破廉恥掲示板・ホームページに関わるF委員長たち(「管理職労組」現三役メンバー)の責任について考察をすすめます。
前々回のブログで、F委員長たちが破廉恥掲示板とホームページでの「みなとさん」(みなと出版二十二の代表者と思われる人物)の反社会的行動を「放置」したことで、人権侵害投稿、事実の捏造や誹謗中傷投稿、労組掲示板にあるまじき批判者の抑圧や言論統制等々の「社会的迷惑」が発生したことを指摘しました。
F委員長たちは、これらの事態をなぜ「放置」したのでしょうか。結論(あくまで私の推定ではありますが)から言えば「彼らが掲示板・ホームページを見ていない」こと、及び「ホームページに関わる意志はないが、さりとて閉じる勇気もない」ことがその原因であると考えます。
まずは、「ホームページを見ていない」ということから検討します。
【 一生協人の抗議文とF委員長名の声明 】
前々回のブログ(11/30)でも取り上げたように、かつて「管理職労組」ホームページにF委員長名の声明文が掲載されたことがあります。2006年5月27日付けのこの声明には〝労組の内外を問わず、貴重なご意見をいただいていることに感謝し、今後の運動に反映させていただく〟と言う主旨が述べられていました。
これに先立って、私はF委員長宛てに以下の抗議文をファックスしています。
------- 以下F委員長に送信した抗議文 -----
F委員長殿
甚だ失礼ながら、以下の点について、率直に意見及び情報提供申し上げます。
(1)いま現在、管理職労組掲示板を巡って進行している諸問題をご存知でしょうか?ご存知でなければ、早急に現状の認識をお願いします。事態は、管理職労組の責任が問われるところまで来ています。
もし、管理職労組がどのような責任を問われるかが不明な場合は、下記の「うろこの『みんなの味方だ労働組合』論」(ブログ)をご覧いただいて、例えば私が寄稿している「名無し氏の人権侵害投稿と『管理職労組』」や「『管理職労組』掲示板の『新たな運営』がもたらすもの」を一読ください。
http://urokookoru.exblog.jp/
(2)また、改めて言うまでもないことですが、貴職がこの問題を認識されていなかったとしても、そのことで社会的責任を免れるものではありません。そして、時間が経過するほど、その責任が重くなるものであることもご理解ください。
(3)なお、甚だ失礼な言い方ですが、仮に、貴職が、この問題を「知らなかった」「時間がたてば収まる」とお考えであれば、そのようなことはありえないということを申し添えておきます。うろこ氏のご好意で、ブログの記事はリーフレット形式で印刷・活用できるようになりました。拙文に対して、職場等で積極的に普及・活用したい旨の声もいただいています。この問題に対する認識は、「今後増加する」ことはあっても、減少することはありません。
(F氏がそのような卑劣な態度を取る方ではないと言うことは理解しているつもりですので、上記の仮定の失礼については、重ねてお詫びします)
(4)貴方たち管理職労組の理論・活動について賛同する立場のものではありませんが、F委員長、I副委員長が管理職労組に参加された経過は、いずみ問題を解決し、真に民主的な生協運動を求める善意の立場からであったと拝察しています。いずみ問題の原因や解決のあり方等、貴方たちと私の意見はおそらく異なるでしょうが、貴方たちお二人の動機が善意に基づくものであったことは疑っていません。であるからこそ、このような掲示板の問題で、貴方たちが「晩節を汚す」ことは大変残念に思います。
(5)なお、管理人氏(及び彼が演じた多くの「人物」)等が、一生協人の投稿動機を「掲示板つぶし」であるかのように誤解している節がありますので、この機会に少しだけ触れておきます。私の発言を詳細に検討していただければすぐ判明することですが、私は一度も掲示板の閉鎖等を求めていません。私が一貫して発言していたのは、事実に基づかない誹謗中傷行為やプライバシーの侵害、個人名を特定する悪罵等の禁止、及びそれらを「容易にさせる」原因でもある「ハンドルネームの多重使用」の禁止だけです。それを拒否するために管理人氏が多様な人物に成りすまして私に攻撃を仕掛け、最後にそのことが暴露される中で、今日の「完全事前検閲掲示板」となったのです。失礼ながら、管理人氏が自ら招いた事態というべきでしょう。
