3月21日夜、コーチの解雇問題についての「鶴岡スイムクラブのコーチを支える会」と同クラブ運営委員会との第一回団体交渉がおこなわれました。
運営委員会側からは、本間重二運営委員長、佐藤八男事務局長、加藤淳子職員、顧問弁護士の4名が出席、「支える会」からは、当事者2名を含めて10名が出席しました。
私も支える会会員として参加しました。
交渉の冒頭署名を手渡して、「先に提出した申し入れ書に回答を」と求めたところ、運営委員会は「申し入れ書?」と顔を見合わせる始末で、何のための交渉かもわかっていないようでアゼン。
気を取り直して交渉に入って明らかにした問題点をいくつか挙げると、
☆「法人化に伴う事業変更を会員に説明する責任も義務もない」と考えている。
☆「会員増に努力した」というが、チラシを一回作成して、学校などに配布しただけ。
☆「会員が減って、赤字で大変」と言うが、損益分岐点(会員が何人になれば収支トントンになるか)もわかっていない。
☆法人化しても、今後の経営改善の見通しは無い。
挙げればキリが無いほどですが、こんないい加減な経営・いい加減な見通しで、何の落ち度も無いコーチをクビにしたのかと、怒りがますます膨張しました。
私はそのことを本間委員長に、「元教育長として、そんなことをしていいんですか?これまでおっしゃってきたことと矛盾しませんか」と問いただしましたが、残念ながら答弁はありませんでした。
支える会側は、「話し合いを継続するために、当面、4月は雇用を継続せよ」と、大いに譲歩した要求を提示したのですが、それも拒否。
短期間に一千名を超える署名が寄せられるなど、運営委員会の対応に疑問と怒りが高まっているにも関わらず、何らの反省も示されませんでした。
相手側には、信用金庫の支店長、税理士、弁護士などがついている訳ですが、「そのうちあきらめるだろう」とでも思っているのでしょう。
そう、今の世の中、このような悪質な対応にも泣き寝入りするケースがほとんどです。
しかし、今回はそうはいきません。
真面目に働いてきたコーチの姿を、子ども・社会人の会員がしっかり見ていたのです。
コーチはその方々に応えたいという熱意を持っています。
そして、私たちにもその熱意が伝染してしまいましたから。
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