北海道函館市・日本酒愛好会「石亭(せきてい)倶楽部」

~酒との出会いは人との出会い~
2000年設立 会員数10名の小さな日本酒の会です
更新はマイペースなのでお許しを

御湖鶴 純米大吟醸 山田錦45%

2010-03-28 13:20:00 | 日本酒
長野県下諏訪町・菱友醸造の「御湖鶴(みこつる)」純米大吟醸 山田錦45% です。

菱友醸造さんは、廃業寸前まで追い込まれた、2003(平成15)年5月から、
現・近藤社長兼杜氏の元、復活した蔵で、
昨年、テレビ東京「カンブリア宮殿」で、東京・はせがわ酒店の長谷川社長が、
同蔵を紹介したことで、全国に「御湖鶴」の名が広まったことは有名です。



私は、そのはせがわ酒店さんから、純米大吟醸 山田錦45% 900mlを購入し、
先日19日の宴席で、初飲みしました。




ラベルからおそらく19BYくらいではないかと、推定しますが、
900mlという珍しい瓶でして、いきなり乾杯で飲んでみましたが、「ん?」というのが、
最初の感想でした。

でも、温度に慣れてくるに従い、45%純米大吟らしさが徐々に出てきました。
やっぱり想像どおりの味を出してくれましたね。

今度は、金紋錦45%の純米大吟と特別純米あたりを取り寄せてみようかなと思ってます。


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初当選です

2010-03-27 20:26:38 | 日本酒
実は、ある酒の抽選販売たるものに、初めてネットで応募しました。
その酒は、山口県の「貴」同様、若い30代の杜氏さんが醸し出す、
只今人気急上昇中の酒、三重県・木屋正酒造の「而今(じこん)」です。

今回、なんと幸運にも当選してしまいました。
当選したのは・・・・・、

而今 純米吟醸 山田錦無濾過生原酒 720ml です。

この「而今」は、年間生産量が100石(1石は約180リットル)
なので、一升瓶換算で、年間1万本くらいしか市場に出回りません。

いつも行く居酒屋さんで飲ませて頂いたことはありますが、
数が少ないため、自分で手に入れたことはありませんでした。
なので、今回の当選は、ただうれしいの一言です。
今から届くのが楽しみですが、いつ飲もうか迷うところです。


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貴 純米吟醸 山田錦 中取り無濾過生原酒

2010-03-24 13:00:54 | 日本酒
山口県宇部市・永山本家酒造場の
「貴(たか) 純米吟醸 山田錦 中取り無濾過生原酒」です。



この蔵は、私が以前から気になっていた蔵の1つでして、



銘柄名の「貴」は、ラベルのとおり、杜氏の「永山貴博」さんの名前一字を使っています。
この杜氏さん、昭和50年生まれと言いますから、今年でまだ35歳の若さです。



また、この蔵は、2009年2月発行のdancyu3月号にて、米造りをする蔵元部門1位に輝いたそうで、
今回、名古屋のある酒屋さんから取り寄せて、先日19日の宴席で初飲みしました。



通販の蔵元のコメントから一部引用しますと、
「直詰めの為、微かに澱と炭酸ガスがピチピチと舌を刺激します。果実由来の香りとキャラメルのような
甘みを楽しめます。」とのことで、
コメント通り、グラスに開けた瞬間、上の写真のように、澱と炭酸ガスが出ているのがお分かり頂けた
でしょうか。
本当に素晴らしい酒でした。今度は是非、雄町純米吟醸を購入し飲んでみたいと思っております。


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大信州純米大吟にごり PART2

2010-03-22 19:02:55 | 日本酒
今月の初めに、にごり酒の記事を投稿しましたが、
実は、20日投稿の「すごかったです」の記事にも書きましたが、
19日の宴席に、このにごり酒のリクエストがあって飲んだので、再登場です。



