大好きな1冊。
図書館で借りて結局買った本
昨日は図書館本がなんだか進まなくて、読み慣れたお気に入り本を持ち出してよんだ。
何度読んでも読み飽きない本。
息子の事故以来ハガキを書くことはめっきり減ったけど
それまでの私は、ほぼ毎日ハガキを書いていた。
だから、この本の帯の
「葉書に託した大切な想い。あて先は港の片隅の喫茶店」
葉書に託してるんだよ~アタシの想い、ちゃんと届いてる?
って何度も聞きたかった気持ち。
高校の先生と卒業してから何年もたった教え子との会話の中に
「葉書を出し合うってことは、『そのうちまた会おうね』って意味だと思うんだ」
「え?」
「だって、一生会うつもりのないやつに、絵はがきは出さないだろう」
そーなんだよ、ワタシは貴女に会いたいんだよ!
返事くれないのは、あたしに会いたくないの?
って。
でも、そのあとに続く五月雨先生の言葉に打ちのめされるんだ、あたし。
「だんだん相手に対する文面じゃなくて、自分に対する日記みたいになってくんじゃないかって」
あ~アタシが書いていたのは、貴女を思って書いた葉書じゃなくて、
日記だったんだなぁ~って、反省するんです。
だから、事故をきっかけに止まってしまった葉書が
書かなくちゃ気持ち悪かったはずなのに、書かなくても平気になっちゃったんだよね。