北海道函館市・日本酒愛好会「石亭(せきてい)倶楽部」

~酒との出会いは人との出会い~
2000年設立 会員数10名の小さな日本酒の会です
更新はマイペースなのでお許しを

第6回石亭会・番外編

2010-05-28 14:26:42 | 酒の会等
5月22日(土)に、魚まさ美原店さんで開催しました、第6回石亭会、番外編です。

蔵元ゲストは、広島県竹原市 藤井酒造株式会社 五代目蔵元 藤井 善文 様です。 


出品酒全10本、これだけ龍勢が揃うと壮観でした。


ちょうど、「生もと造り 雄町純米」について、藤井蔵元がお話をされていた時に、


このウニが運ばれてきました。
これだけでも美味しいのに、藤井蔵元から、「ウニを口に入れて、生もとを飲んでみて下さい。」
と勧められたので、全員そうしてみたら、これがまた絶品の一言。さすが純米酒の力でした。


魚まさ・渡辺総料理長の「龍勢」に合う料理も、見事でした。
私の記憶では、今までお客様の前に料理長が顔を出されたことはなかったですが、
今回、突然私たちの所へ現れ、
「隠し酒を出す時に、それ用の料理がありますから、楽しみにしていて下さい。」と一言。

そうしているうちに、隠し酒を出す時が来ました。出てきた料理は、何と「行者ニンニクの醤油漬け」でした。
おっしゃる通り、ホントによく合いました。特に、藤井蔵元が、行者ニンニク大好物だと言うのにはビックリでした。


香り豊かなお酒だけが日本酒ではないんですよ、
と日々純米酒の普及に全国を飛び回っていらっしゃる藤井さん、
その真摯な語りと酒造りに対する姿勢、また、龍勢の素晴らしさと奥深さに参加者一同感服し、
約3時間にわたる宴は終わりました。


このあと、魚まさ五稜郭本店さんへ伺い、中野マネージャーに藤井さんをご紹介させて頂きました。
以前から、「龍勢」を日本酒レパートリーに入れてみてはいかがですか?と中野さんにお勧めしておりましたが、
その後、「夜の帝王」を入れてみました、と私に連絡があったので、
じゃあ、今回の来函機会に、藤井さんをお連れしますよ、と約束していたこともあり、
セッティングしてもらいました。

中野さん、いたく感激されて、持参した「和みの辛口」「生もと造り」を試飲しながら、
藤井さんのお話に耳を傾けていらっしゃいました。
このやりとりは、ぐるなび・五稜郭本店のお店のブログを見て下さい。

ご協力頂いた「酒ブティック越前屋」吉田社長、
魚まさ美原店・渡辺総料理長と従業員の皆様、魚まさ五稜郭本店・中野マネージャー、
本当にありがとうございました。

そして、最後になりますが、一番感謝しなければならないのは、やはり、藤井酒造株式会社・藤井蔵元です。
みんなに見せてくれたこの笑顔が、第6回石亭会の全てです。来年の10周年記念も楽しみにしておりますよ。

第6回石亭会・龍勢編その4

2010-05-28 13:43:12 | 酒の会等
5月22日(土)に、魚まさ美原店さんで開催しました、第6回石亭会の主役、純米酒「龍勢(りゅうせい)」編、
その4です。

蔵元ゲストは、広島県竹原市 藤井酒造株式会社 五代目蔵元 藤井 善文 様です。 


出品酒全10本、これだけ龍勢が揃うと壮観です。左端から順番に試飲しました。


さて、10本全て試飲したのに、これで終わらないとは。
実は・・・今回のサプライズとして、藤井蔵元にお願いし、特別に持ってきて頂いたものがあるんです。

「酒燗器(しゅかんき)」と言って、その名の通り、これでお燗を作るんです。
藤井さんの酒燗器は、大規模の酒の会でしかお目にかかることがないので、本当にありがたかったです。


そこで、温度差による「龍勢」の味の違いを知ってもらいたく、蔵元自ら、お燗を作って頂いて、


飲んでみると、これが不思議なんです。普通、燗の方が抵抗あると思いますが、
龍勢は、燗ならなお良しなのです。


しかも、藤井蔵元は、マイ猪口まで持参されてました。


にごり酒を含めた10本を、全て燗にして頂き、冷やと飲み比べました。
それだけでなく、何種類か混合したお燗も作って頂き、飲みましたが、どれを取っても「旨い!」の一言。


