世の中と同じように、個人もまた変わるものだ、、、、、、
しかし一方で、又変わらぬ自分というものもある。
世の中のことは、全て黒か白かという風に決め付けられるものではありません。
変わるものと変わらぬもの。その二つの世界を揺れ動きながら私達は生きています。、、、、その二つの世界を無理矢理に止揚するのではなく、そのまま受け入れようとする姿勢。それを『無力(むりき」』と名つけました。、、、、、、、、
予測不能な現実を予測不能な自分を抱えて生きていく。その追い詰められた人間の依りどころが「無力(むりき)」です。
わからない明日を、わかったふりをしない。、、、、、、、、。五木寛之「無力」著あとがきより引用。
、、、、自力と他力のカオス。そして無力。しかし志は生かされている。それが無常無明の光明かもしれないと思いたい。