SEK‘K‘EN=GOの入っているアルバム「太陽」
かなり大好きなアルバムです。
これはインパクトあったな~。
最初に聞いたときから、
「このアルバムが安全地帯の中で一番いい!」(当時)と思ったのを覚えてます。
まず、最初の曲「1991年からの警告」がまた大好きで。
一曲目に多い、広がりを感じさせる雰囲気の中に、
ゾクゾクするような緊張感があって、
その緊張感が次の「太陽」でぐーっと高められていって
で、その次の静かなバラードの「花咲く丘」で一旦落ち着いて
あとは調子をかえてときに軽快に、ときにしっとりと進んでいきます
「91年からの警告」も「太陽」もなーんか「社会派」で、
何となく、でもバリバリにメッセージソングなんですね。
ひねくれものの私はそういうの、本当はキライ。
でも、これは素直に共感できる。そうよねって思える
なぜかっていうと
…多分、玉置さんの言葉に嘘がないからなんでしょうね。(詞は松井五郎)
玉置さんってほんと、見てて判るくらいすっごく素直で子供みたいな人で。
いいことはいいこと、悪いことは悪いことって、
本気で思ってる感じのところがあるんですよね。
だから、そう歌ってるときって、多分本気でそう思って歌ってるから、
きれいごとのいやらしさが入ってこないんですよね。
字面だけ見たら、ストレートすぎてどうよ?と思ったり、
見てられないくらいクサいのもたまにはあったりするんですが、
そういうのもわりとすんなり入っちゃう。
あと、志田氏の本にもあったけど、このときの時代性ってのも確かに大きいですね。
安全地帯、一度目の復活直後、この前年に出た「安全地帯Ⅶ~夢の都~」
にも言えることなんですが。
ソ連がなくなって、ベルリンの壁が崩壊して、ついでに昭和が平成に変わって。
社会のこととか世界情勢とかに、まるで無関心だった私ですら
「歴史って今も動いてるんだ」と衝撃を受けたのを覚えているくらいですからね~
そしてもちろんその説得力の一番大きな原因が
玉置さんのメロディと歌声にあることは間違いありません
ほんと、大好きな曲が多いんですよ。このアルバム。
SE`K`KEN=GOもそうだし、「エネルギー」も好き。
「ジョンのくれたギター」のまっすぐな感じも好きだし、
「俺はどこか狂っているのかもしれない」のむちゃくちゃっぽい感じもいい。
「朝の陽ざしに君がいて」「黄昏はまだ遠く」の正統的な感じもすてき。
だけど、この次の「安全地帯Ⅸ」が出るのは世紀が変わって2002年のこと。
安全地帯はまたばらばらになっちゃうんですね…
さすが、プロはうまいことを言うな…と思うので、以下に、
志田歩氏の「幸せになるために生まれてきたんだから」を引用します
「安全地帯のオリジナルアルバムの中で「安全地帯Ⅶ~夢の都~」と「安全地帯Ⅷ~太陽」の2枚は、明らかに他と異なる響きを持っている。それまでの作品のようにセールス面でのプレッシャーに苦しめられることなく、自分たちが本来作りたかったものを作っているというリアリティが強く感じられるのだ」
(2曲目「太陽」について)
「イントロから響くアコースティックな響きを重視したパーカッションやエキゾチックなハーモニーは、以前から安全地帯が取り組んできたアフリカ的な魅力をさらに押し進める効果をあげている。
一方でギターの響きは、80年代の洋楽シーンでニュー・ウェイブの頂点を極めていたポリスのアンディ・サマーズのように、単音でエフェクト処理を施して空間的な立体感を出したもの。つまりこの楽曲のサウンドは、ニュー・ウェイブとワールド・ミュージックがクロスしたものなのだ。‘歌謡曲’どころかロックの世界の中でもかなり先鋭的な音作りである
ただし、この楽曲における‘太陽’という言葉は、希望の象徴として使われているわけではない。コブシの効いたコーラスのメロディが、祈りあるいは呪いのようなイメージを醸し出していることもあって、むしろ干ばつや飢饉に苦しむ人々を苛む過酷な大自然のシンボルのようですらある」
