12月7日開会、12月14日~16日一般質問、17日審議。
私は、15日の2番目に一般質問をさせていただきました。
今回の質問は、
1「農業担い手支援策について」
①来年度に向けて町としての農業支援策はどうのようになっていますか。
②「まち・ひと・しごと」マッチングプランとの連携はどのように進んでいますか。
2「企業の誘致について」
①大規模な空店舗や空き地に、町独自で運営するのは厳しい温泉やレジャー施設などの屋内でくつろげる楽しめる施設の誘致をしてはいかがでしょうか。
②駅横の町所有駐車場が冬期閉鎖されていますが民間企業と協力してはどうでしょうか。
<質問要旨です>
1)農業は観光と並ぶわが町の基幹産業です。
道内でも深刻化している後継者不足・高齢者化はわが町も同じく、平成24年~平成27年にかけて減少した農業人口は95名、戸数にして9戸です。たった3年間でこの数字です。
倶知安町には冬に沢山の方がスノーリゾート関係で働くために来られます。もちろんスキーやスノーボードがしたいという理由でこの地を選ぶ方が多いです。人やこの地の雰囲気に魅了されて、雪が解けたグリーンシーズンも居残る方が多いのも事実。農業に興味を持っている方も確立的に高いです。
しかし、農業は技術はもちろんですが周辺環境・資金面においても一朝一夕でできるものではないので、町として知識・技術・経験を積む場となる研修センターなど新規就農者を育てる具体的支援策が必要と考えます。
後継者がいない農家さんにとっても新たな人へ引き継げることが、今まで育ててきた農地を無駄にすることがなく、わが町にとっても基幹産業の持続につながります。
マッチングプランは後志振興局が観光・農業・商工・介護系など各分野での人手不足を夏と冬の雇用を少しでも均一になるようにし(通年雇用)、この地域の定住人口につながるように働きかけています。連携を推し進めて実現にこぎつけて頂ければ、冬期の雇用に苦労されている各企業さんの一助になりえると思います。
TPP対策として、農林水産省では人材力強化を進めるプランもだされるようなので、わが町としてプランを積極的に提示して、国からの支援を獲得してはいかがでしょうか。
2)わが町にないが、町民誰もが望んでいる施設で民間企業にできるものがいくつかあります。冬期は特に室内に閉じこもり気味になります。スーパー銭湯やレジャー施設などがあれば、町民や観光できた長期滞在者なども寛げる場所になるかと思います。給食センターや統合保育所の新設がすでにきまっているわが町にとっては、引き続き公設建物を建築するのは財政的に非常に厳しい状態ですから、税や水道料金を優遇したメリットを出してでも、自前で作るよりは現実的と考えます。ここは町長のトップセールスで民間企業に積極的にPRしてはいかがでしょうか。
また、駅横の駐車場閉鎖について、物理的に敷地が狭くて除雪が大変なのは理解できますが、道路事情が悪くなる冬だからこそ、JRで小樽や札幌に行かれる方が増えます。郊外から車できても駐車するところがなければ大変困ります。冬はハイヤーを呼んでもいつ来るか分かりません。料金を支払ってでも駐車できればと思います。
JRや近隣の民間駐車場と提携する、コインパーキングを誘致するなど検討してみてはいかがでしょうか。
★☆★まもなく、クリスマスですね。
倶知安のぶどう畑のツルで作ったリースを頂いたので、家にあったリボンとオーナメントで即席クリスマスリースを作成してみました。飾り付けのセンスはあまりないですが・・・
メリークリスマス!★☆★