(6)最後になりますが、最近の掲示板をご覧になっているでしょうか。何よりも、いずみ問題の解決を求めて闘ってきた管理職労組の掲示板が「当時のいずみ」も及ばない言論統制をしているという、皮肉な事態がすべてを象徴しています。一日も早く問題が解決されることを期待します。
-------------以上、引用終了
この抗議文以外に、ホームページ・掲示板の運営改善等を求める意見はなく、F委員長声明が私の抗議文を受けて掲載されたことは明らかだと思います。
【 委員長声明後の変化 】
この委員長声明の後、例えば「許すな○○の悪代官」(○○は事業所名)等の、○○センター長に対する人権侵害投稿関連の投稿は徐々に削除されました。併せて、「みなとさん」が管理人名で行った「○○センターの事実を検証するために管理職労組が調査団を派遣することを期待」等の問題投稿も削除されました … この投稿は、「みなとさん」が事実の検証もできていない人権侵害投稿を掲げつづけた証拠ともなるからでしょう。
しかし、変化はごくわずかで、人権侵害等の証拠となるもの以外 ― 例えば掲示板初心者氏によって投稿された「いずみ問題を隠蔽する役員等は抹殺されるべき」等の退廃的投稿や、「大阪のやっさん」によるハンドルネーム多重使用投稿はその後も継続しました。9月(2006年)以降はホームページでの新聞記事無断使用もはじまりました。何よりも、管理人による言論統制は解除されることなく続いたのです。
あの委員長声明がF委員長自身の手で書かれ、問題投稿の削除がF委員長の判断で実施されているならば、同じような問題投稿の継続や、明白な著作権違反行為等も当然規制されていたはずです。委員長声明によって、ホームページ・掲示板に関わる事態は、少なくとも形式上は「委員長が認知」したことになっており、これらの投稿についてもF委員長の責任が問われざるをえないのですから。
私は、これまでの考察で、F委員長たちが掲示板にほとんど関わっていなかったこと、特に「掲示板を守る」ために「みなとさん」が女装までして奮闘している時期にも参加していないことを明らかにしました。そのような経過、及び上記のような委員長声明後の推移を考えるなら、この「委員長声明」も「みなとさん」の手によるものと考えるのが妥当のようです。ファックスを受け取ったF委員長から、「みなとさん」に何らかの連絡(例:あまり問題を大きくしないでほしい等)はあったのでしょうし、「みなとさん」も「善処する」程度の返答はしたのでしょうが、せいぜいその程度ということでしょう。
【 F委員長が関わりたくない理由 】
F委員長が「自らが代表を務める労働組合のホームページと掲示板」に「関わりたくない」理由は、この間の考察から以下のように推定できます。
1)「管理職労組」ホームページと名のっているが、実際には告発者を支援する活動のホームページ的なものであり、当初から「みなとさん」とumeken氏とで運営されていて、F委員長が関わることが無かった。「みなとさん」とF委員長の関係も、告発者と「みなとさん」との関係のようなものではなかったのではないかと思われます。
2)そもそも「管理職労組」自体が、ほとんど活動しない段階で告発者が去り、実態のないものであった。F委員長は、実態は告発者のための組織である「管理職労組」の責任者(おそらく形式上)を引き受けた挙句、置き去りにされたような形になったわけで、ホームページどころか「管理職労組」そのものに対して熱意を失っており、面倒な事は何もしたくないと考えていた。
3)自分自身が何の活動もしていないことから、掲示板で「多少の問題投稿」があったとしても大勢に影響はなく、それほど目くじらをたてることではないと思い込んでいた … あるいは思い込もうとしていた。自身が掲示板を見て、あのおぞましい状態を確認していなければ、この思い込みは頷けなくもありません。