玉置さん自身の言葉では
「俺って決めごとが好きじゃないんだね。どんどん変化していくことが楽しい。
決め事があった中で音楽をやっていくことも、それはそれでいいんだ、ってことは最近になってようやくOKになったけど、昔はもう全然だめ
(中略)
だから俺が、安全地帯を休んだ理由の一つは、形はロックとかポップなものかもしれないけど、その瞬間に生まれてくる音楽っていうのをすごくやりたかったんだね」
「より純粋に音楽が好きなのかどうかということを確認したかったんだ。じゃないと何を信じていいのか分からなくて、身動きできなくなっちゃった」
そして、志田氏の、このアルバムについての締めとしては
「筆者の私見を言うなら、『太陽』は、バンドが瀕していた辛さを、ある意味でドキュメント的なパワーとして昇華した先鋭的なロック・アルバムである。この作品がそうした質感を好むリスナーにきちんと届いたならば、安全地帯が軌道を修正することも不可能ではなかったのかもしれない。
しかし‘歌謡曲’的なイメージと決定的に食い違った『太陽』は、セールス面での成功を収めるどころか、きちんとした評価を与えられることもないまま、安全地帯というバンドは、デビュー10周年という記念すべき節目を迎えながら、そのまま長い休止へと向かうことになる。」
…あることから、「私はホントは玉置さんのしたい音楽を全然分かってないんじゃないかな~」(別にわかる必要もないんだけど…)とすこーし寂しさを感じていた私にとって、ちょっとだけ安心したというか、却って切なくなったというか…そんな感じでした^^
あしたはテウの誕生日
かなり大好きなアルバムです。
これはインパクトあったな~。
最初に聞いたときから、
「このアルバムが安全地帯の中で一番いい!」(当時)と思ったのを覚えてます。
まず、最初の曲「1991年からの警告」がまた大好きで。
一曲目に多い、広がりを感じさせる雰囲気の中に、
ゾクゾクするような緊張感があって、
その緊張感が次の「太陽」でぐーっと高められていって
で、その次の静かなバラードの「花咲く丘」で一旦落ち着いて
あとは調子をかえてときに軽快に、ときにしっとりと進んでいきます
「91年からの警告」も「太陽」もなーんか「社会派」で、
何となく、でもバリバリにメッセージソングなんですね。
ひねくれものの私はそういうの、本当はキライ。
でも、これは素直に共感できる。そうよねって思える
なぜかっていうと
…多分、玉置さんの言葉に嘘がないからなんでしょうね。(詞は松井五郎)
玉置さんってほんと、見てて判るくらいすっごく素直で子供みたいな人で。
いいことはいいこと、悪いことは悪いことって、
本気で思ってる感じのところがあるんですよね。
だから、そう歌ってるときって、多分本気でそう思って歌ってるから、
きれいごとのいやらしさが入ってこないんですよね。
字面だけ見たら、ストレートすぎてどうよ?と思ったり、
見てられないくらいクサいのもたまにはあったりするんですが、
そういうのもわりとすんなり入っちゃう。
あと、志田氏の本にもあったけど、このときの時代性ってのも確かに大きいですね。
安全地帯、一度目の復活直後、この前年に出た「安全地帯Ⅶ~夢の都~」
にも言えることなんですが。
ソ連がなくなって、ベルリンの壁が崩壊して、ついでに昭和が平成に変わって。
社会のこととか世界情勢とかに、まるで無関心だった私ですら
「歴史って今も動いてるんだ」と衝撃を受けたのを覚えているくらいですからね~
そしてもちろんその説得力の一番大きな原因が
玉置さんのメロディと歌声にあることは間違いありません
ほんと、大好きな曲が多いんですよ。このアルバム。
SE`K`KEN=GOもそうだし、「エネルギー」も好き。
「ジョンのくれたギター」のまっすぐな感じも好きだし、
「俺はどこか狂っているのかもしれない」のむちゃくちゃっぽい感じもいい。
