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関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

議会改革申し入れ、そしていよいよ県議会で初質問へ

2015年05月26日 | 活動報告
 15日(金)から21日(木)までおこなわれた臨時議会で、私の所属委員会、質問予定などが決まりました。
 全議員がいずれかに所属する常任委員会は、総務(定数8)、文教公安(7)、厚生環境(8)、農林水産(7)、商工労働観光(7)、建設(7)の7つありますが、私は商工労働観光となりました。
 特別委員会は、人材育成対策(10)、産業振興対策(9)、安全・安心な暮らし対策(9)の3つあり、私は人材育成対策です。
 常任委員会も特別委員会も定例議会ごとに開催され、所管する課題については概ね取り上げることができます。
 これは「議案に関した質問」しかできなかった市議会より優れた点です。
(但し、質問時間を制約する傾向は強いようですから要注意です。)

 一方、本会議での質問は、日本共産党県議団として年1回(今年度は6月議会)のみです。私がおこなうことになりました。
 やはり年1回(12月)だけ割り当てられている予算特別委員会は、渡辺ゆり子議員が質問します。

 こうした委員等の割り振りや会派ごとの質問順番等が、自民党県議団と県政クラブ(民主・社民等)の間の協議で一方的に決められたり、そもそも本会議での一般質問が二人で年1回しかできない等々、議会運営のあり方には改善すべき点が多々感じられます。 
 そこで、日本共産党県議団として、18日に野川正文議長宛に「議会改革の申し入れ」をおこなっています(画像。内容は末尾)。


 とにかく、議員として今年度の最大の仕事が早くも一ヶ月後に迫ることになりました。
 言うべきことは市議としての活動の中で蓄え、選挙で掲げた公約として明確になっていますが、県議会で質問するためには当局からの事前の聴き取りなど準備が必要です。
 急いで取り組みを開始しました。

 質問日時は6月26日(金)午前11時頃から約1時間、条件のある方はできるだけ議会においで頂くことを呼びかけていますが、インターネットでもご覧頂くことができますのでどうぞ宜しくお願いします。



                                  2015年5月18日
山形県議会 野川政文議長 殿
                                  日本共産党山形県議団
                                    団長 渡辺ゆり子
                                       関  徹 
            議会改革に関する申し入れ
第18回統一地方選挙が行われ、山形県議会は新しい構成となりました。県議会として自ら改革に取り組んでいくことも、新たに選ばれた県議会の県民に対する重大な責務と考えます。また、公平公正を旨とする議会運営にあたって少数会派の意見の尊重など民主的改善も必要と考えるところです。
県議会の改革のため以下のように申し入れます。
                         記
1.一般質問は、定例会ごとに質問を求める議員に行わせること。
2.常任委員会は午前中終了を目途とせず十分な審議をつくすよう努めること。
3.委員会の委員外発言を保障し、委員会の開会日時は分散開催すること。
4.常任・特別委員会・質問の割り当ては、少数会派の意見反映に努めること。
5.請願審査は、傍聴者に配慮し委員会冒頭で審議し、審査にあたっては請願者からの意見聴取の機会を設けること。
6.会派協議会の内容・資料を議員に公開すること。
7.十分な調査・質疑を保障するため、定例会の議案等の資料は、開会の1週間前に議員に届くようにすること。
8.委員会の会議記録を要点筆記から会議録にすること。また、請願の審査も記録公表対象とすること。
9.4年間に100万円を限度とした海外視察は廃止すること。
10.議員旅費(費用弁償を含む)の見直しを行なうこと。
11.政務活動費収支報告書をインターネットでの公開を検討すること。