丸２年がたちました

「意識不明の重体です」
と言われてから丸２年がたちました。

加害者は一度も謝りに来ることもなく、不起訴になりました。

息子は当初の予想を大幅に超える劇的な回復力を見せ
大学生になりました。

優しく甘えん坊の１９歳の男になりました。
あの日を境に、ちょっと幼くなりました。

以前の息子がどんな風だったか忘れそうになるほど
今の息子が私たち家族になじんできました。

それは、さびしいことでもあり嬉しいことでもあり、
この２年間が長くもあり短くもあったことと同じなのかな。

たくさんの人が奇跡を信じて祈ってくれましたが、
娘たちはほんとに私をよく支えてくれました。

ありがたい存在です。

あの日まで当たり前の毎日が続くと信じていましたが、
明日がいつも通りに来るってことはすごくありがたいことなんですね。

まだまだ頼りない息子ですが、
回復途中と信じもう少し頑張って行きます。

冬彦さん？

野際陽子さんの訃報はすごく驚いたし、とても寂しい気持ちでいっぱいになった。
あまりテレビを観ない私が毎日録画してまで楽しみにしている

　　　やすらぎの郷

では元気そうなお姿だったから。

懐かしい映像が訃報のニュースと共に流れる。
「ずっとあなたが好きだった」


　　　　冬彦さん

強烈な親子だった。
息子を溺愛する母・・・・ん？　ワタシと同じ？


いつか、息子のところへお嫁さんに来て下さる奇特なお嬢様がいたなら
今のうちに謝っておきます。


　　　　ごめんなさい
　　　　息子溺愛して、わがまま放題に育てております。


だって、本当にうちの息子可愛いんだもん。

冬彦さんまではいかないと思うけど・・・・

5時に向けて復習中

待ちに待った「真夜中のパン屋さん午前５時の朝告鳥」を読む前に
復習しようと昨日から一気読み。

	([お]7-1)真夜中のパン屋さん 午前0時のレシピ (ポプラ文庫)
	クリエーター情報なし
	ポプラ社

	([お]7-2)真夜中のパン屋さん 午前1時の恋泥棒 (ポプラ文庫)
	クリエーター情報なし
	ポプラ社

	([お]7-4)真夜中のパン屋さん 午前2時の転校生 (ポプラ文庫 日本文学)
	クリエーター情報なし
	ポプラ社

久しぶりに読み返して楽しい。
実は、一昨日復習に備えて、持っていなかった２時と３時を購入。
そして、昨日からテレビもみずに猛読中。

仕事が終わったら、４時を読みながら夕飯の支度をし
お風呂の前に本屋さんに予約しておいた５時を取りに行き、
今夜中に、５時まで読むつもり。

さぁ～もうちょっと仕事頑張りましょう。

乗り越し

今日は２限目しか授業がないはずなのに、なかなか帰宅しない息子。

寝過ごして２つ駅先のまで行っちゃったそうで、
照れくさそうに帰宅しました。

まぁ、次女もよく乗り越していたので、
よく似た姉弟っていうことで。


でも、機嫌よく帰ってきて
近所の市営のジムに運動に行きました。

今夜もバイトです。

722日目(6月10日のこと)

大学の友達と遊ぶから

と言って、8時半の電車に乗って出かけて行った。
いつもと違うかばんを持って行ったので、
レスキューカードも薬も入っていない。

夜の分の薬を持たないで出かけるということは冒険で、
万が一電車が止まっちゃったら・・・と考えたら
気が気ではなく、
朝から落ち着かない母。

結局、息子が帰ってきたのは午後10時過ぎで、
ワタシは心配のあまり、頭痛がひどくてロキソニンを飲んだ後、冷えピタを貼って息子を出迎える。

一緒に出掛けたのが、彼女ちゃんとかテニス仲間だったら
絶対無理させないのでそれほど心配しないけど
大学へ行ってできたお友達・・・・では。

どこへ行ってきたの？

って言っても

友達のとこ

としか返事しないし。

１～１０までおしゃべりしてくれた息子が懐かしい。
話してくれていた時はそれはそれで心配だったけど。

回復すするにつれて、母親から距離を置く息子。

それは寂しいけど喜ばしい事なんだよね。