「朝の陽ざしに君がいて」「黄昏はまだ遠く」の正統的な感じもすてき。
だけど、この次の「安全地帯Ⅸ」が出るのは世紀が変わって2002年のこと。
安全地帯はまたばらばらになっちゃうんですね…
さすが、プロはうまいことを言うな…と思うので、以下に、
志田歩氏の「幸せになるために生まれてきたんだから」を引用します
「安全地帯のオリジナルアルバムの中で「安全地帯Ⅶ~夢の都~」と「安全地帯Ⅷ~太陽」の2枚は、明らかに他と異なる響きを持っている。それまでの作品のようにセールス面でのプレッシャーに苦しめられることなく、自分たちが本来作りたかったものを作っているというリアリティが強く感じられるのだ」
(2曲目「太陽」について)
「イントロから響くアコースティックな響きを重視したパーカッションやエキゾチックなハーモニーは、以前から安全地帯が取り組んできたアフリカ的な魅力をさらに押し進める効果をあげている。
一方でギターの響きは、80年代の洋楽シーンでニュー・ウェイブの頂点を極めていたポリスのアンディ・サマーズのように、単音でエフェクト処理を施して空間的な立体感を出したもの。つまりこの楽曲のサウンドは、ニュー・ウェイブとワールド・ミュージックがクロスしたものなのだ。‘歌謡曲’どころかロックの世界の中でもかなり先鋭的な音作りである
ただし、この楽曲における‘太陽’という言葉は、希望の象徴として使われているわけではない。コブシの効いたコーラスのメロディが、祈りあるいは呪いのようなイメージを醸し出していることもあって、むしろ干ばつや飢饉に苦しむ人々を苛む過酷な大自然のシンボルのようですらある」
玉置さん自身の言葉では
「俺って決めごとが好きじゃないんだね。どんどん変化していくことが楽しい。
決め事があった中で音楽をやっていくことも、それはそれでいいんだ、ってことは最近になってようやくOKになったけど、昔はもう全然だめ
(中略)
だから俺が、安全地帯を休んだ理由の一つは、形はロックとかポップなものかもしれないけど、その瞬間に生まれてくる音楽っていうのをすごくやりたかったんだね」
「より純粋に音楽が好きなのかどうかということを確認したかったんだ。じゃないと何を信じていいのか分からなくて、身動きできなくなっちゃった」
そして、志田氏の、このアルバムについての締めとしては
「筆者の私見を言うなら、『太陽』は、バンドが瀕していた辛さを、ある意味でドキュメント的なパワーとして昇華した先鋭的なロック・アルバムである。この作品がそうした質感を好むリスナーにきちんと届いたならば、安全地帯が軌道を修正することも不可能ではなかったのかもしれない。
しかし‘歌謡曲’的なイメージと決定的に食い違った『太陽』は、セールス面での成功を収めるどころか、きちんとした評価を与えられることもないまま、安全地帯というバンドは、デビュー10周年という記念すべき節目を迎えながら、そのまま長い休止へと向かうことになる。」
…あることから、「私はホントは玉置さんのしたい音楽を全然分かってないんじゃないかな~」(別にわかる必要もないんだけど…)とすこーし寂しさを感じていた私にとって、ちょっとだけ安心したというか、却って切なくなったというか…そんな感じでした^^
あしたはテウの誕生日
なんか聞いちゃいますよね~。このアルバム。民謡っぽいのは、
玉置さんの小さいころのも影響あるんだろうし^^ⅢとⅧとⅨ。私も大好き!って大好きじゃないアルバムがあるのだろうか…
ももんがの杜さん♪
遊びにいきますねー
ももんがもブログを開設しました
よかったら遊びに来てくださいね^^
ひろがっきーさま^^
昨日貼り付けの旅でお邪魔したのですが、貼り付けできなくて断念して帰ってきました^^;
ぜひ、Big>JokeさんHPへ遊びに行って差し上げてくださいね~♪
ちなみに私の好きな安地アルバムBEST3は、ⅢとⅧとⅨでーっす◎
2曲目の『太陽』を聴いた時、とにかくスゴイと思いましたヨ。民謡っぽく歌っていて、独特な世界観に仕上がっていて…