このブログで何回か言及したことですが、私が知る限り、F委員長は自分自身の責任から逃げるような卑劣な人ではありません。彼の心情を察するならば、おそらく、告発者支援~「管理職労組」活動の挫折、及び結果としての「置き去り」状態から、厭世観とか現実からの逃避のようなものがあり、積極的関わりを放棄しているのではないでしょうか。
【 新たなメンバーが参加した意味 】
「管理職労組」活動の挫折について語ったついでに、「告発者が去った後に新しく三役メンバーに参加した二名」について触れておきます。彼らの内の一名については、2004年頃に「管理職労組」への組織活動(勧誘)らしきものをしていたとの情報があります。
2004年と言えば、告発者3名の内の2名が去り、umeken氏のみが残っていた時期です。おそらくこの段階でumeken氏が、「管理職労組」の活路を求めて彼らに接触し、彼らも自らの思惑からそれに参加したのでしょう。「大阪のやっさん」が「管理職労組」(というよりumeken氏?)と接点を持ったのもこの頃だと思われます。
私が入手した範囲で、信頼できると思われる情報によれば、「新しく参加した人物」は、自らの人脈で「組織活動」を行い、その際の「説得のポイント」は、かつての管理職(現在も職階上は管理職)で、現在は「部下なきワーカー」である職員を対象とした、「理事会の処遇に対する批判」及び「新人事制度が導入されれば、部下なき管理職の降格・減給となる」事に対する抵抗のよびかけ … とのことでした。
「大阪のやっさん」の話(私が入手した情報)によれば、「『管理職労組』は20名を組織した」とのことです … これは到底信じられない数ですが、話半分としても10名程度のメンバーが組織できた時期があったのかもしれません。しかし、このような活動も、2005年の早期には終了した模様です。なにより、2005年12月には、umeken氏もいずみを去りました。
彼らの「組織活動」の詳細が分からないため、詳しい分析はできませんが、「管理職労組」としての活動方針は2003年以降示されておらず、彼らが何らかの要求や見解を公表して学習・宣伝を行ったという事実はありません。個人的な説得を通じて、個別の不満を組織しただけでは、運動が前進できないことは自明であると思われます。
ともあれ、こうして「新しいメンバー」の活動も停止し、2005年以降、いずみ市民生協の中で「管理職労組」の活動は誰も知らない … という状況に至ります。その意味では、新たに参加した二名もまた、挫折を体験したと言うことなのでしょう。
彼らが、新三役メンバーとしてホームページに掲載されたのは2006年4月ですが、この時点では「管理職労組」は活動を完全に停止しており、彼らの「三役就任」は、労組としての体裁を整えるためのやむない処置(他にメンバーがいないので)と考えられます。
【 実体の無い「労組」が看板を掲げ続ける意味 】
それでは、F委員長及び他の「三役メンバー」は、抗議の声があることも知りながら、なぜ「実態のない労働組合の看板」を掲げつづけるのでしょうか。
第一に、「掲示板に言論統制を導入してでも、憂さ晴らしの場を守りたい」という「みなとさん」の意志に抗えないということが考えられます。神戸の地に居る「みなとさん」が頑強に抵抗したら、説得するだけの関係にないということでしょう。また、「みなとさん」も置き去りにされたと言う意味ではF委員長と同じ立場であり、そこから、あまり強くいえないということもあるかもしれません。
第二に、F委員長自身の中にも、「看板を降ろす」ことは、自分たちのしてきたことの完全なる破綻を意味する事から、せめてもの「抵抗」としてホームページを残したいという思いがあるのかもしれません。この点については次回にもう少し検討してみたいと思います。
