一夜限りの花?「小待宵草(コマツヨイグサ)」…家で観察。

2021-10-20 13:03:32 | 花や風景など
夕暮れ(宵)を待って咲くので「待宵草」の仲間だそうです。
夏から秋に黄色い花が夕方に開き翌日にしぼむ。しぼんだ花は赤くなる。≫とのこと。

また、外来生物法で要注意外来種に指定されているらしいので、
採ってきて見るだけ、増やしません!けど…
そんなに「迷惑な花」なのか?
「可愛い花」にはドクがあるのか?
「増えすぎて困る」ほどの花なのか?

では、経過報告。

10/19の夕暮れに、中部電力の鉄塔の下のコンクリートの隙間に
可愛い黄色の花が一輪咲いていました。
他にも咲いていないかと周りを見渡したけれど、これ一輪のみ。
誰かが育てているというような場所ではないので、多分雑草扱い…かな。
帰りにお持ち帰りし、17時40分頃撮影
  まだ咲き始めかな、少しシワシワ

  これは先に萎んでた花
(多分、2・3日前には咲いていたと思われる)
 〇の部分が「果実」らしい

 20時30分撮影
花びらのしわも取れて綺麗です、今が一番可愛いくて可憐…
もっとたくさん咲いていたらいいのになぁと欲が出てきました(笑)。
(※鳥取砂丘辺りでは、この花が増えることにより「緑化」されるので、
除去しないと景観が壊れてしまうのだそう…)

 一株の全長、こんなかんじ
横に延びていくようで、匍匐(ほふく)性と呼ぶようです。
さて、日も変わり0時過ぎ
  萎みかけてきました

翌朝、
  赤く萎んじゃいました
ほんとうに、「一夜の花」でした、、、

 
【雑草の花図鑑】より『マツヨイグサのなかま大集合』
~夕暮れ (宵) を待って咲くので「待宵草」。 朝にはしぼむ一夜の花です。
このなかまの故郷はアメリカ大陸で、園芸植物として日本に連れてこられて野生化しました。
若いうちは地べたに葉を広げ、育つと茎が伸びて月の光の中で淡黄色の花を咲かせます。
花びらは4 枚。その下側の柄のように見える部分は、細くて長い花の筒で、甘い蜜をためています。
闇の中で花は甘く香り、 闇を飛び回る蛾のお客さんたちを誘って実を結びます。~

ワタシにはどうしても迷惑な花には見えなくて、
でも「一夜の花」というのもなんだか寂しいし、
もしどこかで見かけたら、そっと見守ることにいたします…

ではまた

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