『エネルギー』もセクシーで大好きです
ライヴで聴きたいっ
以前から、Maniaxさんで石鹸ごーさんのお名前を見るたび、「うまいネーミングだぁ...」と一人にんまりしておりました(笑) 石鹸を見るたびに、石鹸ごーさんを思い出す、ももんがです^^
昨日貼り付けの旅(笑)でおじゃました、確か?ジョディーさんの所でも、焼酎派さんのお名前を見つけました^^ B>JさんHP、是非カキコなさってくださいね^^
ももんがの杜宣伝本部長さま♪
Maniaxさんではお名前拝見してます。
いつも貴重なお話をありがとうございます
しかもこちらにまでお越し頂きまして
○平さんブログ、覗かせて頂きました。ちょっと興奮…
昔の玉置さんの生の空気が伝わってきますね~
すごいわあ。
カキコなどもさせて頂きますね
また色々教えて下さい
旭川在住のももんがの杜と申します^^
いつも石鹸ごーさんの書き込みを楽しく読ませていただいております^^
実は、志田歩さんの書かれた本にも載っている、元安全地帯ドラムのkickさん(○平さん)からとってもうれしい「PRESENT」を御届けに参りました(笑)
たぶん、Maniaxさんの掲示版をご覧になっていらっしゃると思いますので、BBSがKickさんとBig>Jokeさんのおかげでにぎわっているのはご存知だと思います^^
実はBig>JokeさんのHPがあって、その中にKickさんが、安全地帯の裏話^^のBBSを作っていらっしゃいます^^
「あちらこちらに出張して、宣伝して来てください」と任命(笑)されましたのでお知らせに参りました^^
どうぞ、ご覧になって、どんどん書き込みしてください^^ kickさんも、メンバーさんもとても喜んでくださいます^^
Big>Joke HP=http://music.geocities.jp/getbag21/
また、BASSのTANKさんのお店GET<BAGもご覧になってくださいね^^
こちらも、HPからリンクできます^^
どうぞ、お友達にも教えて差し上げてくださいね^^
では、どうぞよろしくお願いいたします^^
Big>Joke宣伝本部長(笑)ももんがの杜♪
http://music.geocities.jp/getbag21/
blogタイトルもHNも、‘暗号’ですね、ある意味。
私のHNの由来は1月13日の日記
http://blog.goo.ne.jp/sekkengo/e/6b64c842ccab5f6ef973473275732687
にちょっと書いてます。
大好きな韓国ドラマ「兄嫁は19歳」からとっています
SEKKEN=GOと同じで、わかる人に判ってもらえると嬉しいなあと思って^^
あ、でも焼酎も好きです
そう~あの本読んだあとなもので。
私もそんなこと全然思わずに、
能天気に「これ好き♪」って聞いてました。
せくしいですよね。ちょっと高めの玉置さんの声
ジョンの~も、私もそんな感じがします。
ジョティさんの記事も楽しみにしてますね
country37さん♪
どちらでもお好きなほうで結構ですよ!
安玉の方ではよそでは主に石鹸ごーで
書いてます。
紛らわしくてごめんなさい~
たまってた分、つい熱くなりがちな私ですが
気楽に色々お話して頂けると嬉しいです
これからもよろしくお願いします
コメント頂きありがとうございました。
同じgooブログなんですね。
私もこれからもお邪魔させてくださいっ!!
本を読んだあとですからねぇ、でもCDで聴いてる限り、玉置さんが限界ギリギリ状態で歌っているようには・・
「エネルギー」のね、♪エネ~ル~ギ~ って歌うあの声が、sexyだと思うの
「ジョンがくれたGUITAR」は少年の玉置さんを連想させるんです。
そして、安全地帯がバラバラに・・という事に関してはどうしても「メロディー」(の歌詞)が思い浮かびます。
長くなるので、それは、いつか記事にしようと思います。