第三に、形だけでも「管理職労組」という旗が無くなれば「告発者を支援した自分たちが不当な扱いを受ける」のではないか、といった危惧から看板が降ろせないということもありうることです。「いずみ問題」の発生から10年以上が経過し、告発者も相当以前にいずみを去りました。F委員長たちが、このような危惧を抱いているとしたら考えすぎと言うしかないのですが。
第四に、とりわけ「新メンバー」の中には、今後の新人事制度の展開に対して、自分たちの処遇が不利になることへの牽制効果の期待があるかもしれません。実際には、何の活動もしていない「管理職労組」の肩書きが何らかの力になることは考えられないことなのですが。
… 以上は、私の推測に過ぎないのですが、これが妥当か否かはさておき、「管理職労組」ホームページは、休止中の掲示板を抱え、2005年度活動カレンダーと2006年度活動方針以降なんの新しい情報もないままに、今日もその姿をさらしています。
「掲示板」を、いずみへの誹謗中傷攻撃の場として維持するために、「女装」や言論統制まで行った「みなとさん」は、ホームページに掲載されていた「みなと出版二十二」発行の「いずみ市民生協内部告発者への不当処分に対する損害賠償請求裁判の判決文」の宣伝(申し込み先は「みなと出版二十二」)や、「みなと出版二十二」へのリンクを消去し、「破廉恥掲示板」のURLから「minato」の文字を消すためにアドレスを「akatamanegi」に変えて姿を消しました。
(ついでに言えば、この事実が、「みなとさん」の悪行の動かぬ証拠でもあります。「みなとさん」が、自分の行いに恥じることがないならば、minato隠しを行う必要など無いはずです)
おそらく、「みなとさん」が復帰することはないでしょう。「みなとさん」は、掲示板の言論統制を導入(2006年)する際に、従来の投稿を隠し、あらためて設置する「閲覧の頁」に移すことを約束しましたが、これを行えば自らの悪行がすべて明らかになってしまうからです。
さて、このような状況の中で、間もなく2008年も終了しようとしています。次回のブログをこの「いったんのまとめ」の最終として、今後の問題について検討したいと考えます。
次回は、12月23日頃を予定しています。
前々回のブログで、F委員長たちが破廉恥掲示板とホームページでの「みなとさん」(みなと出版二十二の代表者と思われる人物)の反社会的行動を「放置」したことで、人権侵害投稿、事実の捏造や誹謗中傷投稿、労組掲示板にあるまじき批判者の抑圧や言論統制等々の「社会的迷惑」が発生したことを指摘しました。
F委員長たちは、これらの事態をなぜ「放置」したのでしょうか。結論(あくまで私の推定ではありますが)から言えば「彼らが掲示板・ホームページを見ていない」こと、及び「ホームページに関わる意志はないが、さりとて閉じる勇気もない」ことがその原因であると考えます。
まずは、「ホームページを見ていない」ということから検討します。
【 一生協人の抗議文とF委員長名の声明 】
前々回のブログ(11/30)でも取り上げたように、かつて「管理職労組」ホームページにF委員長名の声明文が掲載されたことがあります。2006年5月27日付けのこの声明には〝労組の内外を問わず、貴重なご意見をいただいていることに感謝し、今後の運動に反映させていただく〟と言う主旨が述べられていました。
これに先立って、私はF委員長宛てに以下の抗議文をファックスしています。
------- 以下F委員長に送信した抗議文 -----
F委員長殿
甚だ失礼ながら、以下の点について、率直に意見及び情報提供申し上げます。
(1)いま現在、管理職労組掲示板を巡って進行している諸問題をご存知でしょうか?ご存知でなければ、早急に現状の認識をお願いします。事態は、管理職労組の責任が問われるところまで来ています。
もし、管理職労組がどのような責任を問われるかが不明な場合は、下記の「うろこの『みんなの味方だ労働組合』論」(ブログ)をご覧いただいて、例えば私が寄稿している「名無し氏の人権侵害投稿と『管理職労組』」や「『管理職労組』掲示板の『新たな運営』がもたらすもの」を一読ください。
http://urokookoru.exblog.jp/
