -幼児期から高校まで・義務教育無償化-
    講師 金 參燮(キム サム ソップ)氏 (国立公州大学特殊教育科教授)
    <韓国の障害児・者教育の現状>
    お隣の国韓国では2007年に大規模な教育改革が行われ、障害児教育の義務年齢が3歳から高校まで
    延長され、さらに希望者には3歳以下と高校卒業後の専攻科まで無償化されました。
    ぜひ多くの皆様と一緒に、金教授から直接韓国の障害児・者教育改革の現状についてお聞きしたい
    と思います。

(午後) 分科会
    第1分科会 専攻科の教育実践1
    第2分科会 専攻科の教育実践2
    第3分科会 大学・地域での学び
    第4分科会 卒業後の生活・就労支援
    第5分科会 専攻科づくりの運動をどのように進めるか
    第6分科会 本人分科会「フォーラム青年」
分科会の詳しい内容は▶■□こちらからどうぞ■□!
   (元の画面に戻る場合ブラウザの「戻るボタン」をクリックください)

全国の特別支援学校やNPO立の学校における専攻科の教育実践、
大学や地域での青年期の学びに関する取組み、卒業後の生活支援や余暇支援、
専攻科設置要求運動に関する報告が各分科会で行われます。
また、全国の青年たちが集まる「フォーラム青年」も注目です。

・全専研総会(会員対象、16:00~16:30)
・参加費 (資料代含む)
     全専研会員 2,000円    一般 3,000円
     本人のつどい、分科会参加の青年 500円(茶菓子代)
     ※当日、会場受付で全専研入会手続きを行っていただくことも可能です。


・参加申込み ★11月30日締切★
申し込み方法は、インターネット、申し込み用紙をファックス、お電話にて受け付けます。

■───────────────────────────────────────────────■
◆◇◆◇◆◇◆◇お申し込み方法◆◇◆◇◆◇◆◇

1、インターネットでのお申し込み
***こちらからどうぞ***

《下記該当の種別をお選び戴き、必要項目をお知らせください》

1.氏名・メールアドレス・年齢・性別・住所・電話番号を記載ボックス欄に入力お願い致します。
2.件名の入力をお願いします。
◎講演会へお申し込みの方▶「12/12講演会」と記載下さい。
◎分科会へお申し込みの方▶「12/12分科会」と「参加分科会名」を記載下さい。
◎ボランティアへのお申し込みの方▶「12/12ボラ」と記載下さい。
3.本文中にご参加者の所属、昼食用お弁当(お茶付)の要・不要をご記載ください。
※お手数ですが宜しく御願い致します。

また、受信後事務局よりご通知させていただきます。
※インターネットでの申込はパソコンのみの受付になります。

2、FAXでのお申し込み
事務局:きょうされん滋賀支部宛「専攻科 滋賀の会」事務局迄ご連絡ください。
・ファックス用紙は下記よりダウンロードいただき、お手数ですが適宜送付のほどお願い致します。
☆★☆ダウンロードはこちらからどうぞ☆★☆

ファックス送付先▶No.0 7 4 8 - 4 6 - 5 5 2 9

*お間違えのないよう、ご注意下さいませ
■─────────────────────────────────────────■
障害青年の教育をさらに ( 専攻科などを ) 保障する滋賀の会
[専攻科 滋賀の会]事務局  立岡 晄(たておか あきら)宅
住所:東近江市五個荘木流町372-1 ☎0748-48-6043
■─────────────────────────────────────────■
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全障研愛知大会第16分科会レポート内容

2010年08月15日 12時24分06秒 | HPのご紹介
2010年8月8日に愛知県美浜町・日本福祉大学第16分科会での発表レポートを掲載しますので、ご参照の程御願い致します。

<卒後の学びの場=滋賀に専攻科を創りたい!>
            レポート作成者氏名 - 今野 洋 滋賀支部(専攻科滋賀の会)

1)はじめに
昨年度は「親の立場」としての発表でしたが、今回は障がい児(者)の卒後の教育環境をいかに保障できるかという視点で、参加の皆様からご意見頂ければ幸いです。

2)専攻科滋賀の会の活動概要[ニーズの確認]
私たちの会はこれまで3年間にわたって、障がい児(者)教育に関わるステークホルダーの3者の方々〔保護者(高等部)・特別支援学校教職員・福祉施設職員〕を対象に、知的障がい児(者)向専攻科に関するアンケート取得。
1)アンケートの対象先
A.特別支援学校高等部保護者(2007年9月調査実施)
県内15校=279名回答(回収率50%)
B.特別支援学校教職員 (2008年11月調査実施) 
県内15校=448名回答(回収率52%)
C.福祉施設職員 (2009年 11月調査実施) 
県内26施設=196名回答 [次回本人アンケート実施予定]
2)アンケート概要
[Q&A結果内容詳細は発表時に報告いたします。]
Q1.高等部専攻科(本科3年と専攻科2年)について、高等部5年の学校があることを知っていましたか?
A. 特別支援学校高等部保護者 知っていた=16%
B. 特別支援学校教職員 知っていた=61%
C. 福祉施設職員 知っていた=41%