いつしか、私たち全員はおろか藤井蔵元ご自身も、いい気分で酔いしれた一時でした。



さらに、このあともう1つアップします・・・。

第6回石亭会・龍勢編その3

2010-05-27 23:20:40 | 酒の会等
5月22日(土)に、魚まさ美原店さんで開催しました、第6回石亭会の主役、純米酒「龍勢(りゅうせい)」編、
その3です。

蔵元ゲストは、広島県竹原市 藤井酒造株式会社 五代目蔵元 藤井 善文 様です。 


出品酒全10本、これだけ龍勢が揃うと壮観です。左端から順番に試飲しました。


⑧ 19BY 裏龍勢 純米吟醸 特詰限定品
   原酒のまま詰めて3年熟成した、裏物龍勢です。
   龍勢の熟成品独特の旨みと奥深い味、見事としか言いようがありませんでした。


⑨ 18BY 雄町純米吟醸 山廃仕込原酒
   龍勢にしては珍しい山廃仕込、でも俗に言う山廃のそれとはまた違う風合いがしました。
   雄町を使うあたりが、藤井さんらしいですね。これも旨かったです。


⑩ 今回の隠し酒 10BY 山田錦 純米吟醸
   これは、2年前の第3回石亭会でも出されたもので、酒ブティック越前屋の吉田社長曰く、
   あと1本あるそうですが、藤井蔵元に言わせると、「うーん、私は買いたいとは思わないです。」
   との答えでした。(笑)



以上で全10本試飲しました。でも・・・龍勢という純米酒は、これでは終わらないのです。
その4へと続く・・・。

第6回石亭会・龍勢編その2

2010-05-27 22:51:22 | 酒の会等
5月22日(土)に、魚まさ美原店さんで開催しました、第6回石亭会の主役、純米酒「龍勢(りゅうせい)」編、
その2です。

蔵元ゲストは、広島県竹原市 藤井酒造株式会社 五代目蔵元 藤井 善文 様です。 


出品酒全10本、これだけ龍勢が揃うと壮観です。左端から順番に試飲しました。


③ 21BY 生もと造り 雄町純米無濾過生原酒 ※これのみ一升瓶
   藤井酒造さんが20BYから取り組んでいる、日本酒本来の製造方法「生もと造り」。
   香り豊かな吟醸酒だけが日本酒ではないですよ、とでも訴えているような完璧な一品でした。


④ 20BY 和みの辛口 純米酒
   読んで字の如く、ホッとする中にも、スパッと入る龍勢らしい切れ味でした。


⑤ 20BY 夜の帝王 特別純米酒
   龍勢の名を広めた、定番商品。藤井酒造さんは、平成16年から全量純米酒に切り替えましたので、
   それ以前、夜の帝王は、特別本醸造でした。私は、平成13年に広島の藤井酒造さんを訪問して、
   この酒を試飲してますので、今や幻の特本を飲んだことになりましたね。
   やはり旨かったです。


左側 ⑥ 21BY 番外品 PART-1 生原酒
右側 ⑦ 21BY 番外品 PART-2 生原酒
   いずれも、龍勢お得意の複数ブレンド酒です。純米大吟醸・純米吟醸・山廃仕込・生もとなどの複数酒を
   ブレンドして詰めたもので、贅沢の極みです。評価は人それぞれですが、私はPART-2の方が好きです。



これでもまだ7本です。その3へと続く・・・。

第6回石亭会・龍勢編その1

2010-05-27 22:29:06 | 酒の会等
5月22日(土)に、魚まさ美原店さんで開催しました、第6回石亭会の主役、純米酒「龍勢(りゅうせい)」編を
何回かに分けてアップします。

蔵元ゲストは、広島県竹原市 藤井酒造株式会社 五代目蔵元 藤井 善文 様です。 


出品酒全10本、これだけ龍勢が揃うと壮観です。左端から順番に試飲しました。


① 21BY 初しぼり 特別純米中汲み無濾過生原酒
   これは昨年暮れに発売されたもので、約5ヶ月熟成された状態で今回飲みましたが、
   落ち着いた味になっていましたね。


② 21BY 活濁酒 純米活性にごり生原酒
   龍勢唯一のにごり酒です。さっぱりとした口当たりで旨かったです。


旨いですが、ご承知のように「にごり酒」は、瓶の中にガスがありますので、開封には要注意です。
藤井蔵元、自ら開封要領を実践し見せて頂きました。意外に早く開きましたよ。