(2)また、改めて言うまでもないことですが、貴職がこの問題を認識されていなかったとしても、そのことで社会的責任を免れるものではありません。そして、時間が経過するほど、その責任が重くなるものであることもご理解ください。
(3)なお、甚だ失礼な言い方ですが、仮に、貴職が、この問題を「知らなかった」「時間がたてば収まる」とお考えであれば、そのようなことはありえないということを申し添えておきます。うろこ氏のご好意で、ブログの記事はリーフレット形式で印刷・活用できるようになりました。拙文に対して、職場等で積極的に普及・活用したい旨の声もいただいています。この問題に対する認識は、「今後増加する」ことはあっても、減少することはありません。
(F氏がそのような卑劣な態度を取る方ではないと言うことは理解しているつもりですので、上記の仮定の失礼については、重ねてお詫びします)
(4)貴方たち管理職労組の理論・活動について賛同する立場のものではありませんが、F委員長、I副委員長が管理職労組に参加された経過は、いずみ問題を解決し、真に民主的な生協運動を求める善意の立場からであったと拝察しています。いずみ問題の原因や解決のあり方等、貴方たちと私の意見はおそらく異なるでしょうが、貴方たちお二人の動機が善意に基づくものであったことは疑っていません。であるからこそ、このような掲示板の問題で、貴方たちが「晩節を汚す」ことは大変残念に思います。
(5)なお、管理人氏(及び彼が演じた多くの「人物」)等が、一生協人の投稿動機を「掲示板つぶし」であるかのように誤解している節がありますので、この機会に少しだけ触れておきます。私の発言を詳細に検討していただければすぐ判明することですが、私は一度も掲示板の閉鎖等を求めていません。私が一貫して発言していたのは、事実に基づかない誹謗中傷行為やプライバシーの侵害、個人名を特定する悪罵等の禁止、及びそれらを「容易にさせる」原因でもある「ハンドルネームの多重使用」の禁止だけです。それを拒否するために管理人氏が多様な人物に成りすまして私に攻撃を仕掛け、最後にそのことが暴露される中で、今日の「完全事前検閲掲示板」となったのです。失礼ながら、管理人氏が自ら招いた事態というべきでしょう。
(6)最後になりますが、最近の掲示板をご覧になっているでしょうか。何よりも、いずみ問題の解決を求めて闘ってきた管理職労組の掲示板が「当時のいずみ」も及ばない言論統制をしているという、皮肉な事態がすべてを象徴しています。一日も早く問題が解決されることを期待します。
-------------以上、引用終了
この抗議文以外に、ホームページ・掲示板の運営改善等を求める意見はなく、F委員長声明が私の抗議文を受けて掲載されたことは明らかだと思います。
【 委員長声明後の変化 】
この委員長声明の後、例えば「許すな○○の悪代官」(○○は事業所名)等の、○○センター長に対する人権侵害投稿関連の投稿は徐々に削除されました。併せて、「みなとさん」が管理人名で行った「○○センターの事実を検証するために管理職労組が調査団を派遣することを期待」等の問題投稿も削除されました … この投稿は、「みなとさん」が事実の検証もできていない人権侵害投稿を掲げつづけた証拠ともなるからでしょう。
しかし、変化はごくわずかで、人権侵害等の証拠となるもの以外 ― 例えば掲示板初心者氏によって投稿された「いずみ問題を隠蔽する役員等は抹殺されるべき」等の退廃的投稿や、「大阪のやっさん」によるハンドルネーム多重使用投稿はその後も継続しました。9月(2006年)以降はホームページでの新聞記事無断使用もはじまりました。何よりも、管理人による言論統制は解除されることなく続いたのです。
あの委員長声明がF委員長自身の手で書かれ、問題投稿の削除がF委員長の判断で実施されているならば、同じような問題投稿の継続や、明白な著作権違反行為等も当然規制されていたはずです。委員長声明によって、ホームページ・掲示板に関わる事態は、少なくとも形式上は「委員長が認知」したことになっており、これらの投稿についてもF委員長の責任が問われざるをえないのですから。