実は、この写真は20BY(平成20年度醸造)の同じにごり酒ですが、
精米歩合を比べると、21BYが50%、この20BYが45%だったんですねぇ。


しかも、この注意書きのとおり、非常に噴き出しやすく危険なお酒です。
大信州さんが勧める、にごり酒4合瓶の場合の正しい開け方としては、

① スクリューキャップをゆっくりと開け、カチッと音が鳴った瞬間に、
 「シュッ」と中に溜まっていたガスが抜けるとともに酒の液面が上昇
 してきますので、上部まで上がってきたら、すぐにキャップを締めます。
② すると液面が元の位置まで下がって行きますので、下がりましたら、
 瓶を逆さにして、瓶底の空間に炭酸分を逃がして下さい。
③ そうしたら、再度瓶を上に向け、①②の作業を繰り返します。

この作業を繰り返すんですが、開封完了までの時間が、
この何年間は、かかっても10分前後だったんですが、
今年の21BYは、久々に20~30分はかかりましたねぇ。

にごり酒は、開封できるまで、このように地道な作業をするため、
開いて、最初の一杯を飲むことができた喜びは、そりゃあうれしいですねぇ。

但し、一升瓶は開け方が違うので、ご注意下さい!

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すごかったです

2010-03-20 18:15:28 | 酒の会等
昨日、3月19日、「魚まさ美原店」さんで、ちょっとした宴会がありました。

今日の日本酒は全6本です。


向かって左端から、
 ①大信州 別囲い純米吟醸 番外品    ④御湖鶴 純米大吟醸 山田錦45%
 ②大信州 純米大吟にごり         ⑤貴 純米吟醸 山田錦中取り無濾過生原酒
 ③山法師 大吟醸生原酒          ⑥鍋島 純米吟醸生酒 特A地区山田錦100%

今日の料理も素晴らしかったです。




これはホタテの茶碗蒸し


鍋はキンキでした。あまりの旨さに、つゆも全て空になりました。


上が青森産ニンニク、下が鶏もも肉


いつもの寿司5貫も相変わらず旨かったです。


この炭酸感がたまらず、


一番最初に飲みきったのは、「貴」でした。


総料理長、今日の料理も旨かったです。美原店さんありがとうございました。

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魚まさ美原店

2010-03-20 17:33:08 | グルメ
当会行事でいつもお世話になっております、函館市美原「魚まさ美原店」さんを
ご紹介します。




当会は、2008年7月の「第3回石亭会」から、魚まささんを使わせて頂いており、
当初は、梁川町の「魚まさ五稜郭本店」さんでの開催でしたが、
昨年9月の「第5回石亭会」からは、現在の美原店さんになっております。



美原店では、毎週火・水曜日限定で、ランチもありますよ。
当会がここを使わせて頂くことになった最大のポイントは、料理の旨さ、これに尽きます。

それは、総料理長との出会いがきっかけでしたが、この方も無類の日本酒好きで、
毎回、コース料理をお酒に合わせて作って頂いており,いつも感激しております。



また、徹底した地産地消を実践しており、基本はコース料理ですが、単品料理も美味しく、
お酒も沢山揃っていて、「函館で最も予約の取りにくい居酒屋」とも言われています。

さらに、高野マネージャーさんを始めとした美原店、いや五稜郭本店のどちらのスタッフも、
皆さんいい方ばかりで、いつも感謝しております。

このたび、高野マネージャーさんの御了解を頂き、五稜郭本店共々、リンクを貼らせて頂くことになりました。
今後とも宜しくお願い申し上げますと共に、皆様、機会がありましたら是非ご利用下さい。