Q2. 専攻科の存在を知った時期はいつですか?
*特別支援学校教職員のみ質問
1年以上前=64%、1年前以内=20%、他 
Q3. 障がいのある生徒に、高等部3年で卒業した後に、専攻科(卒後2年間の学教育)は必要でしょうか?
A. 特別支援学校高等部保護者 必要=72%
B. 特別支援学校教職員 必要=76%
C. 福祉施設職員 必要=76%
(Q3.の類似設問は割愛)   Q4.(割愛)
Q.5専攻科に関して、ご質問・ご意見・ご感想などありましたら、何でも結構ですのでお書き下さい。
(下記代表例を原文にて、それぞれ1件づつ抜粋)

【保護者(高等部)】=健常児は普通12年間で高校卒業になり社会に出ていけますが、障害児はなかなか難しいのが現状で、仕方なく18歳になれば出ていかざるを得ません。
やはり、通常の発達より時間がかかることを考えるなら、あと2年でも少しは違ってくるのではないかと感じます。
だから専攻科が必要なのです!

【教職員】=地域の小・中学校から養護学校に入学してきた子どもたちは、いじめられた経験や自分に自信が持てなくなってきている子が非常に多い。高等部の3年間で自己肯定感をようやく育てるようになりつつあるが、高等部3年間では短すぎて、社会に出てから非常に厳しい条件・状況の中で働くことになり、企業ではへ進学するのが当たり前の時代に、障害をもった子どもたちも社会に出るための準備期間は必ず必要です。

【福祉施設職員】=高等部卒業後すぐに作業所へ来られる方については、作業所での支援も難しいことが多い。「就労」ということについて、じっくり学び、生活主体の移行がスムーズに出来る専攻科設置は良いことだと思う。


3)アンケートの報告に関して

これらのアンケートで得た関係者の願いを昨年度2度に渡り、専攻科滋賀の会より、滋賀県教育委員会に報告しましたが、残念ながら、当該行政機関であるのにも関わらず、教育委員会は検討する動きが一切ない状態が続いております。
滋賀の住民であり、当事者である私たち親としては、住民の意思いを行政にキチンと伝えなくてはならないステージに来ていると感じていると同時に、納税者の願いを行政側が無視するという点では、無視され続ける事に関して強い憤りも感じてます。
この福祉先進県の滋賀でもこのあり様ですので、他地域行政でも同様な状態なのか否か、ご参加の皆様に地域/行政の現状を問いたいと思います。
さらに、県内地域行政ではまともな対応が今後期待出来ないのであれば、早急に国に説いて行く必要性も感じております。
専攻科滋賀の会としては、今後法人格の取得は勿論、他府県専攻科を持つ学校、団体との連携を図りながらの諸活動、勉強会を通じ、組織化した動きを拡大していきたいと思います。
(今年12月12日日曜日に滋賀県近江八幡市で全国専攻科(特別ニーズ教育)研究会滋賀大会を開催予定です)

4)親しての「想い」から「みんなの願い」へ

私の娘は重度の自閉症です。そして、あと1年半で県内養護学校高等部を卒業です。我が家は、娘の中等部卒業を機に滋賀に居を移しました。学習環境は以前の奈良県で受けた粗悪な環境下に比べれば、確かに改善しました。しかし、それ以前にいた宮城県、大阪府時代からの生活と同様、娘の障がいの中にある睡眠障害という未だ解決できない問題が、家庭、学校の先生の目の前に、未だ壁として立ち塞がっています。
私の娘は奈良にいた中学部時代、殆ど登校できない状況にも陥りました。高等部進学時滋賀県内養護学校に編入してからは、登校できる環境が出来ましたが、登校日数も極めて少ないという状態なので、「学びたい」「学校に行きたい」という意識の強い娘、そしてアンケートにもある通り、発達のゆるやかなこの子らは、健常児の子らより、更に教育の場=育ちの場がニーズとして強いという点で確信をもち、親の立場として「何かできないか?」という気持ちでこの会に参加しました。
そして、韓国では、20歳迄は学びの環境を国が完全保障し、さらに障がいの有・無に関わらず、選択肢が整っている先進事例もあります。隣国に見習いながら、皆様のお力も戴きながら早急に全国的な流れを創っていければと思います。
ご支援頂きますよう、宜しく御願い致します。
・・・下記、専攻科滋賀の会 勉強会風景です・・・


(発表掲載文章は全文ですが、口頭での発表内容は割愛いたします)

会員ご希望の方/勉強会御申込/各種お問合せは
  ▽ご意見ここからどうぞ(メールお待ちしております!)▽
   e-mail= senkouka.shiga@gmail.com
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