私は、これまでの考察で、F委員長たちが掲示板にほとんど関わっていなかったこと、特に「掲示板を守る」ために「みなとさん」が女装までして奮闘している時期にも参加していないことを明らかにしました。そのような経過、及び上記のような委員長声明後の推移を考えるなら、この「委員長声明」も「みなとさん」の手によるものと考えるのが妥当のようです。ファックスを受け取ったF委員長から、「みなとさん」に何らかの連絡(例:あまり問題を大きくしないでほしい等)はあったのでしょうし、「みなとさん」も「善処する」程度の返答はしたのでしょうが、せいぜいその程度ということでしょう。
【 F委員長が関わりたくない理由 】
F委員長が「自らが代表を務める労働組合のホームページと掲示板」に「関わりたくない」理由は、この間の考察から以下のように推定できます。
1)「管理職労組」ホームページと名のっているが、実際には告発者を支援する活動のホームページ的なものであり、当初から「みなとさん」とumeken氏とで運営されていて、F委員長が関わることが無かった。「みなとさん」とF委員長の関係も、告発者と「みなとさん」との関係のようなものではなかったのではないかと思われます。
2)そもそも「管理職労組」自体が、ほとんど活動しない段階で告発者が去り、実態のないものであった。F委員長は、実態は告発者のための組織である「管理職労組」の責任者(おそらく形式上)を引き受けた挙句、置き去りにされたような形になったわけで、ホームページどころか「管理職労組」そのものに対して熱意を失っており、面倒な事は何もしたくないと考えていた。
3)自分自身が何の活動もしていないことから、掲示板で「多少の問題投稿」があったとしても大勢に影響はなく、それほど目くじらをたてることではないと思い込んでいた … あるいは思い込もうとしていた。自身が掲示板を見て、あのおぞましい状態を確認していなければ、この思い込みは頷けなくもありません。
このブログで何回か言及したことですが、私が知る限り、F委員長は自分自身の責任から逃げるような卑劣な人ではありません。彼の心情を察するならば、おそらく、告発者支援~「管理職労組」活動の挫折、及び結果としての「置き去り」状態から、厭世観とか現実からの逃避のようなものがあり、積極的関わりを放棄しているのではないでしょうか。
【 新たなメンバーが参加した意味 】
「管理職労組」活動の挫折について語ったついでに、「告発者が去った後に新しく三役メンバーに参加した二名」について触れておきます。彼らの内の一名については、2004年頃に「管理職労組」への組織活動(勧誘)らしきものをしていたとの情報があります。
2004年と言えば、告発者3名の内の2名が去り、umeken氏のみが残っていた時期です。おそらくこの段階でumeken氏が、「管理職労組」の活路を求めて彼らに接触し、彼らも自らの思惑からそれに参加したのでしょう。「大阪のやっさん」が「管理職労組」(というよりumeken氏?)と接点を持ったのもこの頃だと思われます。
私が入手した範囲で、信頼できると思われる情報によれば、「新しく参加した人物」は、自らの人脈で「組織活動」を行い、その際の「説得のポイント」は、かつての管理職(現在も職階上は管理職)で、現在は「部下なきワーカー」である職員を対象とした、「理事会の処遇に対する批判」及び「新人事制度が導入されれば、部下なき管理職の降格・減給となる」事に対する抵抗のよびかけ … とのことでした。
「大阪のやっさん」の話(私が入手した情報)によれば、「『管理職労組』は20名を組織した」とのことです … これは到底信じられない数ですが、話半分としても10名程度のメンバーが組織できた時期があったのかもしれません。しかし、このような活動も、2005年の早期には終了した模様です。なにより、2005年12月には、umeken氏もいずみを去りました。
