木村聖子

倶知安町議会議員3期目

3月定例会

2018年03月22日 | 議会活動

投稿が滞りまして申し訳ありません。3月定例会前から常任委員会等の出席や予算書の読み込みなど続き、余裕がありませんでした。

3月5日開会、20日に閉会した3月の定例会。
初日もハードでしたが、最終日である審議は濃く、重たい内容となりました。

初日に、町長が自身の給与減額条例を提出しましたが、総務常任委員会に付託され、内容を審査することになりました。
また最終日には、議員から議員報酬を減額する議員提案がありました。

◯町長給与減額の条例改正内容
 「国際会議場建設中止、中核施設建設中止など一連の責任を感じ・・・」
 町長提案:給与10% 1か月の減額 ⇒ 議会修正案 5か月 
  ・審査結果=「1か月では軽すぎる」として、期間を5か月に修正した内容を提出しました。
  ・議決結果= 賛成多数で可決。 賛成12(木村)、反対3

◯議会報酬減額の条例改正を議員提案
 国際会議場建設に伴う審査過程の責任を認識し、報酬10% 1か月減額する議員提案を提出。
  ・議決結果=賛成多数で可決。  賛成7(木村)、反対6、退出2 
  
観光中核施設建設の不落による中止からはじまり、国際会議場建設の事業者辞退による事業断念という一連の騒動の責任を取る形で、町長の給与減額、そして議会の報酬減額、議長に対する自重を求める決議文を可決するという結果になってしまいました。

今定例会は平成30年度の予算審議をするという重要な定例会でもありましたが、後始末の議論をせざるを得なかったことは、議員の一人としてとても残念に思います。

「何に対して責任を負うのか?責任を負う基準は何か?町が失敗をしたら議員は責任をとらなければならないのか?等・・・」議員個々の考えがありますが、町民感情、町民目線で考えると今回は減給という形で町民に示す必要があると私は考えました。


◯副町長2人目の選任を同意
 西江町長は昨年、辞任された窪田前副町長の後任に 新幹線まちづくり課の熊谷課長を選任しました。
 これでまた副町長2人体制となりましたが、あらためてこの町での2人制の意義を問いたい。
 それが分かるのはもう少し先でしょうか・・・


 ◆予算について簡単に触れます。
 6日~9日まで平成30年度予算審査特別委員会が行われ、次年度予算の審査を行いました。

■主な歳入
・町税 :昨年度比4.5%増(1億661万円増)の24億6,215万円
・地方交付税 :2.6%減の20億8,600万円
・起債 :5億5,050万円
・基金繰入 :財政健全化基金 3億円7,000万円

ふるさと納税についても毎年少しづつ伸びています。
平成29年度予算3000万⇒期末見込み4,700万円ということで平成30年度予算は4,000万円を計上。 

■歳出  
基本的に昨年度と同様の編成ですが、新しい事業としては、
2年後の小学校3・4年生の英語教科化を見越し、前倒しで行うものです。
英語専科教師を事業委託して行う予定です。

・小学校英語教育事業:1,763万円

私は教育環境の充実、また英語力を高める授業を推進します。
現在、高校にグローバル科ないし国際バカロレア導入ができないか有志で研究会を重ねています。
わが町の特性を生かした英語教育を是非子どもたちに。


 

コメント
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