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常きげん

2010-03-18 12:56:34 | 日本酒
皆さん、先日のNHK「プロフェッショナル」ご覧になりましたか?
なぜここでこの番組を紹介するのか・・・。

そうですね、現代の名工にも選ばれた、石川県鹿野酒造の濃口杜氏が、
出演されてました。

濃口さんと言えば、「菊姫」の杜氏を経て、平成10年から鹿野酒造に招かれ、
「常きげん」を送り出してこられました。



これは、2年くらい前に呑んだ、常きげん純米大吟醸「Kiss of Fire」(キスオブファイアー)です。
Kiss of Fireは、「ルイ・ヴィトン・ジャパン」グループが主催するニューイヤーパーティーで、
大絶賛を浴びた経歴を持つ酒です。

濃口杜氏は、北陸の四天王と呼ばれる杜氏のお1人で、山廃仕込を得意とする名人です。

このテレビ放映がきっかけで、常きげんは非常に手に入りにくくなっているようです。
それだけ、マスコミの効果は絶大ということですね。

でも私も、久々に呑みたくなりました。なんとか手に入れたいものです。


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山法師 純米吟醸生原酒 21BY

2010-03-16 15:54:51 | 日本酒
山形県・株式会社六歌仙の「山法師(やまほうし)」純米吟醸生原酒です。



「山法師」のテーマは、酒造好適米「出羽燦々(さんさん)」を使用した優しさでしたが、
この生原酒シリーズは、新たなコンセプトで、力強さを表現しています。

しかも、レギュラー品の純米吟醸が、精米歩合50%なのに対し、この生原酒は、あえて60%としたそうです。



香りの良さは勿論のこと、原酒らしい力強さが、ちょうど良く融合している酒だと思います。


購入先~函館市万代町「酒ブティック越前屋」720ml・1,575円(込)

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大信州 別囲い純米吟醸 番外品 21BY

2010-03-14 21:05:35 | 日本酒
私のお気に入り蔵の1つ、長野県大信州酒造の別囲い純米吟醸番外品です。

番外品は、複数の酒をブレンドして詰めたものですが、
21BYの大信州番外品は、純米吟醸とは名ばかり、殆ど純米大吟醸と言っても過言では
ないそうです。



私は、昨年12月初旬に発売と同時に購入し、呑んでみましたが、鼻を通る香りといい、
口に含んだ香りといい、ほんと純米大吟醸でもおかしくない出来でしたが、
20BYの同じ番外品に比べたら、少し物足りない感じがしました。



しかし、先月の宴席に持って行って呑んでみたら、良い具合に熟成が進んでいました。
実は今週、宴席があるので、また持って行って呑むつもりです。

購入先~函館市万代町「酒ブティック越前屋」720ml・1,575円(込)
720ml在庫は未だあるそうなのですが、一応お早めに・・・。

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今年の行事予定

2010-03-14 14:47:01 | 酒の会等
私たち「石亭倶楽部」は、平成12年10月2日に設立し、
同じ職場の日本酒好きな仲間を中心にして、規模の小さな会ながらも、
函館市において今まで活動させて頂き、
晴れて今年の10月で、設立満10周年を迎えることになりました。
なお、10周年記念行事は、来年2011年に行う予定です。

では、今年2010年の行事予定をお知らせします。場所はいずれも、魚まさ美原店を予定しております。

1月29日(実施済) 例 会(8名参加)
5月22日(土)第6回石亭会(ゲスト・広島県藤井酒造~龍勢「りゅうせい」)
9月11日(土)第7回石亭会(ゲスト・山形県六歌仙~山法師「やまほうし」)
※11月予定の例会は実施せず~来年1月予定の例会に振替

今年は、蔵元を直接函館へお招きする「石亭会」を、5月と9月の2回実施予定です。
正会員および準会員の皆様、忘れず各自の予定に入れて下さいね。

また、参加希望の函館市内・近郊の方、各行事開催の1ヶ月前くらい迄には、
詳細をこのブログにて案内しますので、興味のある方は、その時に事務局までご連絡下さい。
なお、開催会場の関係で、場合によっては人数制限させて頂くこともありますので、
その際には、ご了承下さい。

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では、会員の皆様、今年もよろしくお願いいたします。