まだまだありますよ、その2へと続く・・・。

第6回石亭会・料理編その2

2010-05-25 14:59:50 | 酒の会等
5月22日(土)に、魚まさ美原店さんで開催しました、第6回石亭会について、料理編その2です。

蔵元ゲストは、広島県竹原市 藤井酒造株式会社 五代目蔵元 藤井 善文 様です。 


やっぱり出ました、「あんこう鍋」、旨かったぁ。



寿司の他にあと2品出ました。全8・9品くらいですか。今回も渡辺総料理長の腕が冴え渡ってました。
料理長そして美原店の皆様、ありがとうございました。


さて、次からは、お待ちかねの龍勢ワールドをご紹介します。
こちらも数回に分けてアップしますので、お楽しみに・・・。

第6回石亭会・料理編その1

2010-05-25 14:37:15 | 酒の会等
5月22日(土)に、魚まさ美原店さんで開催しました、第6回石亭会について、まず、料理編を2回に分けてアップします。

蔵元ゲストは、広島県竹原市 藤井酒造株式会社 五代目蔵元 藤井 善文 様です。 


「そい」と「確かもずくが混ざったとろろ」です。


造りは、「まぐろ」と「マツカワ」です。入れ物がおしゃれでした。


造りはこれだけではありません、「うに」も付きました。


「龍勢の酒粕に漬け込んだ時鮭」と「タケノコ」です。


「肉類」も出ましたよ。


料理編その2へと続く・・・。

第6回石亭会・開催速報

2010-05-23 14:10:25 | 酒の会等
昨夜、魚まさ美原店さんにて、第6回石亭会が行われました。とりあえず開催のご報告まで。

今回は「龍勢(りゅうせい)」づくしの全10本、壮観です。


蔵元ゲストは、第1回・第3回に続いて、今回が3回目で最多となります、
広島県竹原市・藤井酒造株式会社 五代目蔵元 藤井 善文 様です。


素晴らしい一夜でしたよ。詳細は、何回かに分けてアップしますね・・・。

第6回石亭会・まもなく開催

2010-05-22 16:36:07 | 酒の会等
本日午後6時30分から、魚まさ美原店さんにて、第6回石亭会 ~広島の銘酒「龍勢」を楽しむ夕べ~ 
開催いたします。

今回の蔵元ゲストであります、「龍勢」醸造元、広島県竹原市藤井酒造 五代目蔵元 藤井 善文様
無事函館へ到着されました。

藤井さん、昨日は、JRタワーホテル日航札幌での酒の会、「蔵酒night」に参加され、
お疲れのところ、先ほど2年振りにお会いしてご挨拶させて頂きましたが、お元気そうでした。

「蔵酒night」は200名の参加者だったそうで、
今日の石亭会は、それとは全く比較にならない小人数ですが、そんな小さな会でも、
純米酒普及のため、こうしてわざわざ足を運んで下さる藤井さんには、いつもながら感謝するばかりです。

今日は10本の「龍勢」を試飲します。
規模は小さくても、用意するラインナップの量、参加者の酒量や日本酒への愛着は、どこにも負けません。
魚まさ・渡辺総料理長の料理とともに、独特の「龍勢&純米酒ワールド」をたっぷり堪能してきます。
参加される皆さんが、お気に入りを見つけて購入して頂けるよう、微力ながらお手伝いします。

私は、約1時間後に会場へ向かいます。
もし、時間ができたのでちょっとでも飲ませて欲しい、という希望の方がいらっしゃいましたら、
事務局長・平田 090-6269-0506 までご連絡下さい。




第6回石亭会について

2010-05-19 17:55:59 | 酒の会等
参加申込〆切を延長しておりました、、今週22日(土)開催の「第6回石亭会」、
本日をもちまして、受付終了させて頂きました。

また、どうしても参加したいという方は、事務局長090-6269-0506までお問い合わせ下さい。

なお、先ほど、会場であります、魚まさ美原店さんへ打ち合わせに行ってきましたが、
渡辺総料理長、毎度のことですが、今回も力が入っているみたいでしたよ。

出品予定酒は全10本、石亭会は通常の例会等と比べて試飲する量が多いので、体調を整えておいて下さい。
また当日は、サプライズもありますので、参加される方はお楽しみに・・・。

日時は、5月22日(土)午後6時30分からです。
ゲストもいらっしゃいますので、時間に遅れることのないようお願いいたします。