キタカゼとタイヨウ

「意識不明の重体」「重症びまん性脳損傷」から奇跡的に回復、社会人になった息子のこと。母の読書記録などなど。

見極め

2016-04-25 11:05:40 | 交通事故・高次脳機能障害
受傷後10か月

いまだ親子で先の見えない道をつまずいたり転んだり間違えたりしながら
トボトボと歩いている感じ。

一見、健常な高校生にしか見えない、そして、本人もそう思っている息子と歩くのは正直しんどい。

もしかしたら、私だけがいつまでも不安の中にいるのかもしれない。

やってもできないことが、
がんばってもできないことがあるってことを
気付いてほしい。

それだけのダメージを脳に受けてるってこと。


何ができて、何ができないか、
見極めてあげるのも私の仕事なのかなぁ。

本人が気づいてくれるのが一番いいのだけど。

私が感じてるような孤独感を息子も感じているのだろうか?

模試でクタクタ

2016-04-23 17:48:11 | 交通事故・高次脳機能障害
昨日の7時間目と今日8:30~16:30までの模試。

得意の数学が最後の科目で、
その頃にはすっかり疲れ果て、
全然頭が働かなかったそうだ。


昨日、7時間目の模試の後
中学時代の恩師の奥様の通夜に、テニ部がそろって参列。
久しぶりに揃った末っ子オールスターズで、外食。

帰宅が22時を過ぎた。

それだけだって、息子にしたらクタクタ。

1日授業は何とか慣れてきたけど
模試はやっぱり疲れるのかなぁ。
新学期って言うせいもあるかな。



模試の出来が悪かったので、今日は就職するって言ってるし


三歩進んで五歩戻る

2016-04-22 10:03:04 | 交通事故・高次脳機能障害
昨日、学校から電話があった

  カバンがないと言って探してます。

普通高校3年生の息子が

  カバンの置き忘れで校舎を一回り、
  とうとう見つからなくて、職員室にSOS

結局、女テニの手を借りて

  体育館のトイレの前に発見!


結局、息子は部活に行けませんでした。


ちょっと落ち着いてって言うか
最近忘れ物が少ないなぁ~と思っていたところへの
爆弾投下

って感じで、迎えに行った私はどんな顔で息子を迎えようかと思ったのですが、
とうの息子は・・・






さぁ~頑張りましょう。



「襷を、君に」

2016-04-21 11:35:43 | 本と雑誌


運動神経をどこかに忘れてきたと言われるほど運動音痴の私は、
スポーツ青春小説が大好き

この本もそれこそスピードランナーのように一気に読んだよ。

走るって個人競技だけど、駅伝は団体競技。

繋いだメンバーの、走れなかった仲間の、監督やコーチ、保護者の気持ちまで
襷にたくして繋ぐ。

素晴らしいスポーツだよね~。

だから、きっとテレビ観戦しても一番力が入っちゃうのかなぁ。