関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

終戦記念日に訴える

2014年08月16日 | 平和と民主主義・外交


15日は終戦記念日。9年間毎年街頭演説をおこなってきました。
今年は概ね中学校区ごとに、以下のようなことを訴えました。

1984年に日清戦争開戦、今年はアジアへの侵略を開始した年から120年、日露戦争から110年、第一次大戦から100年という歴史的な節目の年。
第二次大戦で310万人の国民が命を落とした悲惨な体験、2千万人のアジアの人々の命を奪った痛苦の過ちをしっかりと見つめ、二度と戦争を起こさない、二度と戦争に参加しないということを誓い合う日にしたい。
戦争の犠牲となった方々、戦時下・戦後の混乱期に悲惨な暮らしを余儀なくされた方々の苦労を次の世代に伝えていかなければならない。

日本は1945年に敗戦を迎え、日本国憲法を制定し、国民の願いのもとに戦争をしない国として歩んできた。
ところが安倍内閣は、集団的自衛権行使容認を閣議決定、中期防衛力整備計画で5年間に24兆6700億円の軍拡の開始、「税率を上げれば軍事費が調達できる」消費税の増税、武器輸出を全面解禁して戦争で儲ける経済、秘密保護法で戦争準備を国民から隠す、子どもたちには侵略の反省を薄めた教科書で戦争肯定の教育などなど、「戦争できる国作り」を全面的に進めている。
閣議決定は、自衛隊を銃弾飛び交う戦闘地域に送り込み、「敵」と直接銃火を交える道であり、「殺し殺される国」に大転換すること。

しかし、どの世論調査でも「閣議決定反対」が過半数を超えるなど、政府が進める政策の多くが国民の願いに反している。
内閣支持率も毎月のように最低を更新している。
政府は国民の声を聞け! 
国民の声を聞かない政府は退陣しろ!
安倍首相はよく「日本を取り戻す」などと言っているが、当たり前の民主主義のルールに基づく政治を安倍内閣から取り戻さなければならない。

世界では軍事ブロックは解体し、東南アジア、ヨーロッパ、中南米、アフリカなどなど、戦争をおこさないための平和の共同体が大きく発展している。
日本の真の安全保障は、積極的な国際貢献と平和外交で、国際社会における日本の役割を大きく発展させていくこと。
憲法九条は世界の流れの先頭を行くものであり、日本と世界の平和のために、今こそ活かそう憲法九条!

来春のいっせい地方選挙は、市民の願いを実現する政策を掲げて要求実現を図るチャンスであるとともに、安倍内閣の悪政に審判を下す絶好のチャンス。
悪政と正面から対決し、どの分野でも自民党政治に替わる新しい政治を提案する日本共産党を昨年の東京都議選・参院選に続いて大きく伸ばして頂きたい。
鶴岡でも日本共産党の県議の議席を奪還させて頂きたい。
私はそのために、全力を尽くしてたたかっていく決意です。

車通りの多い場所を中心に20カ所近くで訴えましたが、手を振り、クラクションを鳴らして激励して下さる方が例年にも増して多く、必勝の決意がいや増す行動となりました。

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