南山城村野殿(ノドノ)の「六所神社」(京都府登録有形文化財)へ その2(福常寺と共に)

2021-08-10 12:38:04 | 南山城村へ行ったよ
 (再掲)
ここは、「野殿」。
南山城村の全体図を復習すると
 野殿の周りを童仙房が囲い込んでるような所ですね、
野殿を抜ければ、再び童仙房、その謎は…

道標の多い「三差路」、目的をもって進みたい所、
あっちこっち、(ワタシは)どっちに行きたいの?
  
3枚目の「不動の滝」の案内のある三差路を左に行くとすぐに、
消防団詰所・野殿区公民館、その隣に
 
【真言宗智山派「千宝山・福常寺」】
南山城村観光HPから
≪南山城村は柳生氏と深いつながりがあります。とくに野殿はそうです。
野殿氏は、柳生藩の家老職を務める重臣で、野殿村を領地として与えられ、
柳生藩江戸詰家老も務めるほど信頼が厚かったのです。≫
≪境内の宝篋印塔(ホウキョウイントウ)に永禄2(1559)年の銘があるので、
遅くとも室町時代には存在したことになる≫とのこと。
この高原地帯の野殿では、室町時代には「寺」があった、ということです。

本堂の裏手に回ると巨木が見え傍に石碑、
  「京都の自然200ヒノキ
1枚には収まらず分割です 。野殿の歴史を見てきた大木ですね。

このお寺の向いには
 「六所神社」はこっち

やっとのことで目的地に着きそうな予感
🚙は公民館敷地内の邪魔にならないところに停め、歩いて行くことに。
というのも、🚙で突っ込んでもいいものかどうかわからない時は、まず「下見」。
この「下見」が初めての場所ではとても大切。
万が一突っ込んでしまって、にっちもさっちも行かなくなる!ことだけは避けたいので…

歩いて正解!でした。
こんな子たちに会えましたから~~

番犬には見事吠えられ続けましたが 、この子たちは寄ってきてくれたので
獣害対策柵に人間が囲まれている雰囲気の狭い農道を歩くこと2・3分、

 まさに「鎮守の杜」。

六所神社(野殿)

   急に厳かな気分
森林セラピー感満載 、勧請縄も健在、
綺麗に管理された杉の林、真っ直ぐな参道を進みます
 第二の鳥居が見え、
ここからでも「茅葺の拝殿」、その後ろに「本殿覆屋(オオイヤ)」でしょうか…
  

 手水舎の水は清らかなる水、とても冷たし

   拝殿の茅葺
なるほど、茅葺ってこんな風に層になって造られているんだ…
身近で、しかも下から見て、これが代々受け継がれている「茅葺拝殿」。
   
「本殿」を覆っている屋根も「茅葺」です。
 「摂社」並ぶ覆屋

「六所神社」の祭神さま

この神社は何と言っても
茅葺き屋根の社が特徴です。現在では稀になった景観です。
建立は江戸時代の1752(宝暦2)年で、
1983(昭和58)年に京都府登録有形文化財に指定されています。≫(南山城村観光HPより)

『茅葺の社』、昔ながらのいい建物を見ることができて、ここに来て良かったなと…
受け継いでいくことは並大抵ではないと思いますが、心から応援させていただきたいなと…
そのためには、私的にですがお伝えすることも大事かな、と…

参道を戻る時のこの木々の霊気、私的に静かなるパワースポットです。
  
この神社の杜も「京都の自然200選」。

鳥居横には「御神木」
  
倒れた御神木横には、後継御神木もちゃんと控えておりました、(安心)。
※南山城村観光案内のHPでは、2本の御神木が健在な時の写真が掲載されています、
この御神木が倒れたのは、そう遠くない時期に台風か何かで命尽きたのかな??

 見送られて車に戻ります

帰り道は、先の「東海自然歩道案内板」の地図にあった「赤い道」。
「国道163号線」まで林道を下ります。
これがなかなか地図通り(当たり前ですが)の極道
でも、景色はサイコー

つづきます~

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