南山城村「高尾地区観光ツアー」、その3 巨岩奇岩神様仏様…②

2021-05-08 12:50:18 | 南山城村へ行ったよ
「春日神社」を後にして、再び府道に戻り今度は仏様に会いに行きます…
今までの工程図はおおむねこんな感じ

では、高尾地区のほとんどの世帯が「檀家」さんであるという
地蔵寺」(真言宗豊山派)です。

 
お寺の石碑が影になってしまって読みにくいので右側の「役行者堂」と「六地蔵」さまと一緒に…
このお地蔵さまたちは、室町時代~江戸時代の作だそうです。
境内の左側には「元保育所」もそのまま残っています。(現在使われていません)
「本堂」は弘化4年(1847年)に建立されたとのこと。
「境内」に入ります
   
ほぼ「全景」と「扁額」、「手水の龍さん」と「古い瓦?」
そして、注目「地蔵寺 十三重の石塔
   
説明版より
≪総高約390cmで花崗岩製。基礎の一面に五行の銘文が刻まれているが、
建武参丙子二月十七日」という記年銘のみ判読できる。南北朝時代の造立である。
本堂と庫裡の間にあった池を埋める時に五輪塔と十三重塔の残欠が発見され、
塔の残り屋根石、塔身、相輪を高尾区民の浄財を得て平成元年12月3日に約650年ぶりに再建された。≫
※建武3年:南北朝時代/1336年
京都府下では5番目の古さとか、歴史ある場所であり「塔」であることが伺えます。

仏様に別れを告げ、しばし茶畑三昧
  野辺の花々と茶畑

  新芽も続々と
谷の合間から覗く茶畑と山並み…
  民家のネコとツツジ
ゆったりまったりエエ感じです(笑)。

さて、後半は高尾地区も北側辺りに進むことにします。


再び府道82号線(上野南山城線)へ出て北上、その途中山側に
「春日神社」に祀られていた神様が1年に一度秋祭りの時、
遊びに行くところが「お旅所(オタビショ)」と呼ばれ、
ここに鎮座するのが「お旅所の大石
  
秋になるとお忍びで遊びに来る神さん、お目にかかってみたいものです(笑)。

ほんの少し進むと「日の出の滝」があり、
ここでは住民の方々による季節の花をプランターに見ることが出来ます。
高尾の台地から流れ出る「滝」です、この向い側(ダム湖東側)のダイナミックな景色も素晴らしい
今回は車の中からしか撮影しなかったので、過去写真から~~
  2020/8/16 撮影、夏の景色

 2021/2/13 撮影、冬の景色
ダム湖の水位を見てください、夏と冬のこの差!です
  2021/5/4 撮影、春の景色
(このダム湖は再掲、ちょっと場所違いですけど…
いかによく来てるか、バレバレですけどこの道とこの場所が なんですね

では、ここらで再び休憩に入って、
次回は高尾観光ツアーラストスパート!
「三丈権現社(サンジョウゴンゲンシャ)」(ここにも巨岩が待ってます)、そして「圧巻の茶畑」などご案内します。

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