彼らの「組織活動」の詳細が分からないため、詳しい分析はできませんが、「管理職労組」としての活動方針は2003年以降示されておらず、彼らが何らかの要求や見解を公表して学習・宣伝を行ったという事実はありません。個人的な説得を通じて、個別の不満を組織しただけでは、運動が前進できないことは自明であると思われます。
ともあれ、こうして「新しいメンバー」の活動も停止し、2005年以降、いずみ市民生協の中で「管理職労組」の活動は誰も知らない … という状況に至ります。その意味では、新たに参加した二名もまた、挫折を体験したと言うことなのでしょう。
彼らが、新三役メンバーとしてホームページに掲載されたのは2006年4月ですが、この時点では「管理職労組」は活動を完全に停止しており、彼らの「三役就任」は、労組としての体裁を整えるためのやむない処置(他にメンバーがいないので)と考えられます。
【 実体の無い「労組」が看板を掲げ続ける意味 】
それでは、F委員長及び他の「三役メンバー」は、抗議の声があることも知りながら、なぜ「実態のない労働組合の看板」を掲げつづけるのでしょうか。
第一に、「掲示板に言論統制を導入してでも、憂さ晴らしの場を守りたい」という「みなとさん」の意志に抗えないということが考えられます。神戸の地に居る「みなとさん」が頑強に抵抗したら、説得するだけの関係にないということでしょう。また、「みなとさん」も置き去りにされたと言う意味ではF委員長と同じ立場であり、そこから、あまり強くいえないということもあるかもしれません。
第二に、F委員長自身の中にも、「看板を降ろす」ことは、自分たちのしてきたことの完全なる破綻を意味する事から、せめてもの「抵抗」としてホームページを残したいという思いがあるのかもしれません。この点については次回にもう少し検討してみたいと思います。
第三に、形だけでも「管理職労組」という旗が無くなれば「告発者を支援した自分たちが不当な扱いを受ける」のではないか、といった危惧から看板が降ろせないということもありうることです。「いずみ問題」の発生から10年以上が経過し、告発者も相当以前にいずみを去りました。F委員長たちが、このような危惧を抱いているとしたら考えすぎと言うしかないのですが。
第四に、とりわけ「新メンバー」の中には、今後の新人事制度の展開に対して、自分たちの処遇が不利になることへの牽制効果の期待があるかもしれません。実際には、何の活動もしていない「管理職労組」の肩書きが何らかの力になることは考えられないことなのですが。
… 以上は、私の推測に過ぎないのですが、これが妥当か否かはさておき、「管理職労組」ホームページは、休止中の掲示板を抱え、2005年度活動カレンダーと2006年度活動方針以降なんの新しい情報もないままに、今日もその姿をさらしています。
「掲示板」を、いずみへの誹謗中傷攻撃の場として維持するために、「女装」や言論統制まで行った「みなとさん」は、ホームページに掲載されていた「みなと出版二十二」発行の「いずみ市民生協内部告発者への不当処分に対する損害賠償請求裁判の判決文」の宣伝(申し込み先は「みなと出版二十二」)や、「みなと出版二十二」へのリンクを消去し、「破廉恥掲示板」のURLから「minato」の文字を消すためにアドレスを「akatamanegi」に変えて姿を消しました。
(ついでに言えば、この事実が、「みなとさん」の悪行の動かぬ証拠でもあります。「みなとさん」が、自分の行いに恥じることがないならば、minato隠しを行う必要など無いはずです)
おそらく、「みなとさん」が復帰することはないでしょう。「みなとさん」は、掲示板の言論統制を導入(2006年)する際に、従来の投稿を隠し、あらためて設置する「閲覧の頁」に移すことを約束しましたが、これを行えば自らの悪行がすべて明らかになってしまうからです。
さて、このような状況の中で、間もなく2008年も終了しようとしています。次回のブログをこの「いったんのまとめ」の最終として、今後の問題について検討したいと考えます。
次回は、12月23日頃を予定しています。